天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

坂東玉三郎 初春特別舞踊公演

2014-01-03 22:01:32 | 観劇
難波はえらい人!商店街から松竹座にたどり着けないという危機感を感じるほどでした。





そう、本日は松竹座で玉様の舞踊歌舞伎です。
シネマ歌舞伎でしか見ることができなかった初☆玉様。
日舞学習者としては勉強せねばなりません。


ムリー!!!!


【演目】

一、村松風二人汐汲(むらのまつかぜににんしおくみ)

二、操り三番叟(あやつりさんばそう)

三、二人藤娘(ににんふじむすめ)

四、於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)
心中翌の噂
「お染の七役」より

汐汲と藤娘は玉三郎さんと七之助さんがこの世ならぬものとして舞います。
いやあ、ほんまムリ。私とおんなじ日舞とは思えない。比べるのも失礼すぎる。
昨日初日で二日目なのもあり、まだ揃っていない箇所もあるんですが二人の動きがシンクロしたときはまさにこの世のものではありませぬ。
今回、不安を覚えイヤホンガイドを借りたのですが、これは重宝。耳元での解説がなかったら何がなんだか分からなかったことでしょう。着物の柄まで説明してくれて、なんて親切なんだ!
三番叟は猿弥さんがコミカルでステキ。イヤホンガイドでは、くまモン呼ばわりでした。正月からめでたい、めだたい。
この上、三つは関西が舞台(という設定)で、最後のが元々は大坂が舞台だったけれど江戸に渡った芝居だそうです。これも舞踊劇。七之助さんが早替りで魅せます。
そして、最後に「土手のお六」で出てくるのが玉三郎さん。おお、かっこいい!!

で、最後の最後に口上です。
ここで明かされる事実。
実は玉三郎さん、風邪から声がでなくなっているそう。
マイクを持っての口上。
声が戻るまではお詫びに手ぬぐいをまきます、とおっしゃって舞台から急遽の手ぬぐいまき。
うわ~っ、いいなあ一階の方!
玉様曰く「不謹慎ですが、忠臣蔵やふるアメリカの袖はぬらさじでなく舞踊公演でよかったと…」場内爆笑。
玉様でも風邪をお召しになるんですねえ~。休演にならなくてよかった、よかった。
早く喉の調子がよくなりますように!
今回は昼夜なく一日一回公演なので早々全席売り切れになっています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする