文楽の補助金削減決定の報を受けてのいろんな受け止め方に切なくなったり憤ったりしておりましたが、人形遣い清十郎さんのブログを見て、そうかやっぱりこれはすごいことやったんやと気を持ち直した次第。
豊松清十郎、焦らず、怠けず、諦めず 「初春公演御礼「総力を挙げて取り組みます」」
文楽劇場開場30年で一番の大入り☆これは喜ばしいことですよね!30周年がこのようなスタートになったことは幸先がいい!
ほんで、昨夜、咲くやこの花賞受賞者による以下の興行に行ってまいりました。
~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~
咲くやこの花コレクション
グランフロント大阪・ナレッジシアター公演
落楽 文楽人形裏表噺
文楽人形と落語のコラボレーションvol.3
【落語】
笑福亭喬介 「時うどん」 後半のうどん屋がまずくないので常識人としての突っ込みが冴える(笑)!
桂かい枝 「堪忍袋」 おかみさんの厭味ったらしい言い方がおもろい!
内海英華 女道楽 四天王の出囃子なんかを。相変わらずお美しい。
文楽 「伊達娘恋緋鹿子」~火の見櫓の段
豊竹靖大夫 鶴澤清丈' 鶴澤清公
吉田一輔 吉田蓑紫郎 吉田玉翔 吉田蓑次
落楽 文楽人形裏表噺
作・監修 小佐田定雄 作 くまざわあかね
~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~
咲くやこの花賞とは、
創造的で奨励に値する芸術文化活動を通して、大阪文化の振興に貢献し、かつ将来の大阪文化を担うべき人材(個人または団体)に対し、大阪市が昭和58年度から贈呈している「咲くやこの花賞」。
「美術」「音楽」「演劇・舞踊」「大衆芸能」「文芸その他」の5部門からなり、受賞者は毎年5名以内で、概ね40歳以下となっています。
これまでの受賞者
張り切って発売すぐにチケットを買いに行ったれば一番前…。しかも床と反対。
振り返って体ねじって床を見ないと行けなかったので今回は前方の人形に集中。おそらく、文楽劇場の最前列より近かったかも!
火の見櫓の段は前回もミニ公演だったので、今度は長く見たいものです。
さて、後半はお持ちかね、新作&書き下ろしの文楽×落語のコラボ企画。
かい枝さんが文楽の初心者向け解説をするんですが、舞台に人形遣いさんと人形も登場しました。
当然、人形はしゃべりませんからかい枝さんのひとり喋り。覚えるのは大変、しかも(今のところ)上演は一回こっきり…。
これがもう面白くて。解説って笑う部分がないんですけど、小噺入れていくと立体的になるんですねえ。
一輔さん操るお嬢さんも生き生きしているし、ツメ人形のツメ助くん(だったかな)ものりのりで落語を披露する始末。
本舞台ではクールな一輔さんの口元もかい枝さんの喋りによって思わず「フフフ」。
挙句、お嬢さんは英華さんの「祇園小唄」「阿波踊り」に合わせて踊り、しまいにはAKBの「フライングゲット」まで!
もう、かわいいのなんのって。…一輔さんも覚えはったんですねえ(いや、もしや普段からカラオケでの十八番なんてことは…)。
笑いすぎて出た涙が会場の反応とともに感激の涙になりましたよ、いやもう、マジで。
会場も「おぉ~」という感じで乗せる乗せる。
かい枝さんは「英語でもしたい」とおっしゃっていましたが、日本語でも沢山再演していただければ!
こういうのはファンサービスみたいな感じで楽しいですし、はじめて見る方にも分かりやすく面白い。
次回、大阪での本公演は四月で、二月が東京ですが、三月はあちこちで初心者向けのミニ公演(しかも、大半は無料)がありますので、ぜひ機会がありましたら。
ピックアップ>>
2014年2月27日(木)開演 第1回 12:00 第2回 15:00
文楽劇場小ホール
文楽、始めよう!~文楽の解説とミニ公演~
事前申し込みが必要です。http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/bunraku_s/20131/3086.html
2014年3月19日(水) 19:00
ピッコロシアター文化セミナー〈83〉文楽人形遣い・桐竹勘十郎さんに聞く「魅力あふれる文楽の世界」
事前申し込みが必要です。http://hyogo-arts.or.jp/piccolo/event/detail/?id=83
豊松清十郎、焦らず、怠けず、諦めず 「初春公演御礼「総力を挙げて取り組みます」」
文楽劇場開場30年で一番の大入り☆これは喜ばしいことですよね!30周年がこのようなスタートになったことは幸先がいい!
ほんで、昨夜、咲くやこの花賞受賞者による以下の興行に行ってまいりました。
~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~
咲くやこの花コレクション
グランフロント大阪・ナレッジシアター公演
落楽 文楽人形裏表噺
文楽人形と落語のコラボレーションvol.3
【落語】
笑福亭喬介 「時うどん」 後半のうどん屋がまずくないので常識人としての突っ込みが冴える(笑)!
桂かい枝 「堪忍袋」 おかみさんの厭味ったらしい言い方がおもろい!
内海英華 女道楽 四天王の出囃子なんかを。相変わらずお美しい。
文楽 「伊達娘恋緋鹿子」~火の見櫓の段
豊竹靖大夫 鶴澤清丈' 鶴澤清公
吉田一輔 吉田蓑紫郎 吉田玉翔 吉田蓑次
落楽 文楽人形裏表噺
作・監修 小佐田定雄 作 くまざわあかね
~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~
咲くやこの花賞とは、
創造的で奨励に値する芸術文化活動を通して、大阪文化の振興に貢献し、かつ将来の大阪文化を担うべき人材(個人または団体)に対し、大阪市が昭和58年度から贈呈している「咲くやこの花賞」。
「美術」「音楽」「演劇・舞踊」「大衆芸能」「文芸その他」の5部門からなり、受賞者は毎年5名以内で、概ね40歳以下となっています。
これまでの受賞者
張り切って発売すぐにチケットを買いに行ったれば一番前…。しかも床と反対。
振り返って体ねじって床を見ないと行けなかったので今回は前方の人形に集中。おそらく、文楽劇場の最前列より近かったかも!
火の見櫓の段は前回もミニ公演だったので、今度は長く見たいものです。
さて、後半はお持ちかね、新作&書き下ろしの文楽×落語のコラボ企画。
かい枝さんが文楽の初心者向け解説をするんですが、舞台に人形遣いさんと人形も登場しました。
当然、人形はしゃべりませんからかい枝さんのひとり喋り。覚えるのは大変、しかも(今のところ)上演は一回こっきり…。
これがもう面白くて。解説って笑う部分がないんですけど、小噺入れていくと立体的になるんですねえ。
一輔さん操るお嬢さんも生き生きしているし、ツメ人形のツメ助くん(だったかな)ものりのりで落語を披露する始末。
本舞台ではクールな一輔さんの口元もかい枝さんの喋りによって思わず「フフフ」。
挙句、お嬢さんは英華さんの「祇園小唄」「阿波踊り」に合わせて踊り、しまいにはAKBの「フライングゲット」まで!
もう、かわいいのなんのって。…一輔さんも覚えはったんですねえ(いや、もしや普段からカラオケでの十八番なんてことは…)。
笑いすぎて出た涙が会場の反応とともに感激の涙になりましたよ、いやもう、マジで。
会場も「おぉ~」という感じで乗せる乗せる。
かい枝さんは「英語でもしたい」とおっしゃっていましたが、日本語でも沢山再演していただければ!
こういうのはファンサービスみたいな感じで楽しいですし、はじめて見る方にも分かりやすく面白い。
次回、大阪での本公演は四月で、二月が東京ですが、三月はあちこちで初心者向けのミニ公演(しかも、大半は無料)がありますので、ぜひ機会がありましたら。
ピックアップ>>
2014年2月27日(木)開演 第1回 12:00 第2回 15:00
文楽劇場小ホール
文楽、始めよう!~文楽の解説とミニ公演~
事前申し込みが必要です。http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/bunraku_s/20131/3086.html
2014年3月19日(水) 19:00
ピッコロシアター文化セミナー〈83〉文楽人形遣い・桐竹勘十郎さんに聞く「魅力あふれる文楽の世界」
事前申し込みが必要です。http://hyogo-arts.or.jp/piccolo/event/detail/?id=83