天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

文楽初春公演 2/3 一部

2014-01-06 22:49:12 | 雑記


第1部 午前11時開演
 二人禿 ににんかむろ
 源平布引滝 げんぺいぬのびきのたき
   九郎助住家の段
 傾城恋飛脚 けいせいこいびきゃく
   新口村の段

何年か文楽に通うと演目が二巡目に行く、と読んだことがあったのですが、どうやらそれは三年目からのようです。
「二人禿」かわいい禿がお正月の遊びをする華やかな小品です。
女の人の文楽人形は足がないんですが、こんなのや二部の「面売り」なんかの元気な女の子は足があるんですな。
「源平布引滝」正月なのに…、首が飛ぶ飛ぶ、首が飛ぶ。キャー、スプラッタ!
なんで正月にこの話と思ったら、お馬さんが出てくるから?
源氏と平家から派生した話で、どんでん、どんでん返しが続きます。えええっ、そんなバカな?!しかも、子どもと母様の話も切なくてね~。
お子ちゃまが母様の敵を討つのですが、刃物を脇にさして

ゑぐり くるくる

痛い!痛いよ!そして、子どもにしてこのヒットマンぶりはすさまじい。

最後はお子ちゃまがじいが引く木馬に乗って勇ましく。
文楽らしいお話ちゃあそうだな。
「傾城恋飛脚」
もう一つ文楽らしい話と言えば、心中に向かう男女を描く話。
演目に“恋”とあると、ウキウキワクワク…ラブ☆って感じですが文楽の恋愛もの定番<心中もの>
私は心中ものは見たくないしなあー、と文楽公演に行かなかったこともあるんですが、気持ちを改めました。やっぱり長く伝わるものには何かある。死ぬことにしか向くことができない環境の中で描かれる「情」ってのは、今も共通だなあと思います。
ひと目会いたいとお父さんに会いに行って、紆余曲折の末死出の旅路のまえに最後の親子の対面。はああ、苦しい。
はっ、いけない。もっと、文楽を宣伝せねば。
こんな苦しい、緊張感のある場面なのに滑稽な場面を盛り込んでくるのが文楽。
これは現場に行って見ていただかなくては伝わらない!←丸なげっ
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初春文楽公演 1/3

2014-01-06 21:48:02 | 観劇

文楽の初春公演を一部二部通しで見てきましたよ。
まず、文楽の公演以外のことを。


ぴんぼけ、すんません。
床も正月仕様。もちろん、公演がはじまったらどけられていました。


そして、にらみ鯛!
につぐ


奉納にらみ鯛!
ですので、


撮影:となこさん

帯留めもめで鯛!
昨年の事件のリベンジです!
やっと今年、つけて来られたよ、文楽劇場に!
もう、これだけで充分と言いたいところでしたが、撒き手ぬぐいのゲットも毎年の目標。
となこさんと二人、前方で着物なので昨年に続きこちら側に向けて一回は飛んでくるのですが、手で弾いて他の方に持っていかれるというチャンスが活かせない私たちでした。


今回のお弁当は文楽弁当1500円。一部が終わった時には700円の半額以下になっていたYO!
やはりお値段だけあっておいしかったのですが、


足りませんでした~。補給は珈琲館にて。



さて、この一月公演で来年度の補助金が決まるのですが現在のところ厳しい状況だそうです。
それは別としても面白いし、奥深い。ぜひぜひ見て欲しいのです!
あとで公演の感想をアップしますが、幕見と言って一つの幕だけ安価で見ることができます。
タイムテーブル&料金などはこちら↓
文楽

これから、観劇レポートをアップします☆

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