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+ 潮騒の五線譜・・・ 人口55億人時代の孤独地獄

2005年12月10日 08時20分08秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

 

 五線譜に  寄す潮騒や  かまめ揺れ

        馬糞 Bafun

 

  

 

潮騒はバッハのごとく心を癒す。

 津屋崎の浜に寄せる波が五線譜のようであった。

 その五線譜に大きな海鳥たちが浮かんで、音楽のよう

であった。

 

 昔、東京砂漠という歌がはやった。

 都会の孤独が好んで詩や歌や文章になった。

 その孤独の砂漠が、今は日常の風景になってしまっ

たのだろうか。

 

 広大無辺の宇宙であるが、物事に無関心でいると世界

が消える。

 世界の総人口は、推計値で54億8千万人。

 日本の人口は1億2700万人というが、心の世界で

は、他人に無関心でいる者たちが、誰もいない世界をさ

まよい、あるいは寒くて暗い洞窟にうずくまったままの

孤独地獄が広がっているという。


 

 まちを歩いていても、人々は挨拶をしなくなった。

 自分の都合を優先にして他人の迷惑を顧みない。

 歩道を塞ぐあの自転車の止め方は何だ。

 他人には無関心でありながら、他人の不幸には関心が

ある。

 他人の不幸はメディアをとおして金になる。

 

 最近、子供たちが凶悪な犯罪者の犠牲になった事件が

続発している。

 憂さを晴らしたくて、弱い者をいじめることが学校を

中心にはやっているのだ。

 教育のテーマは「みんな仲良くだめ人間になろう」で

ある。

 感謝と自助努力をすすめるのが宗教であったが、これ

は人間中心主義に反する不道徳として禁止されている。

 

 日本の道徳はどうなってしまったのだろうか。

 孤独になるような豊かさは本当ではない。

 お互いに温かな関心を寄せて助け合う社会こそは、創

造的で豊かなな社会である。


 ずっと昔、みんなが顔見知りで挨拶をして助け合って

いた故き日本を温ねて、新しい日本を知る転禍成福の時

機を得たいものだ。

 

豊かさとは何か、21世紀初頭に考えるべき主旋律の

課題である。

                                              

J.D.Subunroco.

 

 

 

 

  

 

 

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