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+ 鹿鳴くという・・・ 英彦山中岳、北岳激登  北岳から高住神社への遭難ルート  歩く街づくり

2016年09月25日 11時44分58秒 | ◆ 日本国独立運動

   


 鹿鳴くと  里人言えり  彼岸道 

   梅士 Baishi

 

  

 

 

 

 英彦山ガラガラ、石ばっかり・・・。

 秋分の日、英彦山登山は6時間足らずの彷徨とはい

え、体力を使い果たした。

 道不案内の上、10kgを越えるリュックと、望遠レンズ

を入れたカメラバックが重たい肩の荷となった。

 結局、重たい望遠レンズは使わなかった。


 英彦山ホテルを9時10分に出発、まず、上り口が分

らない。

 標識は全くない。

 人に尋ねながら、やっと上宮・中岳につながる長い

石段にたどり着いた。

 長い長い石段は下宮までで、次第に直登に近いガレ

場と鎖場が延々と続く。



 

 

 ホテルの人は、若いときは1時間で登っていたが、今

では1時間20分かかる、と言っていた。

 ならば1時間で、と思ったのは浅はかだった。

 宝満山よりもはるかに激しく、長い直登ルートが山頂

まで続くのである。

 やっと登り切ったところが、下宮だった。

 そこから中宮を目指すのである。



 


 中宮でリュックをおろし、一息入れている間に高齢者

の二人組に先を越されてしまった。

 中宮から上宮までは、さらに厳しいガレ場や鎖場を

越えて直登してゆくのである。





 やっと上り詰めた目の前に方舟のような木造の社が

暗い扉を開いていた。

 中岳1190mの山頂である。

 大腿四頭筋がプルプルと震えているようだった。

 なんでこんなにリュックが重いのだろう。





 とりあえず、中岳は登頂した。

 中岳からバードラインを探したが分らなかった。

 上宮裏を降りたところに休憩場所があったが、そこ

から延びるルートは北岳コースのようだった。

 鎖場の崖を降りるときに手が滑って怪我をした。





 かまわず道を急いだ。

 次のピークからガスのかかった上宮が見えた。

 北岳1192mと思われるが標識はない。

 道を間違ったところで、男二人の登山者に先行を許

してしまった。





 そこからがまた大変な難所だった。

 ずっと急こう配の岩場を下り続けるのである。

 鎖場、不規則な段差、先行した若い二人組に後れを

とりたくはなかった。

 アキレス腱が過酷に伸縮した。

 まだ、登るほうが楽だ・・・。




 

 二人組に追いついたところで、一緒に遭難した。

 明らかに道がなく、大きな苔むした岩が重なる渓谷

に迷い込んでいたのだった。

 しかし、ほかに道はなかったはずである。

 二人組を置いて、岩を伝いながら下りて行ったが、

苔むした巨岩が立ちふさがった。


 道なき道を何度も潜り抜けてきた自分である。

 もはや、重量級の肩の荷も疲れも吹き飛んでいた。

 ふわふわとした苔岩を飛び移りながら沢を横切るこ

とに成功。

 沢沿いに降りてゆくと、砂防ダムに出くわした。

 危険な地形である。


 



 その脇をすり抜けると、突然、社が見えた。

 それが高住神社だった。

 遭難から抜け出したのだった。

 神酒をいただき、お守りと英彦山ガラガラという伝統

のおもちゃを記念に買った。


 汗びっしょりの衣服を着替え、空腹のままさらに自然

歩道を1時間ほど歩いて別所駐車場バス停にたどり着

いたのは16時近かった。

 およそ6時間の修験道であった。



 

 

 一応完遂したとはいえ、恐るべし英彦山、日本三大

修験道と言われるだけのことはある。

 確かに、九州の山は2000m以下であるが、山が急

峻で岩場が多い。

 筋肉が超回復したら、もう一度出直したい山である。


 かつての炭鉱地帯、田川は、一時間一本の電車さえ

通らない過疎地に沈んでいる。

 夜は真っ暗になり、店は6時には閉まってしまう。

 しかし、その分、鹿が鳴き、猪が田を駆け巡る。

 かつての都のようではないか。


 健康に車は無用である。

 トレッキングに車は邪道である。

 歩けばよいのだ。

 さらに、駅から登山口までの歩道の整備と道案内が

必要である。

 登山口には宿場を設ければよい。


 健康立国は歩く街づくりから始めるべきである。 

 

 

日本独立宣言・神聖九州やまとの国

  幸福実現党応援隊・中村梅士党  

           

 

  

  

 

 

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