felice-sakura の日々戯言

パチンコが大好きな理系人間。鉄道写真とプラレールの収集が趣味。あと、萌えも少々… そんなオタクな人間の日々の戯言。

あの頃から営業を続けているお店

2012-06-04 21:43:30 | 戯言
昨日の記事とは逆に、私が日本橋に通い始めた頃から今も営業を続けている店がある。
そんな一つが、メイン通りにある画像の店である。

小学生の頃から電気工作が好きだった私は、よく親父に連れられて日本橋筋を歩いたものだった。
恵美須町から高島屋別館の前まで行き、そこで折り返して往路とは逆側の歩道で戻るというのがそのパターンだ。

歩道に連なる幾つもの店の中から面白そうな店で足を止める。
当時、親父は浪速の保健所勤務だった事もあって、私の好きそうな店を知っていたのかも知れない。
そんな中で毎回覗くのを楽しみにしていたのが、この「塚口勇商店」である。


新古品なのだろうか。
新品か中古なのか、パッと見で分からない商品が数多く並べられている。
リレーにスイッチ、コンデンサ。駄菓子の容器に入れられている物もある。

店の奥にはソファーがあって、売り物なのか、電話の受話器などが無造作に転がっていたのを覚えている。
一見ジャンク屋って感じの店で、店内を一回りするのがとても楽しかった。
ここで買った部品を使って夏休みの宿題を作った事もあったなぁ。

入れ替わりの激しいこの界隈で、思い出のある店が当時のまま営業を続けているのは嬉しい事だ。
一体いつ頃からなんだろう。
電気屋街だった日本橋が今の様な姿になったのは。
無論、私が通い始めた頃は萌え系の店など皆無で、今の姿なんて想像すら出来なかったのだが… 

時代と共に刻々と姿を変える日本橋。
この先どんな風に変わってゆくのだろうか。