いつものパチ屋に移動式のパン屋がやって来た。
車内で焼いた焼きたてのパンを売るという、ちょっと前に流行ったスタイルのパン屋である。
年末営業のテコ入れの一つとして(?)店側が呼んだのだろう。
今日も朝一から出勤(?)してはみたものの、想像通りコレといって打てる台は無し。
打たずに休憩スペースに設置してあるコミックの「金田一少年の事件簿」を一冊読んで帰ろうとしたところ、思ったより早くパン屋が店を出していた。
どうせ午後からだろうと思っていたが、せっかくなのでチョコッと覗いてみる事に。
メロンパンを始め、カレーパンにアップルパイなど幾つかのお品書きが置かれている。
しかし、まだ店を開いてから間も無いらしく、その時点で焼けているパンはメロンパンだけだった。
通常販売価格180円のパンが今日は100円均一。
パチンコ屋の客を相手に180円は無謀と考えたのか。
だが、その判断は間違っていない。
パチ屋の客相手ではワンコインの100円が足を止めてもらうギリギリのラインだ。150円でも苦しいだろう。
辺りに漂う美味しそうな匂い。
母にも食べさせてやろうと思い、100円ならばって事でメロンパンとイチゴメロンパンを2つづつ買ってみた。

「こんなパチンコ屋で店出しても売れへんで。もっと客のおる店に行かな。」
「あんまりお客入ってないんですか?」
「客なんかおるかいな。それくらい下調べしとかな。」
「……」
「それに考えてみ。いくら100円とは言え、店で2~3万負けた客が、その上わざわざ金出してまでパン買って帰るか?」
「ですよねぇ…」
パンを買ったついでに店のオジサンと笑いながらそんなやり取りをする私。
半ば冗談のつもりで言ったのだが、実際はどうだったのだろう?
買ったパンは柔らかくて美味しかったんだけどね。
車内で焼いた焼きたてのパンを売るという、ちょっと前に流行ったスタイルのパン屋である。
年末営業のテコ入れの一つとして(?)店側が呼んだのだろう。

今日も朝一から出勤(?)してはみたものの、想像通りコレといって打てる台は無し。

打たずに休憩スペースに設置してあるコミックの「金田一少年の事件簿」を一冊読んで帰ろうとしたところ、思ったより早くパン屋が店を出していた。
どうせ午後からだろうと思っていたが、せっかくなのでチョコッと覗いてみる事に。
メロンパンを始め、カレーパンにアップルパイなど幾つかのお品書きが置かれている。
しかし、まだ店を開いてから間も無いらしく、その時点で焼けているパンはメロンパンだけだった。
通常販売価格180円のパンが今日は100円均一。
パチンコ屋の客を相手に180円は無謀と考えたのか。
だが、その判断は間違っていない。
パチ屋の客相手ではワンコインの100円が足を止めてもらうギリギリのラインだ。150円でも苦しいだろう。

辺りに漂う美味しそうな匂い。
母にも食べさせてやろうと思い、100円ならばって事でメロンパンとイチゴメロンパンを2つづつ買ってみた。








パンを買ったついでに店のオジサンと笑いながらそんなやり取りをする私。
半ば冗談のつもりで言ったのだが、実際はどうだったのだろう?

買ったパンは柔らかくて美味しかったんだけどね。
