紅葉シーズン真っ盛り。
昨日は、このシーズンに一度は行っておきたいと思っていた保津峡まで行って来た。
とは言え、わざわざ私が行くのだから単なる紅葉狩りであろうはずはない。
そう、元山陰本線だった線路を走る嵯峨野観光鉄道の『トロッコ嵯峨野号』の撮影である。
この線路が山陰本線だった頃、保津峡界隈へは写真仲間とよく撮影に行ったものだった。
保津峡で下車して途中で撮影しながら線路沿いを馬堀まで歩くなんて事を何度もしたものだ。 (さすがに今は出来ないが… )
私が最後にここを訪れたのは確か1985年だったはず。
鳥取県で行われた「わかとり国体」の際に運転されたお召し列車の御料車回送を保津峡で撮ったのだ。
山陰本線が新線に切り替わってから訪れたのは今回が初なので、おそらく間違い無いだろう。
となると、あれから29年チョイで、およそ30年ぶりという事になる。
まったく、月日の経つのは早いものだ。
昔、何度も訪れたとは言うものの、新駅のホームから撮るのは当然初めてな訳で、何ミリのレンズが最適かなんて分かろうはずもない。
なので、いろんなレンズで試し撮りをしながら本番を待とうと考え、気合を入れて10時過ぎには現地へ到着。
ホームに降り立ち久しぶりに見る風景に、私の心は大きく弾んだ。
だが目の前の旧線は完全に山影で、午後になって日の回るこの場所では、まだまだ撮れる状態ではない。
もっとも、そんな事は端から分かっていた事で、それを承知の上で早めのスタンバイなのである。
事前の下調べによると、この時期一番良い光線状態で撮れるのは14時46分の嵯峨野12号。
これを本番との位置付けで、それ以前の列車を用意してきた各レンズで試し撮りする。
短いレンズだと列車が小さくなってしまうし長いと川が入らない。
あれこれ試してみた結果、単レン主義の私としてはいささか不本意ではあったが70~200mmのズームレンズで撮る事とした。
使用レンズも決定し、後は時間が経つのを待つだけだ。
紅葉シーズンの多客による増発(?)なのか。
保津川下りの船が次々と川を下って来る。
昨日なんてそれほど寒くもなかったから絶好の保津川下り日和(?)だったんだろうなぁ。
一時間に一往復のトロッコ列車。
時間が経つにつれ列車や山に日が当たり出し、その鮮やかな色彩が顕となってくる。
雲一つ無いこの天気。
本番が楽しみだ。
…との思いもつかの間だった。
12時を回った頃から薄い雲が空を覆い出し、14時にはほぼ完全に雲で覆われてしまったのだ。
しかしながら、その雲の厚さは場所によりマチマチの様で、露出は結構頻繁に変化する。
ピーカン状態は望めないが、運が良ければ影が出る程度の光の下での撮影も可能だろう。
そんな僅かな望みを持ちつつ待って撮った嵯峨野12号がTOPの画像。
ピーカン状態より半絞りほど暗いだけの結構明るい状態で撮れたのである。
薄い雲を挟んでいるが、これだけの陽射しがあれば十分だ。
逆に、影とのコントラストがキツくならないだけ好条件だったとも言えるかも知れない。
土曜日である今日なんかも賑わってたんだろうなぁ、保津峡駅のホームは。
今日の嵯峨野12号はピーカンで撮れたのだろうか。。。
昨日は、このシーズンに一度は行っておきたいと思っていた保津峡まで行って来た。
とは言え、わざわざ私が行くのだから単なる紅葉狩りであろうはずはない。
そう、元山陰本線だった線路を走る嵯峨野観光鉄道の『トロッコ嵯峨野号』の撮影である。
この線路が山陰本線だった頃、保津峡界隈へは写真仲間とよく撮影に行ったものだった。
保津峡で下車して途中で撮影しながら線路沿いを馬堀まで歩くなんて事を何度もしたものだ。 (さすがに今は出来ないが… )
私が最後にここを訪れたのは確か1985年だったはず。
鳥取県で行われた「わかとり国体」の際に運転されたお召し列車の御料車回送を保津峡で撮ったのだ。
山陰本線が新線に切り替わってから訪れたのは今回が初なので、おそらく間違い無いだろう。
となると、あれから29年チョイで、およそ30年ぶりという事になる。
まったく、月日の経つのは早いものだ。
昔、何度も訪れたとは言うものの、新駅のホームから撮るのは当然初めてな訳で、何ミリのレンズが最適かなんて分かろうはずもない。
なので、いろんなレンズで試し撮りをしながら本番を待とうと考え、気合を入れて10時過ぎには現地へ到着。
ホームに降り立ち久しぶりに見る風景に、私の心は大きく弾んだ。
だが目の前の旧線は完全に山影で、午後になって日の回るこの場所では、まだまだ撮れる状態ではない。
もっとも、そんな事は端から分かっていた事で、それを承知の上で早めのスタンバイなのである。
事前の下調べによると、この時期一番良い光線状態で撮れるのは14時46分の嵯峨野12号。
これを本番との位置付けで、それ以前の列車を用意してきた各レンズで試し撮りする。
短いレンズだと列車が小さくなってしまうし長いと川が入らない。
あれこれ試してみた結果、単レン主義の私としてはいささか不本意ではあったが70~200mmのズームレンズで撮る事とした。
使用レンズも決定し、後は時間が経つのを待つだけだ。
紅葉シーズンの多客による増発(?)なのか。
保津川下りの船が次々と川を下って来る。
昨日なんてそれほど寒くもなかったから絶好の保津川下り日和(?)だったんだろうなぁ。
一時間に一往復のトロッコ列車。
時間が経つにつれ列車や山に日が当たり出し、その鮮やかな色彩が顕となってくる。
雲一つ無いこの天気。
本番が楽しみだ。
…との思いもつかの間だった。
12時を回った頃から薄い雲が空を覆い出し、14時にはほぼ完全に雲で覆われてしまったのだ。
しかしながら、その雲の厚さは場所によりマチマチの様で、露出は結構頻繁に変化する。
ピーカン状態は望めないが、運が良ければ影が出る程度の光の下での撮影も可能だろう。
そんな僅かな望みを持ちつつ待って撮った嵯峨野12号がTOPの画像。
ピーカン状態より半絞りほど暗いだけの結構明るい状態で撮れたのである。
薄い雲を挟んでいるが、これだけの陽射しがあれば十分だ。
逆に、影とのコントラストがキツくならないだけ好条件だったとも言えるかも知れない。
土曜日である今日なんかも賑わってたんだろうなぁ、保津峡駅のホームは。
今日の嵯峨野12号はピーカンで撮れたのだろうか。。。