「ちょっと選挙に行って来るわ。」
「行っといで。」
「あと福引の抽選にも寄って来るからちょっと遅なるかも。」
「ハイよ。」「そう言うたら○○さん（近所の人）、お米10kg当たったて言うてたわ。」
「もっとエエもん当てといで。」そんなやり取りで母が出て行った。
その後、暫くして…
「当たった、当たった !!」何やら玄関先が騒がしい。
「何が当たってん？ 米よりエエもん当たったんかい？」「特賞のテレビ当たった !!」
「何いぃぃ !?」冗談のつもりで言ったのだが、マジで米10kgより値打ち物を当てて来たのだ。
パナソニックの32型液晶テレビである。
当たりが入っているのかさえ怪しそうな商店街の福引で、見事特等を当てるという鬼の様な引きの強さ。
確変中の甘デジでさえ100回ハマる私としては羨ましい限りである。
この液晶テレビだが、私の部屋にある95年製のブラウン管テレビと置き換える予定となっている。
ちょうど「そろそろ買い替えかなぁ」なんて思っていたところだったのだ。
まあ、テレビの処分費用の負担は致し方ないが、それでも買い替えに比べりゃ大助かり。
でかしたぜ、母さん。
そして、ありがとよ。母さん。。。