felice-sakura の日々戯言

パチンコが大好きな理系人間。鉄道写真とプラレールの収集が趣味。あと、萌えも少々… そんなオタクな人間の日々の戯言。

消化不良もいいところ

2015-12-29 20:27:38 | 趣味の写真
快晴の朝。
今日も阪堺でも撮りに行くかと準備をしていると、ツイッター上でラビットカーが6820系(シリーズ21)と組んでいるとの書き込みを発見。
この組み合わせは以前に一度撮っているが、何度撮っても撮り足りないくらいの組み合わせである。
それならばと予定を変更し、近鉄の大和川鉄橋へ向かったのだった。

事ある毎に訪れる地元のお手軽撮影地。
この時期は背後の建物の影が落ちるんだよなぁ、と一抹の不安を抱えながら定位置へ三脚をセットする。
冬至から数日という日の一番短いタイミングでは訪れた事が無かったので、影の引く正確な時間が分からなかったのだ。
該当列車の通過は8時20分。
無理だろうとは思っていたが、やはり影は引き切らなかった。TOPの画像)

列車自体に影は落ちていないが、その手前に残る影が少しばかり気持ち悪い。
もし、この列車が後先無しの一発勝負であれば、ズームレンズを使ってでも影をカットするところである。
だが万一の際は、もう一往復後の9時40分に通過する列車も狙えるのだ。
そんな頭もあったので、あえて50mmの単レンズで撮ってみたのだが…

9時ちょうどに手前の影は完全に消滅し、お膳立ては整った。
そこから待つ事40分。
先程の編成が再度姿を現した。
が、その時、あれほど晴れ渡っていた空にイキナリのゲリラ雲が出現 

撃沈である… 

バックの木立や建物には光が当たっているが、列車編成は完全に影って真っ黒だ。
あまりのショックにシャッターを切る気力すら消え失せて、ただただ横を通り過ぎる真っ黒のラビットカーを見送った。

そんなアホなぁ…
有り得んやろ…


その手のセリフが頭の中をグルグル巡る。

結局、撮れたのは手前に影が残るTOP画像の一発目のみ。
消化不良もいいところである。
半ば呆けた状態の私の背中に再び雲から顔を出した太陽が、「まっ、元気出せよ」とばかりに暖かい日差しを照り付けた。