25日は満月でした。病院の帰り道
主のご降誕おめでとうございます。とカトリックでは言います。
クリスマスはキリスト教のイエスの誕生を祝う日です。サンタクロースの日ではないのですね。でも宗教は人それぞれ、日本中でクリスマスを祝いますし、プレゼントは楽しみだし、ご馳走を食べて、苺のショートケーキ(これは日本だけですが)を食べるのは楽しい。
ニュースを見ていたら、いろいろな宗教を持つ人の集まるニューヨークでは、ハッピーホリデイというのだそうです。メリークリスマスとは言わないのだそうです。だから日本同様、サンタクロースが沢山町を練り歩いていました。それぞれのクリスマスがあっていい、忘れないでほしいのは、このお祝いを貧しい人も争いの中にある人もみんなの上にあってほしい。
さて、私のクリスマスです。
閉店してから、夜8時のミサへ。店はひまだったので、手話の練習しっかり。見ていて理解ができるように表わすのにいろいろ考えました。イエス様が馬屋で生まれて、天使が羊飼いに現れる、よく幼稚園の子供たちなどが劇でする場面の福音です。皇帝アウグストゥス、キリニウスがシリア州の総督、エルサレムのナザレ、ユダヤにあるベツレヘムの町ダビデという指文字が多い。読み手は神父さまなので、けっこう速い。指文字は2つくらいで表現。後は口形をつけて。
クリスマスのミサは、いつも教会へ来られない方など大勢が参加されるのでお御堂の中は暑い。手話担当者のいすの下はエアコンの吹き出し口で鉄板の上のよう、上着を脱いだり大変でした。私は、胸が苦しくなり、気持ちも悪くなり、初めてニトロをなめるようかな?神さま助けてと祈りつつ、なんとか担当の前に気分が回復。もし来年担当するようなら、ペットボトルの用意をしておこうと反省したのでした。手話無事終了。
ミサの中で、高校生の男の子が洗礼をうけました。社会人のように立派な子でした。気分が悪い私には、この時間がとても長く感じました。申し訳ない。おしるこ・トン汁のサービスを手伝ってから、10名ほどで、近くのデニーズでわいわい楽しく食事をして帰宅したのは11時過ぎでした。すっかり元気になってステーキ食べました。
今週は通夜と告別ミサの聖歌隊のつぎの日が手話担当とちょと忙しかった。三日とも黒い服だったので、「あれ?またお葬式?」と言われた。カトリックは降誕節(クリスマスから、主の公言1月3日の週まで)が終わるまでなので、飾りはすぐかたづけません。1月1日は「神の母聖マリア」のお祝い日です。0時と11時にミサがあります。いつも寒いので行けないこともあります。大掃除と同じで、高齢者は無理をしない。