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絶望的な日本のコロナ対策~菅政権は奇策のみ

2021年04月04日 06時44分05秒 | 政治

3府県への蔓延防止措置初適用にあたって、菅首相は下記のような発言をした旨、産経新聞ニュースが報じている。対策本部で首相は「感染対策に奇策はない。ワクチン接種が行き渡るまでに飲食店対策、検査の拡大、医療体制の確保を粘り強く進めながら、感染拡大を食い止める」と述べたという。

まず、感染対策に奇策はないと言っているが、安倍・菅政権がやってきたことは、まさに奇策中の奇策ばかりである。コロナ対策の基本は、検査と隔離しかないが、日本では検査はあまりやらず、クラスター対策と言う奇策しかやって来なかったので、この発言は笑い話ものである。また、ワクチン接種が行き渡るまで飲食店対策をやると言及したこともとんでもない発言である。行き渡るまであと何か月、何年かかるかわからないが、それまでは飲食店の営業自粛や営業時間短縮の命令を続けるということは、飲食業者にとっては絶望的な発言である。菅さんの発言はいつも不用意で、政治家失格である。

また、4月1日の報道ステーションでは軽症者・無症状者の検査なんか必要ないと主張してきた戦犯である日本感染症学会理事長の舘田一博氏をゲストに迎えてコメントを求めていたが、テレ朝の姿勢も問題であるとジャーナリストの佐藤章さんは一月万冊で厳しく指摘している。利権にしがみつく感染症ムラを何とか改革しないとコロナ対策に光明は見えてこない。

また、4月2日の朝日新聞が8割おじさんで有名になった西浦博教授ヘのインタビュー記事を載せているが、そこでも、感染症ムラや医系技官の組織的問題が指摘されている。自分達の利権や天下り先の保健所の利権確保が優先で、PCR検査の拡大も避けてきた日本の感染症対策機構にメスを入れない限り、コロナに打ち勝つことはできない。菅首相は、感心が薄いのか頭が悪いのかそこにメスを入れることができない無能なリーダーと言わざるを得ない。

一月万冊(4/2): https://youtu.be/IsDBkgdT7Vg


Yahooニュース(産経新聞)(4/1):



朝日新聞の記事(西浦教授のインタビュー記事4/2):


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