毎日新聞は、東京五輪の会場運営を担う企業への委託費の見積額を記した組織委員会作成の内部資料を入手し、3月31日にスクープ記事を流した。委託費を積算する際の根拠となる人件費単価は1日当たり最高30万円となっている。
組織委は、4月2日付で、毎日新聞の報道は誤解を招くものとして、抗議声明を発表し、謝罪と記事の撤回を求めたという。組織委員会は、記事に記載のような契約をしている事実はないと言い切っているが、内部告発によって内部資料も入手され、それが嘘であることが明らかになっているという。実際の額は非公表であるが、常識的に見てあまりにも高額でビックリする。見えない予算の下、我々の多額の税金が使われ、五輪の肥大化が止まらないことは事実であろう。
森某が仕切ってきた組織委員会の腐敗ぶりは目を覆うばかりである。コロナの感染は拡大するばかりで、パンデミックを引き起こす恐れのある東京五輪は、もう遅いが、少なくともこれからは無駄な経費を使わないためにも一刻も早く中止を決定してほしいところである。
Yahooニュース(毎日新聞) 3/31 :
一月万冊(4/5)によるスクープ解説: https://youtu.be/jJq6qNCnxp4