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五輪選手へのワクチン優先接種はあり得ない

2021年04月10日 10時01分38秒 | イベント

共同通信、時事通信等は4/7付で政府、五輪、パラ選手へのワクチンの優先接種を可能とする方向で検討に入った旨の記事を配信しているが、政府関係者によると、五輪選手については6月下旬までに2回の接種を終わらせる日程を想定しているとしているが、加藤官房長官や丸川五輪相や橋本組織委委員長は、全面的に否定しているという。また、スポーツ報知も、さらに詳しく優先接種検討のニュースを報じているが、このような記事は、すべて誤報ということであろうか?そうなら、断固抗議すべきである。

もし万一、高齢者への接種より、五輪選手を優先したら、猛反発を食らいとんでもないことになるので、まずあり得ないと思うが、どうしてこのような記事が出るのであろうか?やはり「火の無いところに煙は立たぬ」気がするが、菅政権なら検討しそうな気もするから怖い。今の接種スケジュールでは、選手だけでなく、コーチ、審判、競技役員、警備、ボランティア等ヘの接種もほとんどできない状態で大会を迎えることになるので、感染の拡大の危険性は極めて高いといえる。

楽天の三木谷社長が、五輪は中止すべきと公けに発言したり、いろいろな著名人が五輪は中止し、コロナの収束に全力を注ぐべきと発言しはじめているが、まだ大きなうねりとなっていない。海外のメディアやネットの世界では、中止は決定的というのが大半であるが、日本の新聞、テレビ等のマスコミから出てくる記事は、盛り上がる聖火リレーの話や池江璃花子さんの活躍ぶりや内定決定選手のニュースばかりであり、否定的な記事は皆無である。大会スポンサーにもなっている大手のマスコミは五輪を盛り上げようと必死なのかもしれないが、日々、悲壮的な感染拡大のニュースに接するたびにしらけるし、違和感を覚える。菅政権は、有効なコロナ対策は打てず、ワクチン確保にも失敗し、変異ウィルスも拡散しているので、五輪強行は危険すぎると思うが、中止決定のタイミングを失い、世界から反感を買うパンデミックまっしぐらとなっているようで怖い。菅政権は早く五輪の自縛から解かれてほしいものである。


スポーツ報知の記事(4/8):

一月万冊(4/9)の解説: https://youtu.be/0zZOmC2SPrE

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