浪漫飛行への誘(いざな)い

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アゼルバイジャンが90か国目

2013年06月18日 16時36分24秒 | 旅行

 

5月22日、イスタンブール経由アゼルバイジャンの首都、バクーに無事到着。これでついに訪問国が90か国となった。バクーはカスピ海に面したコーカサス最大の町で、昨年5月にユーロビジョン・ソング・コンテストの会場になったところ。

23日は乙女の塔、シルヴァン・シャフ・ハーン宮殿等城壁都市バクーの世界遺産を観光。午後は地下鉄とローカルバスを乗り継いで、近郊にある拝火教寺院を観光した後、ケーブルカーに乗って、町とカスピ海を一望できる高台にある殉教者の小道のある公園に上り、素晴らしい眺望を楽しんだ。

今回の旅行の初日であるが、時差ボケで体調不良なるも、ついつい持病が出てきて、33,000歩も歩いてしまった。天候にも恵まれたが、カスピ海の風を肌に感じながらのバクーの城壁都市の散策は最高の気分であった。高台から見る旧市街と海岸公園のマッチングは何ともいえない雰囲気があり、観光地としてももっと人気が出てもおかしくない。

まずは、空港から旧市街にあるホテルまでの移動で苦労した。ガイドブックでは空港から乗り合いバスがあると書いてあったので、到着時、警官も含め、何人かの人に訊いたが、タクシーしかないの一点張り。料金は、30マナト(約4000円)と予想より高かったが、やむを得ずタクシーを利用した。英語は何とか通じる程度。バスの真偽は不明。

次に悩んだのが、バクーから約60㎞離れたところにあるゴブスタンという岩絵で世界遺産に指定されているところに行くか行かないか、行くならどうやって行くか?ネットで、英語ガイドによる日帰り観光ツアーなるものを探したが、一人で参加できる適当なものが見つからない。一人だとプライベートツアーになってしまい、20000‐30000円もする。ガイドブックには、ツーリストインフォメーションオフィスが50マナト(約6500円)でタクシーの手配をしてくれるので、それを利用した方が賢明とある。ローカルスバスを乗り継いで行くこともできるとあるが、大変そうなので、そこまでの勇気はなく、旧市街観光の後、ツーリストインフォメーションオフィスを訪ねてタクシー手配の件を訊くことにした。

ガイドブックと現地でもらった地図の同じ場所にツーリストオフィスの表示があったので、そこまで歩いて行ったが、何とそこにはオフィスがなく、泣く泣く断念して一旦ホテルに戻った。この種の情報ミスには何回も泣かされているが、今回もムダ足であった。ガイドブックの情報が古かったり、間違っていることも多く、探して行った先にレストランがなかったり、そういう経験をされた人も多いのでは?

ホテルに戻って、ネットでツーリストオフィスのサイトを見つけ、電話をしてみたところ、ガイドブックにあった通り、約50マナトでタクシーの手配ができたので、24日はそれを利用することにした。英語のわかるドライバーで、片道60㎞の往復走行で、向こうでの待ち時間も入れての値段である。安すぎる感じもするが、どうなることやら。。。それを考えると空港から市内まで30マナトというのは高すぎぼられている感じがする。

また、拝火教寺院までもなかなか大変であった。英語があまり通じないこと、ガイドブック情報が少ないこと、それにローカルバスはいつも最難関である。まず地下鉄の切符の買い方がわからない。皆カードみたいなものを持っていて、単発の切符は存在しない感じ。どうやって切符を買うのか周りの人に訊いたところ、ある人がパスを機械にかざしてくれて、そこを通るように指示された。お金を払っていないので、要は無賃乗車?その人が払ってくれたのか不明のまま、到着時に改札があって出られなかったらどうしようかとも心配になったが、降りる時は改札口を通らないシステムになっていた。帰りも窓口で切符を買おうとしたが、係員が出てきて、改札口を開けてくれた。窓口で1マナト札を出したら、0.2マナトのコイン5枚に両替してくれたようで、そのうち2枚を係員が取った。しかし、コインは使わず、改札口がオープンされたので、何が正解なのかいまだに不明。

地下鉄の駅前にバス乗場があるので、そこから84番のバスに乗れと書いてあったが、これがまた曲者であった。駅といってもかなり大きく、すぐ出たところは何と反対方面に行くバス乗場であった。それに84番のバスが全く来ない。行先表示の文字があった184番のバスの運転手に訊いてみたところ、乗り場は反対側であると言われた。反対側まで行くのに地下道を渡るので10分近くかかるが、そこで184番のバスを見つけ、訊いてみたところこのバス乗れと言われた。要するに、バスの番号が84から184に変わっていたのだ。乗場もいろいろあり、行先もいろいろあるので、ローカスバスは最難関であるといえる。旅行初日から最難関にあたったので、若干自信がついた。


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