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世界卓球団体戦がプサンでスタート

2024年02月18日 05時40分06秒 | 卓球

 

2月16日から25日までの予定で世界卓球選手権釜山大会(団体戦)が始まった。男子は戸上選手が高熱で欠場となったものの、ラッキーにも初戦の相手のナイジェリアが棄権し、不戦勝でのスタートとなった。2戦目のチェコにも3対0で一方的に勝利した。また、女子も、3対0で初戦のルクセンブルクに圧勝した。ルクセンブルクには、ニー・シャーリエンという中国出身の60歳の有名選手がいて、張本美和と対決し、年の差45歳という組み合わせの試合だったが、善戦していた。ペンホルダーでラケットを反転して使う彼女のプレイスタイルは自分と同じなので応援している。彼女は、オリンピックにも5回連続出場しているというから驚きであるが、還暦選手の活躍ぶりは年寄りにとっては元気づけられるものがある。2戦目のイラン戦は、平野選手が苦戦したが、やはり3対0で勝利し、幸先良いスタートをきった。イラン選手は、皆ヒジャブを被って、長パン着用なので、独特な雰囲気がある。イランと言えば、個人的に1996年に東京でイラン航空と親善試合を行うという貴重な経験をしたこともある。

今回の世界卓球は団体戦のみで、男女ともベスト8に入らないとパリ五輪の団体戦に出場できないというから、どの国も必死である。日本もまずは5カ国による予選リーグ戦で3位までに入り、決勝トーナメントに進み、ベスト8入りする必要があるというから熾烈である。前回の団体戦では、男女とも銅メダルを獲得しているので、ベスト8入りは固いと期待しているが、今回、世界最強の中国がインドに大苦戦し、1対2から3対2の大逆転でやっと辛勝するという大波乱もあったので、勝負ごとはわからないものである。

今回、いろいろな試合がライブでネット配信されているので、日本以外の国の試合も楽しむことができる。こういった国際試合を見ていると思い出すのは、世界のエアライン間の友好卓球大会である。1980年にマレーシア航空の提唱で始まり、同時多発テロの影響で2001年のバンクーバー大会を最後に中止されたが、毎年世界各地で全部で22回も開催された。東京でも1983年と1998年の2回開催された。技術レベルは低いが友好交流を目的として開催され、1983年東京大会の時は、16カ国から17社250人も参加し、その大会運営に中心的に係わるという貴重な経験を得た。1998年は人数こそ減ったが、11社から90人が参加した。外国での大会にも中国も含め、7回ほど参加し、外国人との試合を数多く経験し、卓球を通じて国際親善交流が実践できたことは大きな財産となっている。近年、日本選手の活躍で、幸いにも卓球人気は上がっているようで、テレビ中継やネットでの生配信もあるので、25日まで楽しめそうである。

 

張本 美和 対 ニー・シャーリエン: https://www.youtube.com/watch?v=HaB8S7yhW6A

 


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