Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

富山、白木峰登山(詳細)

2016年10月20日 | 山歩き

 10月11日(月)     天気=曇り時々晴れ

 

07:26登山口→ 07:47八合目登山口→ 07:58下車道出合→ 08:13上車道出合→ 08:22~50白木峰→ 09:04~10浮島池塘→ 09:30避難小屋→ 09:53八合目登山口→ 10:10登山口

 

 昨夜は白木峰山麓の21世紀の森キャンプ場駐車場で車中泊した。営業していないのかキャンプ場に人影は無く、タダで泊れたのは嬉しいけれど何となく不気味な一夜だった。

 21世紀の森キャンプ場の駐車場

 朝方、キャンプ場から白木峰山頂へ向かう車道を車で遡る。この道は山頂手前まで通じているが標高1300mのゲート(八合目登山口)で遮断され、登山者はそこから歩く事になる。標高1100m地点まで来ると左に分岐する登山道があった。「八合目からだとあまりに簡単でつまらない。」と私はあえてここから登る事にした。(本音は車のガソリン残量が乏しくてガス欠の不安があった。)

 標高1100m地点の登山口

 想定外のコースだが、緩やかな樹林帯の心地よい道だった。約20分程で八合目登山口の道が右から合流した。右手に登山者用の駐車スペースとトイレが見えた。

 樹林帯の心地よい登山道

 八合目登山口の駐車場とトイレ

 この先からは急登で山頂へと直上する。途中2度山頂へ通ずる車道と交差する。交差地点では展望が開くけれど味気ない気分もある。広々とした稜線の一角に辿り着くと、そこが車道の終点だった。この道は一体何の目的で造られたのだろうか。観光の為だったら自然開発のやり過ぎだ。

 最初に交わる車道の登山道分岐

 二番目の車道の登山道分岐

 車道終点の先で、小白木峰へ向かう分岐があった。分岐から5分も掛からず白木峰(1596m)に着いた。この一帯広々とした山上高原の様相で、素晴らしい眺めだ。東側は北アルプス剣・立山から槍・穂高、乗鞍、御嶽までの大観峰、西側は昨日登った金剛山のゆったりした山容が望め、その奥に白山が大きい。

 白木峰山頂

 山頂から金剛堂山(右手前の山)と白山(左奥の山)

 30分程の休憩を終え、白木峰の北東に位置する浮島のある池塘へ向かう。池塘までは広々とした草原帯で心弾む道程だ。途中の1586mピークで振り返ると、緩やかな白木峰山頂の右手に青屋根の小さな避難小屋が見えた。

 白木峰から池塘へ向かう道(遠くの山は北アルプス)

 1586mピークから白木峰山頂

 白木峰から15分程で浮島の池塘に着いた。ここからの眺めも素晴らしく絵葉書のようだ。池塘の北側には富山平野が拡がって見えた。

 浮島の池塘(遠くの山は北アルプス)

 同上(池塘の向こうに富山平野が広がる)

 池塘を後にすると来た道を戻り、白木峰山頂手前で右に曲り青屋根の避難小屋経由で降る。小屋は小さいながらも太陽発電装置も設置され、居心地良さそうだった。小屋から僅かに降ると車道に出た。その車道を進むと工事の最中で、私が行くとシャベルカーは作業を止め、旗を持ったオジサンが「急がなくていいよ。」と言って笑顔で通過させてくれた。

 車道から再び登山道を降って10時過ぎには登山口へ戻って来た。終わってみれば所要3時間足らずの軽ハイキングだった。車に乗ると21世紀の森近くの大長谷温泉へ立寄った。ここは食堂も売店も無い素朴な公営日帰り温泉だが、管理人のオバサンが気さくで料金も460円と安く、心地良い温泉だった。

 大長谷温泉

 温泉を出ると富山市に向かって車を走らせる。越中八尾町のガソリンスタンドに着いた時は燃料計の走行可能距離は50キロまで減っており、ヒヤヒヤもののドライブだった。

コメント (2)
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