7月2日(土)
昨日乗鞍岳登山をした後、山麓の休暇村乗鞍高原に泊った。標高1600mの宿はエアコン要らずで、快適な一夜が過ごせました。今日は我が家へ帰る日だが爽やかな乗鞍高原を離れ難く、標高1800mの三本滝駐車場まで車を走らせ、乗鞍高原三名滝の一つ、三本滝の見物に出掛けた。
三本滝は駐車場から歩いて25分ほどの所に在り、三つの異なる沢からそれぞれの滝が一カ所へ流れ落ちる優美な滝でした。2年前に番所大滝、4年前に善五郎滝を見物したので、これで乗鞍高原の三名滝を全て制覇した事になります。三つの滝はそれぞれに見所ある立派な滝なので、簡単に写真で紹介してみましょう。
1三本滝
標高1800mで三つの中では一番上流に在り、三本滝駐車場から歩いて往復50分ほどかかります。三つの滝が一カ所に流れ落ちる特異な眺めで、それぞれの落差は50~60mほど、日本百名滝の一つにも数えられている名瀑です。
右手から流れ落ちるクロイ沢の滝
中央から流れ落ちる本沢の滝
左から流れ落ちる無名沢の滝(水量少なく地味な滝)
本沢の滝とクロイ沢の滝
2善五郎滝
休暇村乗鞍高原から少し下った標高1500m地点に在り、無料駐車場から歩いて往復50分ほどかかります。落差22mと三つの中では一番小ぶりな滝ですが、端正で美しい流れです。
善五郎滝
3番所大滝
一番下流の標高1250m地点に在り、有料駐車場から歩いて往復15分ほどで三つの中では一番楽に見物できる滝です。落差は40m、水量豊富で間近で見ると圧倒されるような迫力があります。
番所大滝
乗鞍岳に広がる緑豊かな森と爽やかな清流、その中で三名滝は見逃せない見所です。日光の華厳の滝や那智の滝みたいに車で行ってすぐ見られる何て至便さありませんが、大自然の息吹を感じる事でしょう。