Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

リニューアルした板橋区の植村冒険館を見学

2024年06月04日 | お出掛け

 6月1日(土)

 ある日街の図書館へ出掛けたら、一階休憩コーナーの棚に植村冒険館のパンフレットがあるのを見つけた。植村とは勿論登山家で冒険家の植村直己さんの事で、都内板橋区に彼の業績を展示する冒険館があります。

 パンフレットによると、以前の冒険館が別の場所へ移設してリニューアルされたらしい。植村直己さんは昭和を代表する偉大な登山家&冒険家。その植村さんが冬のマッキンリーに単独登頂後、山頂に遺した旗が明日まで展示されているというので見学してみたくなった。

 最寄りの東武東上線、下板橋駅で下車をする。長年東武東上線沿線に住んでいるが、この駅に降りるのは初めてです。駅前から北に向かって十数分歩いて、板橋区立加賀スポーツセンターへ着いた。

始めて下車した下板橋駅

板橋区立、加賀スポーツセンター

 さすが金満の東京都、随分立派な施設でここの3階に植村冒険館がある。冒険館入口の扉を開けて中へ入ると受付の女性が居て、入場無料なので彼女に声を掛けて館内を見学する。

1階エレベーターに植村さんの写真

3階の植村冒険館入口

 館内の展示コーナーでは、植村直己さんが世界の山や極地で成し遂げた登山多冒険の記録が、分り易く丁寧に展示されている。見学者は常時4~6名ほどいた。彼の終焉の地となったマッキンリー登山のビデオ映像もあり、その映像は私も当時テレビで観ていたから、彼の謙虚な人柄と人懐っこい笑顔が懐かしく思い出された。

植村さんの展示コーナー

1階の書籍コーナー(山岳関係の著書が多数あり、閲覧席もある)

 私より一回り齢上だった植村直己さん、早いもので彼がマッキンリーの山中で消息を絶ってから40年の歳月が経つ。彼が板橋区に住んでいた頃、私も同じ板橋区の東武練馬駅近くに住んでいた。一度は生前の植村さんに会ってみたかったが、それが叶えられなかったのは少々残念というか心残りです。

コメント
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