毎年6月は、会社の株主総会が最も開催される季節です。株を持っている人にとっては、配当金が楽しみな季節でもあります。私も幾社かの株を持っているので、この時期になると総会の議決権行使書の便りが、それぞれの会社から送られて来る。
議決を要する議案は何処も似たり寄ったりで、「剰余金(配当金)処分の件」、「取締役(役員)選任の件」、「監査役選任の件」などが主な項目です。議案の賛否を問う項目がある返信用ハガキに所要を記入して、返送すれば株主としての議決権を行使した事になります。
その議決権行使だが、最近は何処の会社もスマホによる電子議決権行使を推奨するようになってきた。スマホをあまり使いこなせない私は何だか気が進まず、今まで返信ハガキに所要事項を記入して返送していた。しかし今年送られてきた便りをよく読むと、スマホで議決権行使をすれば抽選でなにやらプレゼントが貰えるらしい。
「プレゼントが貰えるのなら、スマホでやんなきゃ損だ。」と思った私は、スマホに書類のQRコードを読み取らせてみた。やってみたら意外と簡単で、ポチポチと数回タッチしただけで議決権行使をアッサリ終了する事ができた。
「何でもかんでもスマホでできるんだな」と改めてその便利さに感心したが、それでもスマホに対する不信と不安感を拭い切れないのは、私が時代に適応できていないからでしょうかね。