8月13日(火)
ゼロ磁場のパワースポットとして人気が高い信州秋葉街道の分杭峠は、以前から気になっていた場所でした。旧長谷村の戸台パークから分杭峠行きのシャトルバスが発着していたので、朝9時発のバスに乗って峠まで見物に行ってみました。
戸台パークの分杭峠行きシャトルバス乗り場
分杭峠へは一般車両でも行く事は可能ですが、峠一帯が駐車禁止になっている為に、シャトルバスで行かなければゆっくりパワースポットを見物できないのです。バスは戸台パークを出発し、谷間の道から山肌を巻くクネクネとした道を登って、30分足らずで標高1424mの分杭峠のバス専用駐車場へ到着しました。
分杭峠のシャトルバス駐車場
下車をすると「気場約100m→」と書かれた看板が傍にあり、それに従い山道を緩やかに降ると、あっけなく気場に到着した。木製の階段があるだけで、看板が無ければ此処がパワースポットとは思えません。
気場入口の看板
気場に設置された階段
あまりインスタ映えのしない風景です。
中央構造線と呼ばれる本州を分断する断層帯が分杭峠の真下を通っており、その地域的特性で峠には独自の「気場」というか「磁場」があると言われているようです。
気場の少し上にある分杭峠
我々夫婦もしばらく階段に座って佇んでいたが、二人とも霊感力が無いのか「気」を感じる事はできませんでした。午後から北沢峠行きのバスに乗る必要があった為、我々は10分ほどで気場を後にしたが、「霊気」を感じるには長時間の滞在が必要だったのかも知れません。
気場には科学的根拠は無いそうですが、人気のパワースポットとして分杭峠には大勢の人が訪れています。「霊気」を信ずる人や感じる人は、一度は行ってみる価値があるでしょう。でも霊気を信じぬ人にはインスタ映えのせぬ凡庸な山間の地で、シャトルバス往復料金の¥2000円は高いと思うでしょう。