8月24日(土) 天気=曇り時々晴れ一時雨
09:03雄国沼登山口駐車場→ 10:11~20雄国山分岐→ 10:46~11:03雄国山→ 11:22雄国山分岐→ 11:27~33雄国沼休憩舎→ 11:47~52雄国沼湿原→ 12:13~25雄国沼休憩舎→ 12:29雄国山分岐→ 13:19雄国沼登山口駐車場
雄国沼は古い火山が陥没してできた風光明媚な山上のカルデラ湖です。昭和53年の秋に磐梯山から猫魔ヶ岳を越えて、この湖の畔を訪れた事がありますが、その時の記憶は殆ど残っていません。そこで妻と二人でハイキングがてら、再訪してみる事にしました。
車のウインドウを雨粒がパラパラと叩く生憎の天候だったが、宿の休暇村裏磐梯を出発して9時頃登山口の駐車場へ着いた。標識が立つ登山口から雄国沼への登山道へ入る。ブナの樹林帯に歩き易い緩やかな道が続いている。
雄国沼登山口の駐車場
雄国沼登山口
朝から蒸し暑い天気だが、ブナの枝葉が陽射しを遮ってくれるのがありがたい。登山口から1時間余で、雄国沼と雄国山を分ける分岐に着いた。ここを右に曲がって雄国山への登山道に入る。しばらくジグザグに登ると稜線に達し、緩やかな尾根道を登って行く。
緩やかな道
分岐間近の岩がゴロゴロした道
山頂直下でご夫婦の二人連れとすれ違った時、「山頂近くの道端でマムシがとぐろを巻いているから気をつけて下さい。」と注意喚起された。それから怖さ半分見たさ半分で登って行くが、結局マムシ君とは遭遇しないまま雄国山(1271m)の山頂へ着いた。
雄国山への登り(眼下に雄国沼)
雄国山山頂
山頂には壊れた木製の展望台が建ち、東は磐梯山、西は喜多方の市街地、眼下に雄国沼を望む事ができた。軽く栄養補給した後、マムシ君に絡まれぬうちにと山頂を後にする。
山頂から磐梯山方面
山頂から喜多方市街地方面
山頂から雄国湖
分岐に戻ると、雄国沼へと降って行く。分岐から5分ほどで、森の中に建つ雄国沼休憩舎へ着いた。休憩舎は無人の立派な建物だが、樹林に遮られて雄国沼を見る事はできない。
雄国沼休憩舎
休憩舎で一息ついた後、湖岸沿いの歩道を歩いて湿原へと向かう。休憩舎から湿原までは意外と遠かった。初夏の頃ならニッコウキスゲで黄色く染まる湿原も、晩夏の今は咲く花も少なく少し寂しい風景だった。
咲く花も殆ど無くヒッソリとした雄国沼湿原
湿原から雄国山方面(中央奥の山)
湿原の歩道は現在改修工事中で休憩する場所も無いので、早々に湿原を後にする。帰りの道は早く雄国山分岐から50分足らずで登山口の駐車場へ戻って来た。
登山口へ向かう下山の道
今日も軽いハイキングのつもりだったが、4時間ほどの山歩きは蒸し暑さもあってホドホドに疲れ汗もビッショリ掻きました。これから宿へ戻って温泉で汗を流し、その後は美味しい生ビールが待っている。人生で数少ない生きてて良かったと思う一時です。