透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

温室はおとぎの世界

2015-04-15 20:49:07 | 日記

曇りのち雨。最低気温6.0℃、最高気温11.6℃。

昨日、北海道大学植物園内の一画にある温室を見学してきました。温室はA棟とB棟に分かれ、A棟には、熱帯雨林室・シダ室・パイナップル科植物室・冷温室が、B棟には多肉植物室・ラン室があり、それぞれ世界各地の植物が集められていました。

温室内は南国ムードに満ちて、春のコートも要らないほどでした。涼しげに水上に咲く青色の花を見ながら、奥に進むとコエビソウという珍しい名前の花がありました。確かに色形がエビにそっくりで、世の中には面白い植物があるものだと感心してしまいました。

次に目に飛び込んできたのがハイビスカスで、花の大きさといい、色合いといい、華やかさは室内でも際立っていました。一方、実をつけた温州みかんもなかなかの存在感で、食べごろはいつなのか、この実は関係者みなさんで分け合うのだろうかなどと余計なことも思い浮かべてしまいました。

世界各国から集められ植物たちが、それぞれの育った国や運ばれてきたいきさつを物語り始めたとしたら、この温室は即おとぎの世界になるでしょう。そんなことを想像させる楽しい空間でした。

                        

                        

                        

                                                  《コエビソウ》

                        

                                                   《ハイビスカス》

                        

                                                     《ハイビスカス》

                        

                                                       《温州みかん》

                        

                                                《カリアンドラ エマルギナタ》

                                             

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