網走地方気象台は2月2日、網走で「流氷接岸初日」を観測したと発表したそうです。本日付け北海道新聞の日刊紙が伝えていました。
「流氷接岸初日」は、流氷が沿岸を覆って船舶が航行できなくなった最初の日をいうとのこと。
いよいよ、流氷で海が埋めつくされ始めたようです。
流氷に対応できる特別な機能をもった船舶以外は通行不可能になるので、漁業ができなくなります。それゆえに、流氷は厄介者扱いされたこともありました。
近年、アムール川から流れ込む真水が凍ってできる流氷にはこの川周辺の森林の栄養分が含まれ、魚貝類を育む豊かな環境を伴っていることが解明されています。
また、最近では観光の目玉として集客能力が年々高まっているようです。
流氷は今や冬の花形役者といったところで、見直されているのです。
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流氷にとっては、誰かに評価されようとされなかろうと、ただ、自然の為せるままに漂っているのでしょう。
もともとが氷だけに涼しい顔でヒョウヒョウとしている・・・・・のかも。