透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「小樽雪あかりの路・小樽運河ナイトクルーズ&支笏湖氷濤まつり」へ

2018-02-12 13:30:16 | 旅行

雪。最低気温-18.4℃、最高気温-7.7 ℃。

小樽運河 15:10  浅草橋から望む

昨日は午後から阪急交通社企画のバスツアーに家人と参加しました。

タイトル通りの時系列で最初は札幌駅北口から小樽へ。44名の参加で、バスは満席状態でした。近くにあっていつでも体験できるようで、できないと思い参加した小樽運河ナイトクルーズ。

17時からの乗船予定で、15時に小樽入りしたツアー一行は、16時半までは自由散策となり、

家人と私は小樽芸術の村の一画をなす似鳥美術館へ立ち寄りました。

2017年9月1日にグランドオープンしたこの美術館の建物は、かつて小林多喜二が勤めていた旧北海道拓殖銀行小樽支店とのこと。

1923(大正12)年に建造され、鉄筋コンクリート、地上4階、地下1階建てとなっています。

1991(平成3)年10月4日には小樽市の指定歴史的建造物に登録。

重厚な造りは、当時の面影を今に伝え、ロマンをかき立てる小樽の街並みを骨太にしていると感じました。

何気なく入った美術館でしたが、建物の歴史と構造に匹敵するほどに中身が充実していたのには正直、驚かされました。

4階は東山魁夷、平山郁夫、横山大観他、3階は岸田劉生をはじめとする日本画及びユトリロなど海外の洋画、2階は高村光雲とその弟子たちの木彫、地下にはアールヌーヴォ・アールデコグラスギャラリーと貴重な作品が勢ぞろいでした。

もう少し、ゆっくり眺めていたかったのですが、集合時刻が迫っていたので最後の方は駆け足で眺めることになってしまいました。

〈車窓から望む小樽市街〉

そして、このツアーの前半の目玉となる、小樽運河ナイトクルーズへ向かいました。

小樽運河の水面に揺れる「浮き玉キャンドル」に灯がともされ、街並みのガス灯がオレンジ色の光を放ち始める頃、乗船しました。

(*ガス灯は今もガスを使用しているとのことです。)

小樽運河 16:54 乗船後の出発寸前 中央橋付近から浅草橋を望む

座席は床暖房で、ひざ掛けも用意されていました。風よけに透明なシートで屋根と床から1メートル余りを覆っていたので、寒さはなんとかしのげました。(寒いかどうかは個人差があります。)

クルージング開始とともに、運河沿いの建物や市の歴史などを解説するアナウンスが流れました。ただ、景色を眺めることができるのは運河に面した側と前方・後方の限られた席かなと思われます。約40分間のクルージングでしたが、内側の席だったのと、カメラワークの不備もあり、船から見た小樽運河沿いの写真撮影は望めませんでした。

        🍁       🍁       🍁

昨日は次の観光先の支笏湖付近で渋滞に遭遇し、氷濤まつり会場への予定到着時刻が1時間あまり遅れました。

そのために帰宅時刻も本日間際にずれ込み、スマホもダウンして、車中からの更新もならず、本日に持ち込む形になりました。

ということで、続きは後程また。

コメント
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