晴れ。最低気温12.3℃、最高気温28.6℃。
散歩の行き帰り目にしていた三つの白い椅子。
今日は最高気温が28.6℃と半袖でも汗ばむほどだったが、この三つの白い椅子は緑陰の中で涼しげに見えた。
ずいぶん前に、ヘンリーソローの『森暮らしの家-全スタイル』(田淵義雄著 小学館 2002年5.1初版)を手にしたことがあった。
その本は北見の郊外の丘の上のレストラン「遊木民族」(「牧」ではなく「木」がミソのようで)に置いてあったものだ。このレストランは私のお気に入りだったのだが、風の便りによると今はもう営業をやめたらしい。
けっこうな重さの本で、毎回、このレストランを訪ねた際によく眺めていたものだ。
先日探し物をしていた際に出てきたのが、⒑cm×7cmの小さな手帳だった。この中にソローの次の言葉がメモしてあった。
「ぼくはぼくの家に3つの椅子を持っている。ひとつめは孤独のために。ふたつめは友情のため、3つめは社交用に。」
この本の中に引用されていたものだと思う。訳によって、言葉使いがそれぞれなので、ネットで検索して原文と思われるものを載せておこうと思う。
「I have three chairs in my house: one for solitude, two for my friendship, and three for society. 」 Henry David Thoreau