透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

三つの椅子

2018-06-04 21:40:06 | 日記

晴れ。最低気温12.3℃、最高気温28.6℃。

散歩の行き帰り目にしていた三つの白い椅子。

今日は最高気温が28.6℃と半袖でも汗ばむほどだったが、この三つの白い椅子は緑陰の中で涼しげに見えた。

ずいぶん前に、ヘンリーソローの『森暮らしの家-全スタイル』(田淵義雄著 小学館 2002年5.1初版)を手にしたことがあった。

その本は北見の郊外の丘の上のレストラン「遊木民族」(「牧」ではなく「木」がミソのようで)に置いてあったものだ。このレストランは私のお気に入りだったのだが、風の便りによると今はもう営業をやめたらしい。

けっこうな重さの本で、毎回、このレストランを訪ねた際によく眺めていたものだ。

先日探し物をしていた際に出てきたのが、⒑cm×7cmの小さな手帳だった。この中にソローの次の言葉がメモしてあった。

「ぼくはぼくの家に3つの椅子を持っている。ひとつめは孤独のために。ふたつめは友情のため、3つめは社交用に。」

この本の中に引用されていたものだと思う。訳によって、言葉使いがそれぞれなので、ネットで検索して原文と思われるものを載せておこうと思う。

「I have three chairs in my house: one for solitude, two for my friendship, and three for society. 」 Henry David Thoreau

コメント
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