曇りのち雨。最低気温12.3℃、最高気温17.2℃。
朝から雨でした。傘を差しながら札幌の町を歩くのも久しぶりかなと思います。よさこいソーランの会場に予定されている大通公園は、テントが立ち並ぶなどいつもとは違う雰囲気でした。
大通から札幌狸小路商店街5丁目の札幌プラザ2.5へ向かい、10時半から12時半まで上映のこの作品を観ました。涙あり、笑いありの感動的な2時間となりました。
ペコロスの母役の赤木春江さんは認知症の役どころをリアルに演じていました。他にも芸達者な皆さんが脇を固め、ゆるぎない作品となっていたように思います。
認知症の方々が暮らしている施設の雰囲気や介護に当たるスタッフの皆さんの姿もリアルに描かれていました。
介護スタッフさんのプロ意識の高さや人間性がきらりと光る作品ともなっていました。
また、認知症の母との介護を主体にしながら、長崎に投下された原爆のことや母親の幼馴染が口減らしのために遊郭に身を置くことを予想させるシーンなど、歴史の影の部分も盛り込まれていたことが、この作品をより印象深いものにしていたと感じました。