曇り時々雪。最低気温-2.7℃、最高気温0.3℃。
庭のあちこちに霜柱が立っていました。とても不思議な光景に思えたのは、今迄、これほどの立派なものを見たことがなかったからです。
この霜柱ですが、数種の条件が整って初めて出来上がるものなのだということをウキペディアで知りました。
花畑は10月に掘り起こしていたので柔らかく、また、凍っていなかったことが条件の一つ目、二つ目は地表と地中の温度差があったからでしょう。
コツコツと自然の采配によって仕上げられた霜柱はよく見ると精巧な造りとなっていました。
その霜柱(しもばしら)について、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から一部を引用。
霜柱とは、冬季など氷点下になる時に、地中の水分が毛細管現象によって地表にしみ出して柱状に凍結したものである。 霜柱は地中の水分が凍ってできたものであり、空気中の水蒸気が昇華して凍った霜とは別の現象である。
霜柱の発生メカニズムは次の通りとされる。 気温の低下によりまず地表の水分を含んだ土が凍る。一方、凍っていない地中の水分が毛細管現象で吸い上げられるが、地表に達すると冷えた空気により冷やされて凍ることを繰り返し、霜柱が成長する。
固まった土では土が持ち上がりにくいため霜柱は起こりにくく、耕された畑の土などで起こりやすい。
地表と地中の温度差が必要なため、霜より短い期間しか起こらない。主に冬期に見られる現象であり、冬の季語となっている。
なお、秋に花が咲くシソ科の植物に、シモバシラ(Keiskea japonica)という種がある。この名前は、枯れた茎の維管束が毛細管現象を引き起こし、茎から霜柱が発達、その姿が花のようで美しいことに由来する。