透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「ニシン場から始まる北海道のお酒の話」の講演会へ

2019-10-26 22:08:39 | 日記

曇り時々雨。最低気温8.0℃、最高気温15.6℃。

 北海道開拓の村で開催中の「北海道と米」というタイトルの特別展に因み、先週から特別展関連講座が開かれています。今日はその3回目。

講師は一般財団法人北海道歴史文化財団事業本部長・野外博物館北海道開拓の村館長の中島宏一氏。

13時半から15時までの1時間半のお話でした。

興味深かったのは北海道では本州とは異なるお酒造りの形をとることになったというもの。本州では米と水があるところに発した酒造ですが、道内ではまだ米作地帯といえるほどに稲作が発達していなかったので、当初から産業として意図的に試みられたということかと。

耳よりの話を多く伺うことができた本日の講演でした。

それらをすべて取り上げることができないのが残念です。

最終章「北の大地北海道は、醸造酒と蒸留酒製造の歴史を刻む」には麦酒とワインの醸造が官業から始まった北海道のアルコール産業史が簡潔にまとめられています。

そして、この章は「北海道は、チャレンジとフロンティアスピリッツで人々に愛される酒を今後も開発、育み続けていく。」と結ばれていました。

 

秋の夜長にお酒の話を伺ったこともあり、麦酒とお酒を少し頂きながらこのブログを書いています。

そうそう、お酒好きといわれている若山牧水の「白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけれ」を思い浮かべつつ・・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする