透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

名古屋へ(その2)~新美南吉記念館~

2023-04-15 20:33:21 | 日記

雨。最低気温−2.2℃、最高気温12.5℃。

 


本日の行程 ~新美南吉記念館~ 

①宿泊先→名鉄名古屋駅へ(ハイヤー)

②名鉄河和線4番乗り場(9:41 発)→知多半田駅(10:10着)→ごんくるバス(10:17)→新美南吉記念館

④帰り→新美南吉記念館(13:07)発→知多半田駅前(13:30頃)→知多半田駅(13:42)→名鉄名古屋駅(14:14)→メーグルバス(14:30)→中部電力MIRAITOWER→宿泊先


甘酒クリームトースト 〜知多半島産はちみつ添え〜

マルコポーロ〜マリアージュフレールの代表的な紅茶〜

 

雨脚が強く、1日中降り続くとの予報だったので、急遽、新美南吉記念館へ行くことにしました。

名古屋の最高気温17℃。札幌が同15℃の予報で、大差がなく、持参した衣服のほとんどを重ね着して出かけることに。

新美南吉記念館は地元の作家を讃える強い思いが感じられる佇まいと展示でした。雨が降ったということでこの記念館を訪ねたことになるので、「雨」が結んだ縁となるのでしょう。

南吉は、「僕は井戸である。僕をとおして水は浄化され、ふきだす。」と書き残しています。

ところで、今年は新美南吉生誕110年とか。半田市ではこの記念事業のキャッチコピーを彼の詩「泉」〈B〉の一節「さあ この泉を汲んでくれ」としたそうです。

企画展の「おわりに」は「南吉の死から80年。彼が考え表現したことは、現代の私たちの心も清め、潤してくれる〈泉〉であり続けています。」と結ばれていました。

南吉にとって澄んだ水を湛える泉や井戸は重要な意味を含んでいるようです。

29歳7か月で夭折した南吉。残された作品を通して、彼が私たちに託したメッセージをいくらかでも感じ取ることができたらと思いました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆さまにとって良い1日となりますように〜。

コメント
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