透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

北海道開拓の村と新北のうた暦と

2024-09-19 20:12:32 | 日記

晴れ。最低気温9.4℃、最高気温23.6℃。

村内がロケ地の一つとなっている「ゴールデンカムイ」の映画で、実際に使われた馬そりが旧札幌停車場に展示され、愛好家がシャッターを切っている姿も相変わらず見えました。

3週間ぶりに北海道開拓の村へ。

からりとした空気ときれいな青空が広がる村は秋の始まりを迎えています。

本日は奈良からお見えになったご夫婦を農村群の開拓小屋までご案内しました。開拓の始めの頃の暮らしぶりをお見せしたいと伝えると、是非とのことだったからです。

農村群では栗の実がぱらぱらと落ちていました。今年は栗の実が豊作のようです。

山村群の木々の葉が遊歩道を埋める日もそう遠くないことでしょう。

 

今日は来村者の方々や仲間、そして村のスタッフの皆さまとふれあうことができ、温泉に身を委ねた時のように心が暖められるひとときとなりました。

今日は彼岸の入りということを解説を読んで改めて知ることとなりました。

ちょうど、役所勤めをされていたというボランティアの先輩から数十着のスーツとネクタイの束の話を聞いたところでした。

掲句は「所在なきネクタイの束」と詠まれています。

着眼したのがネクタイの束で、それは「主の居なくなった」ものだというリアルな現実を「秋彼岸」で想起させます。

素晴しい感性と表現力だと思いました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・・。

コメント
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