透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

卓上四季と新北のうた暦と

2024-12-04 20:09:44 | 日記

雪時々曇り。最低気温-4.8℃、最高気温2.4℃。

本日も北海道立図書館へ。「ゴールデンカムイ」2冊目を読んできました。

そして、文書館へ通じる階段の壁に張られていた興味深い資料の一部を。

開拓期を見える化してくれる写真は貴重な資料で、有難いものです。

当時の写真師もまた、情報を発信するという北海道開拓の一翼を担っていたのだと思います。

中村医師の功績は日本人としての誇りです。このような方が居たことは奇跡のように思えます。

中村医師が記した「私たちが己の分限を知り、誠実である限り、天の恵みと人のまごころは信頼に足る」との言葉に希望のきらめきが感じられました。

馬の瞳は澄んでいて、二重で綺麗だという印象があります。

その馬の瞳に枯野が映り込んでいるというのです。馬の瞳に映る風景は自分が見ているものでもあるなと作者は感じているようです。

その風景の中に入り込んでいく人影とは誰なのでしょうか。

「冬に向かって迷い込んでいく自分自身の影であったのかもしれない」と解説は結ばれています。

深い意味を秘めている句なのだと思いました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする