透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

北海道開拓の村と

2024-12-19 19:32:50 | 日記

晴れ。最低気温-6.8℃、最高気温-1.1℃。

今日は北海道開拓の村へ。

旧青山家漁家住宅のボランティア担当でした。

この建物では、昨年から冬季間のボランティア活動として、村の休日以外、毎日、囲炉裏の火入れをしています。

本日も囲炉裏の準備を整えて、といっても、先輩にお任せでしたが・・・。

活動開始の10時から終了前の14時40分頃まで、途切れることなくお客様が見えて、大半の方が囲炉裏を珍しがり、冷えた手足を温めていかれました。

国外ではオーストラリア、ベルギー、フランス、スペイン、シンガポール、アメリカ、国内では静岡県や沖縄県、道内では別海の方々。

昨日より気温が上がったものの寒さはしんしんと身に染みるもので、青山家の囲炉裏がインテリアとしてではなく、実用的な暖房として活躍の場を得ていたようです。

からまつは明治時代、北海道に「開拓使が本州より取り寄せ植林」したものだったそうです。

秋に黄金色に染まる姿も美しく見とれますが、その葉が落ちるさまや地面を染めるさまも綺麗だなと思っていました。

本日の掲句はそのからまつにしがみつくように降る雪と「地で歯を食いしばり生き、そして地に還る」人を対比させて詠まれています。

今年、99歳で旅立たれた作者の人生と重なる気がして、強い意思が感じられました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・・

コメント
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