透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

北海道立図書館へ

2020-12-18 20:29:14 | 日記

曇り時々晴れ時々雪。最低気温−10.7℃、最高気温−0.3℃。

朝の空模様

 今日の朝の空は全体が薄桃色でした。大雪の降る前触れのように思えたのですが、雪はさらりと降っただけ。

 午後から、桜木紫乃さんの本を借りに、北海道立図書館内の北方資料室に足を運びました。桜木さんは当地にお住まいで、この度はホテルローヤルが映画化されるなど脚光を浴び、テレビ出演や北海道新聞にも度々登場されています。この状況では桜木紫乃さんの本は貸し出されて、本棚にはないかもしれないなどと思ったのですが、幾冊が残っていました。本日、借りてきたのは『氷平線』です。

 他に北海道出身の作家、小檜山博さんのコーナーにも目が留まりました。極貧(本人も自称している)生活をあからさまに綴っている文章から立ち上る迫力は他に類を見ないほどで、しかも本質をあぶりだしていると感じています。『人生という花』『人生という夢』『人生賛歌』と、これまでに続けて3冊読み終えました。

 コロナ禍での閉じられ感のあるささやかな日常に、スパイスを与えてくれる本の力に、気づかされている今日この頃です。

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