曇り時々雨。最低気温−1.8℃、最高気温1.3℃。
この時期に渡って来る白鳥を見に、車を走らせました。
いつも、餌場となっている篠津地区の畑はまだ一面の雪。では、どこへ行っているのだろうと、篠津川を訪れたところ、そこに白鳥の姿はありました。
灰色の長い首をもたげているのは子どもたちでしょう。雨が降る中でしたが、白鳥たちは穏やかな様子で水面を滑るように泳いでいました。
今年も白鳥を間近で見ることができ、自由研究を終えた子どものようにひと安心しています。
コロナ禍にあっても、ひたすら自然の流れに身を任せている白鳥。誰に教えられたわけでもなく渡りの頃合いを察知し、方角を見極める磁石も使わず、自前の羽だけで目的地へたどり着くとは・・・。
偉いものです。もっと偉いと感じるのは、それを鼻にかけずに涼し気な顔をしたままさらりとやってのけるところ。それは何と清々しい生きざまかと・・・・。