透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

中華楼にてと新北のうた暦と

2023-11-15 19:40:35 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温0.2℃、最高気温7.8℃。

美容院を出たの時は13時少し前。

すぐに近くの商業施設内のレストランへ。

比較的空いていた中華楼にてレディースセットのランチ。美容院は換気を優先していたためか、寒かったので、こちらでようやく暖まりました。

春雨坦担はいつも通りで美味しかったです。寒さ対策の一つは滋養。美味しいと感じるものを頂いていざ、冬へ。

今日の新北のうた暦の掲句は釧路湿原を詠んだ作品です。

釧路湿原を車窓から眺めたことや、またその昔には散策したこともあったことなどが頭をよぎりました。

釧路湿原に広がる荒涼とした冬枯れの様子が目に浮かびます。「無一物」の世界。

でもそれはみかけのことで、その裡には無数の生命が潜んでいるということを作者は見通しているのです。味わい深い句だと思いました。

何もないかのように見えるところにある何かこそ意味があると、最近のワタクシは度々実感しています。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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積雪の朝と初冬の景色に

2023-11-14 19:51:52 | 日記

雪時々晴れ。最低気温0.2℃、最高気温5.1℃。

雪が積もり、白くなった路面が冬が来たことを告げていた朝です。

この後、雪は解けたものの、一日中、雪が降ったり解けたりを繰り返していました。

遅い午後、野幌森林公園へ。

ところどころに水たまりができ、落ち葉が吹き溜まっていました。

濡れて黒々とした裸木や白樺の白と枯れた葉や草原とのコントラストには心惹かれるものがあります。

初冬のこうした景色にこの時期ならではの情緒を感じながら、時折雪や霰、霙が降る中を傘を差さずに歩いてきました。

そして本日の新北のうた暦の掲歌です。

まさに本日は「冬は確かにわが家に来たり」との下の句に共感を覚えた朝となりました。

秋から冬への切り替えは雪が辺りを埋めることで決着がつくものです。

北海道の当地ではおおむね雪が冬の存在を確かなものにしてくれます。

「これが目に入らぬか」のご老公の印籠、それが雪で、冬が来たことを証明する何よりの証拠かと。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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公園の遊具も冬仕舞い

2023-11-13 18:29:30 | 日記

晴れ時々曇り時々雪。最低気温-1.2℃、最高気温5.2℃。

今日も一時雪が舞うシーンがありました。

公園の遊具も冬仕舞いです。

遊具たちは一足先に長い冬休みに入りました。

夕方の空には薄桃色の雲がたなびき、その空から今雨から変わったばかりのような水気を含んた雪が降ってきました。

今のところ冬将軍は辺りを伺いながら、様子見をしているようです。

 

冬将軍さまには、大雪だった昨年よりは手加減をして下さいますよう、心からお願い申し上げます。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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江別市中学校・高校美術部合同展へ

2023-11-12 20:07:23 | 日記

晴れ時々雪時々曇り。最低気温-4.7℃、最高気温5.8℃。

江別市中学校・高校美術部合同展を見学するために江別市セラミックアートセンター2階企画展示室へ。

江別市内の中学校と高等学校の美術部などで制作された作品が会場に展示されていました。

若々しい感性にあふれた作品が一堂に会するのは意味深いことだと思います。

運動部に比べると比較的地味なこうした美術部の活動に目が向けられ、光が当てられることはとても良いことだと思いました。

高校時代、美術部のはしくれだったもので・・・。



ランチは北海道立野幌総合運動公園・総合体育館内「レストラン ウッズ」にて。

醤油ラーメンを頂いてきました。細く真っすぐな麺にあっさりしたスープのコラボレーションで美味しかったです。

そして本日の新北のうた暦の掲句です。まさに空港を出ると、すぐに「蝦夷の大枯野」が続きます。

明治初目の頃の札幌がこんな風だったのかと想像しています。

札幌市の人口は2023年1月1日、195万9512人とのこと。

そんな史実もあるので、この辺りの風景もいつか化けるのではと思ったりもして・・・・・。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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初雪

2023-11-11 19:18:46 | 日記

曇り時々雪。最低気温-0.2℃、最高気温4.7℃。

札幌では未明に初雪が観測されたとお昼のニュースは伝えていました。

これは、平年より10日遅く、去年より5日早いとのことです。

当地も初雪になりました。マリーゴールドの花に残っていた初雪の白さがひときわ目を引きます。

本日の最高気温4.7℃は昨日から10度ほど下がり、一気に肌寒くなりました。

 

「毎日少しずつずらされてゆくバス停は、この世界の『ほんとう』もまた少しずつ狂わせてゆくのだろうか」と解説にあります。

「ほんとうを言ってほしいな」という上の句の箇所に衝撃を受けました。

本当を言ってほしいような、ほしくないような微妙な場面も用意されているのがヒトの世の常かもしれません。

歌の真意はつかめないながら、心のどこかが共鳴する作品のように思いました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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「北海道本の世界子ども陶芸展2023」へ

2023-11-10 18:35:09 | 日記

雨時々曇り。最低気温6.6℃、最高気温15.3℃。

「北海道本の世界子ども陶芸展2023」が旧開拓使札幌本庁舎(ビジターセンター)で開催中です。

期間は11月7日(火)から11月14日(火)まで。

昨日、ボランティア活動の昼休みに見学してきました。個性的な作品ばかりで、もう少しゆっくり見たかったなと心残りです。


この後、以下の予定で巡回展を予定しているそうです。

11月17日から11月30日(東川町複合施設せんとぴゅあⅡ)

12月9日から28日 (剣淵町絵本の館)


 

本当に記録的な暑さの夏でした。

そして、本日の新北のうた暦の掲句「真二つにした白菜が陽を分つ」は秋から冬へ向かう今どきの白菜を詠んだもののようです。

漬物を仕込んだり、鍋物が恋しくなるシーズンを迎え、白菜は主役、準主役級の存在となってきました。

その白菜の白さと薄緑色の葉を思い浮かべ、「輝く白菜の重さと瑞々しさが、伝わってくる。」との解説をたよりにこの句を味わうことにします。

ふっと、台湾の国立故宮博物院(台北)でガラスケース越しに見た「翠玉白菜(すいぎょくはくさい)」を思い出しました。それは行列ができる人気の作品で一瞬しか見られなかった」ことも・・・・。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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開拓の村の青山漁家住宅など

2023-11-09 20:06:42 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温0.0℃、最高気温14.1℃。

晩秋の開拓の村です。昨日が冬至なので、暦の上では冬なのですが。

夏季のボランティア活動は先週の木曜日で終わり、今日は冬季の活動となります。

冬季間は旧青山家漁家住宅での活動と旧札幌停車場で待機してお客様の要請があればガイドを行うという形になっています。今のところ、休館日をのぞいて毎日行われる予定です。

さて、青山家では10月31日から囲炉裏に炭をおこしてお客様をお迎えしています。これはコロナ禍を挟んで4年ぶりです。

本日、ワタクシは初の炭おこしに挑戦してきました。上手にできたんですよ。

午後からは日が陰って、肌寒くなり、炭が赤々とおこっている囲炉裏のそばにはお客様が次々と座り、暖まっていかれました。

青山家がニシン漁の漁場を徐々に広げて財をなしていく道筋、言い換えればサクセスストーリーに耳を傾けて下さったりも・・・・。

囲炉裏の火を囲む場には、肩ひじ張らずに言葉を交わすことができる、ふんわりした雰囲気が作られるような気がしました。

そして、本日の新北のうた暦の掲句です。

作者にとっては幸運中の幸運のような出来事だったのではないでしょうか。

思いがけない、小説の一場面のようなことが起こり得たということでしょう。

作者はよほど徳を積まれた方のように思えるのですが・・・・・。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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冬至の日に

2023-11-08 19:21:54 | 日記

雨のち晴れ。最低気温6.4℃、最高気温11.6℃。

立冬の今日は雨のち晴れ。

最低気温は6.4℃で最高気温は11.6℃と二けたとなり、ダウンを羽織らなくても済むほどで、この時期としては暖かかったです。

習い事の帰りに野幌森林公園・大沢口まで足を延ばしてきました。

すっかり葉を落とした木々、遊歩道には降り積もった落ち葉が敷き詰められています。

立冬の日の昼下がり、森の中はシンとして、静かな時間が流れているようでした。

そして本日の新北のうた暦の掲句です。

解説には「冬の白息が、ページをめくるたびに揺れていた。」とあります。

立冬の日に書物を繰るときの情景が白い息とともに浮かんでくる気がしました。

これから、大地は徐々に冷やされて、本格的な冬に向かっていくことでしょう。

そういえば、寒さが極まる日の朝に配達された新聞は、氷のように冷え切っていたことを思い出しました。

冬至は寒さに向かう心構えを己に言って聞かせる日なのかも・・・・。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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一雨ごとに進む秋

2023-11-07 18:49:26 | 日記

曇り時々雨時々晴れ。最低気温11.5℃、最高気温16.9℃。

大雨の後、ほどなく晴れ間が見えたので野幌森林公園の大沢口へ。

濡れた路面に映るこのシーズンならではの景色には心惹かれるものがあります。

この風景も一期一会。

今週末は予報通り雪となるのでしょうか・・・・・。

そして、本日の新北のうた暦の掲歌。

皆既月食などの劇的な天体ショーは宇宙の規則に則って起こるもので、人間世界での出来事に忖度するものではないはずです。

それを実感した場面で詠まれた歌なのでしょう。まるで、今の世界状況に通じるようでハッとさせられました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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「すたみな太郎」にて

2023-11-06 19:06:44 | 日記

曇りのち雨。最低気温4.2℃、最高気温15.9℃。

初めて、「すたみな太郎」へ。バスや車の車窓からこのお店の外観は眺めていましたが、利用するのはこの度が初めてでした。

お皿に盛りつけるのも楽しいことで、自由に選べることが大げさですが、「生きる力」に繋がっていくのを感じます。

雪が降る前に体力をつけるために向かった先の「すたみな太郎」。

バイキングというのは自ら食物を選び獲る、実に能動的な食事の形態です。

お肉を重点に頂くはずが、いつのまにかデザートに傾いていて・・・・。

甘かったです、自分に。でも、大満足でした。

ワタクシの母は37年前に亡くなりました。

義母は97歳で元気に暮らしています。

その義母から学ぶことを含めた想い出はたくさんあり、まさしく、本日の掲句のようです。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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野幌森林公園・瑞穂の池と新北のうた暦と

2023-11-05 20:03:28 | 日記

晴れ。最低気温-2.4℃、最高気温11.5℃。

最低気温が氷点下となった本日。寒い朝を迎えました。

午前に野幌森林公園の瑞穂の池へ。

水をたたえた池のほとりには芒が揺れています。

そぞろになった葉の白樺林が映り込んだ瑞穂の池は、晩秋の佇まいとなっていました。

そして本日の新北のうた暦の掲句です。

「苔の緑との対比が美しい」と解説にあります。

寺の一角に注がれた作者の視線が捉えた清らかな情景。

それは「お十夜」という念仏法要の最中での情景だけに俗世から離れた世界に思えます。

雪が消えずに残っているということは、寒さが辺りを包んでいることでしょう。

「お十夜」と雪の残る境内を思い浮かべながら、この句を反芻してみることにしました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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野幌森林公園と北海道立図書館へ

2023-11-04 19:33:46 | 日記

晴れのち雨。最低気温3.3℃、最高気温10.5℃。

百年記念塔跡

午前に野幌森林公園を歩いてきました。

中央線から百年記念塔へ。記念塔付近はフェンスに囲われていたので、定かではないのですた、影も形も見えませんでした。

午後からは北海道立図書館へ。

2階の展示コーナーには「札幌駅で会いませんか?」が開催中です。

札幌駅の移り変わりを見ることができ、興味深かったです。

特に札幌駅3代目は北海道開拓の村に再現されていることもあり、目を凝らすことになりました。

そして本日の新北のうた暦の掲歌です。

今日は当地も小春日和に恵まれました。

掲句は小春日和の釧路湿原が舞台となっているようです。

湿原は命あるものが命を繋いでいくために「帰る場所」でもあるのだとの解説になるほどと思いました。

湿原は様々な要因で少なくなってきていると聞いたことがあります。その要因の一つにヒトが開発を進めたことも挙げられるのでしょう。

今、残された湿原が命あるものの「帰る場所」として、これからもできるだけそのままの姿を留めていてほしいと願ってしまいました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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文化の日の野幌森林公園

2023-11-03 18:33:24 | 日記

晴れのち雨。最低気温6.4℃、最高気温19.5℃。

落葉の道を踏みしめながら、風を感じてきました。

木々の葉は強い風にまるで右向け右などと号令をかけられたかのように傾いています。

こういう日は木々の枝が折れて、飛ばされてきそうな気がしたので森の中までは足を運ばないことにしました。

気温は高めだったので、この時期としては妙になま温かい風でした。

11月に入って3日目なのですが、まだ暖かさが残っている文化の日です。

このように静かに揺れながら枯れていく萩の姿から自然に逆らわずに逝く命を思いました。

解説は「単純ながらも清潔なまなざしが新鮮だ」と結ばれています。

そのまなざしから生まれたであろうこの句には説得力があると感じました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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北海道開拓の村と『ワルトラワラ51号』と

2023-11-02 22:44:31 | 日記

晴れ。最低気温4.3℃、最高気温13.4℃。

今日で夏季のボランティア活動は終了です。

青山漁家住宅の担当。スペイン、フィリピンの方、熊本県、埼玉県、東京などからのお客様、小学生の皆さんがお見えになりました。

今日は囲炉裏に火が熾され、その赤い火はほんのりとした暖かさを部屋に広げていきました。

活動終了後、新札幌の居酒屋さんにて懇親会。

心温まるひとときとなりました。

先日、『ワルトラワラ51号』が届きました。

関係者の皆さま、ありがとうございます。

そして、本日の新北のうた暦の掲句です。

喪服の黒地に雪虫の白はコントラストが効いているなと思います。

しかも、雪虫は消え入るように命を終えるのです。

亡き人の魂のようにも思え、解説にあるように「あらためて悲しみがこみあげてきた」のでしょう。

弱弱しく飛び交う雪虫の姿に晩秋のなんともいえない風情を感じる今日この頃です。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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野幌森林公園の秋深まる

2023-11-01 15:41:01 | 日記

晴れ。最低気温8.6℃、最高気温16.2℃。

11月を迎えました。久しぶりの野幌森林公園は晩秋の佇まい。

残り少なくなった木々の葉が時折、空から舞い落ちてきます。

遊歩道に折り重なった落葉を踏みしめると、かかとにふわふわした感触が伝わってきました。

この時期になると、次に来た時に、枝に葉はどれくらい残っているのかと気がかりになります。

そんな思いでいるからか、シャッターを押す回数がつい増えて、我家に戻ってからの写真選びに時間がかかりました。

というようなわけで、11月最初の本日の写真はかなり多めにアップすることに。

皆さまには、写真を見ながら散策をしている気分を味わっていただけると幸いです。

そして、本日の新北のうた暦の掲句です。

何も口を継いで語れることはないほどに、納得のいく句でした。

「老猫を座蒲団に置く夜寒かな」

老猫の居る心温まる光景が目に浮かぶようです。

 

それでは今日はこの辺で。

11月が皆様にとってかけがえのない良い一日となりますように・・・・。

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