GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

男のスキンケア

2007年09月09日 | 日記・コラム

 巷では、男性用の化粧品やスキンケアグッズがはやっております。かくいう僕も、いくつか試みている処方がありまして、もっとも今更美顔とか美肌なんざに興味があるわけでも、女の子にキャーキャー言われたいわけでもなく(言われたいけど)、なんか、こう、使用感というか気持ち良さ重視の方向でとりおこなっている次第です。

 男を30年もやっていると、顔の油や角栓ってのが特に気になってきます。いや、人から見てテカテカしてたり、毛穴が目立ったり、てのは全然どうでもいいのです。実際、他人の顔見て「うわー、毛穴の黒ずみ目立ってるなあ」なんて一度も思ったことねえですもん。というか、そんなの気にしていろいろ言ってくる神経質な奴、その場で絶交です。

 それよりも、なによりも、単純に皮脂の不快感です。成人男子の皮脂の分泌量はすさまじく、たとえば若い男性が電車などで扉によっかかった後を見てください。頭部の接していた部分がかなりせつない事になっているはずです。

 洗顔せずに一日放置すると、もう大変。皮脂と汚れが混ざり毛穴を侵食。鼻をちょこっと強くつまんだだけで、無数の角栓がニョキニョキ出てきます。

 人生や夢など大切なことには無関心ですが、こういうどうでもいい事にはやたら神経質になってしまう僕です。日々きっちり対処しています。我流で。

 まず朝イチは朝風呂をかかしません。寝起きのベトベト不快感のまま生活するくらいなら舌噛んで死んだほうがマシです(言いすぎ)。熱湯で毛穴を広げたあとに、薬用炭スクラブ入りの洗顔フォームでゴシゴシ洗います。どっかのテレビ番組で、洗顔はやさしくなでるようにするのが効果的、とありましたが、男らしくないので却下。肌がすりきれるくらいにゴシゴシします。

 次に髭剃り。シェービングには、角質を削りとる効果もある(はず)なので、五枚刃シェーバーで念入りに逆剃りしまくります。どこぞの新聞に、逆剃りは肌を痛めるだけで実際は効果が低い、とありましたが、そこをあえて貫くのが男の流儀ってやつなのです。

 風呂上りには、お気に入りのクリームを刷り込みます。保存料、香料、着色料などが無添加で、ヒアルロン酸、ローヤルゼリー入り。薬局の人いわく、万が一口にしても全く無害、という安心・安全な優れものです。これでお肌もしっとりスベスベ!(本当はアトピー&乾燥肌対策)



 一日仕事して家に帰るころには、肌に積もった汚れや皮脂の不快感がマックスに達します。軽い筋トレで汗を搾り尽くして再びシャワー。整髪料を落とすために簡単に洗髪して、ベタベタギトギトの皮脂を落とすため洗顔します。

 そして寝る前。ここで秘密兵器「洗顔ペーパー」を使用します。化粧水のしみこんだ網目状のシートです。これを二つ織りくらいにして、気になるところをゴシゴシふき取ります。さらには三つ織りくらいにして爪をたて、鼻のキワや頭なんかをガリガリこすります。すると、鼻の毛穴から角栓がボロボロ出るわ出るわ。シートは大小様々な角栓まみれになり、鼻は月のクレーターのごとく穴ボコだらけ。ビジュアル的にも感覚的にも、ありえない爽快感が得られます。実際肌にいいか悪いかは置いておいて(多分後者)。



 他にも、行きつけの床屋で1500円エステ(ブラシ洗顔、毛穴の吸引、パック、マッサージ)を月イチかかさずやっています。もっともこれらを行って実際にどれだけ効果があるかは、僕の顔の完成度を見ていただければはっきりするでしょう。全くありません(きっぱり)。

 しかし、理屈ではなく、本能が訴求するまま、これからも僕は我流スキンケアを続けていくことでしょう。

 そして、結局今回何が書きたかったのかは聞かないでください。