『ユリイカ』なる雑誌(?)に諸星大二郎特集が載っていたので購入。
バックナンバーの一覧を見ても、「終末論」「日本国憲法」「ナノテクノロジー」「中島らも」「スピルバーグ」「発達障害」など、小難しくカオスな特集ばかりなので、なんでこの本に諸星漫画?と一瞬は思いましたが、いざ名前を並べてみるとなんの違和感もないのが“諸星大二郎”だったりします。
その内容は、いろんな専門家やライターが、様々な角度で諸星作品を徹底批評しているのですが、たしかに諸星漫画は語れる要素にまみれていて、「俺はこんなすげえ作品を知っているんだぜ」的な気持ちにさせるのはわかるのですが、ちょっと小難しく考えすぎというか。
ある批評のタイトルは「神話創生の現場への遡行~諸星大二郎におけるミステリと神話のメソッド~」(長)。芥川龍之介やエドガー・アラン・ポーや三島由紀夫などの単語が大仰に並び、いろんな例を持ち出して作品を分析しています。
皆さんいろんな知識がおありなのですね。すごいすごい。
でも、諸星漫画って、理解するには頭を使いますが(僕の頭が悪いからかもしれませんが)、別に理解できなくても、自然と伝わってきて、気づけばおもしろいんです。
なぜかわからないけど、なぜかおもしろい、のが諸星漫画なので、分析や批評なんて愚の骨頂ですよ。
なによりも、諸星作品以上の物を作り出せない人達が諸星作品を批評する姿は、年俸5億円のプロ野球選手を必死に「がんばれー!」と応援している安月給サラリーマンみたいで哀れです(あ、俺か)。お前の方が頑張れよ、みたいな。
…けして、読んだ批評の内容が難しいのばかりで、無学の僕には全然わからず、悔しいのでヤケクソで批判しているわけではけしてありませんので、悪しからず。
バックナンバーの一覧を見ても、「終末論」「日本国憲法」「ナノテクノロジー」「中島らも」「スピルバーグ」「発達障害」など、小難しくカオスな特集ばかりなので、なんでこの本に諸星漫画?と一瞬は思いましたが、いざ名前を並べてみるとなんの違和感もないのが“諸星大二郎”だったりします。
その内容は、いろんな専門家やライターが、様々な角度で諸星作品を徹底批評しているのですが、たしかに諸星漫画は語れる要素にまみれていて、「俺はこんなすげえ作品を知っているんだぜ」的な気持ちにさせるのはわかるのですが、ちょっと小難しく考えすぎというか。
ある批評のタイトルは「神話創生の現場への遡行~諸星大二郎におけるミステリと神話のメソッド~」(長)。芥川龍之介やエドガー・アラン・ポーや三島由紀夫などの単語が大仰に並び、いろんな例を持ち出して作品を分析しています。
皆さんいろんな知識がおありなのですね。すごいすごい。
でも、諸星漫画って、理解するには頭を使いますが(僕の頭が悪いからかもしれませんが)、別に理解できなくても、自然と伝わってきて、気づけばおもしろいんです。
なぜかわからないけど、なぜかおもしろい、のが諸星漫画なので、分析や批評なんて愚の骨頂ですよ。
なによりも、諸星作品以上の物を作り出せない人達が諸星作品を批評する姿は、年俸5億円のプロ野球選手を必死に「がんばれー!」と応援している安月給サラリーマンみたいで哀れです(あ、俺か)。お前の方が頑張れよ、みたいな。
…けして、読んだ批評の内容が難しいのばかりで、無学の僕には全然わからず、悔しいのでヤケクソで批判しているわけではけしてありませんので、悪しからず。