今日からしばらくは、1月12日の観光バスによる「京の冬の旅」4コースの内、「京の国宝と障壁画を尋ねて」というコースで冬の京都を楽しんできましたので、順次ご紹介させていただきます。コースは、JR京都駅から妙心寺・仁和寺・天竜寺宝厳院・東寺の順に拝観させていただきました。
最初に拝観させていただいたのは、京都北部にあります妙心寺三門です。この妙心寺は、46の塔頭寺院を持つ京都でも最大の禅寺です。無相大師・開山慧玄(かんざんえげん)の開山になるものです。
時あたかも、明後1月20から、東京上野の東京国立博物館で「特別展 妙心寺」と言うことで、高僧の墨跡や近世絵画の名品など約170点が展示されるそうです。私も出かけてみようと思っていますが、皆様もお出かけになってはいかがでしょうか。普段拝観できない数々の展示を目の当たりにすることができるでしょう。
今回は、この妙心寺では特別公開の三門(重文)楼上の観音菩薩像をはじめとする仏像群と、天井絵も含め楼内の鮮やかな絵画を見ることができました。残念なことに、これらは撮影禁止となっていまして、ご覧いただくことはできません。展示説明ボードの写真をご覧ください。昨夜来の降雪の跡が、わずかに瓦の上に残っているこが見えます。そののち雪が降り始め、楼上の拝観を終え、外に出てきた頃から徐々に降雪も激しくなってきました。