( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/46674911.html からの続き)
暴力と蔑みのなかで育った子は 暴力と敵対の生き方しかできないし、
愛情を与えられた人間は 優しさやいとおしさなどの 感情が育まれるでしょう。
この映画は正に そういうことを表現しています。
それは 境界性人格障害の人も同じです。
愛情というものが 人間にとって如何に大切なことか。
全ての子に 適切な愛情が注がれる世の中に なってほしいと願うばかりです。
この映画は 殺人や暴力的なシーンがあるという理由で、
映倫のR-15指定 (15才以下は鑑賞禁止) を受けています。
しかし 命の大切さや罪の意識に目覚め、人間としての希望を 描いている作品だとして、
少年たちにも見せようという運動が 各所で起こっているようです。
試写の日も上映後、中学生に見せてもいいかどうか というアンケートが行なわれました。
結果は圧倒的に 見せるべきだという意見が 多数を占めました。
見せないほうがいい という人たちも
子供のことを 真剣に考えての末だったでしょう。
でも 僕自身が中学生のときのことを考えてみると、
やはり観て感動するだろうし 得るものが大きい作品だと思います。
(小学生だとショックが 大きいかも知れませんが。)
ぜひ運動が実を結んで 中学生たちにも公開されるように なってほしいものです。