「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

心子は求道者? 

2008年09月30日 21時12分51秒 | 新風舎から星和書店へ、新たな歩み
 
 星和書店版 「境界に生きた心子」 で、もうひとつ 書き直すことがあります。

 心子は 自分のことを 「クリスチャン」 と言っており、

 拙著にもそのように 書いていましたが、

 先日、友人のクリスチャンから ある指摘を受けました。

 キリスト教では 洗礼前の人は 「クリスチャン」 とは言わず、

 「求道者」と呼ぶそうなのです。

 浅学ながら知りませんでした。

 ただし キリスト教では多数の宗派があり、

 中には 洗礼前でもクリスチャンという ところもあるようです。

 心子がどういうつもりで 言っていたのか、

 今、心子の教会の牧師先生に その辺の事情を伺っているところです。

 それに従って、拙著に説明を 加えたいと思います。

 もっとも、「求道者」 という言葉の使い方は 一般の人には馴染みがなく、

 本の中で 「求道者」 の説明しても、読者には違和感があるでしょう。

 そこで 断り書きをしたうえで、あえて 「求道者」 の意味で

 「クリスチャン」 という表記をしたいと 考えています。

 彼女の 生のセリフの中にも  「クリスチャン」 という言葉は出てきますし、

 それを 変えるわけにはいきません。

 そして 心子の敬虔さは、

 クリスチャンに 勝るとも劣らないものだったことは 間違いありません。

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/56431624.html
 
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新風舎版との違い

2008年09月29日 20時57分44秒 | 新風舎から星和書店へ、新たな歩み
 
 校正のことではなく、星和書店版の原稿を 書き終えた時点での話ですが、

 新風舎版と変えた所が 数ヶ所あります。

◇以前の日記にも書いたように、巻末の 境界性人格障害の解説部分をなくし、

 必要な説明は一部 本文の中に組み入れた。

◇ボーダーの人が 拙著を読んだ場合、パニックを起こしたり

 傷ついたりする可能性が あるという断り書きを、まえがきに書き添えた。

◇犬のぬいぐるみの 「ぷっち」 を、

 現実の通りである 猿のぬいぐるみの 「もんち」 にした。

◇心子が旅立った ホテルの階数を 新風舎版で 間違えてしまっていたので

 (このホテルは 作りが分かりにくいのです)、12階から13階に 修正した。

 また、ホテルのひさしの ブロックの長さ (目測) を直した。

◇ホテルの名を、「Hホテル」 から 「Wホテル」 にした。

 どちらも 意味のない頭文字ですが、「Hホテル」 を

 “エッチをするホテル” と 読まれてしまったことがあったので。 (^^;)

◇最後の一文。

 拙著の中に 次のような一節があります。

「夜道を帰宅するとき、アパートから五〇mほどの 駐車場の空間越しに、

 僕の部屋の窓が 垣間見える箇所があるのだが、

 そこを通るたび 僕は部屋の窓を確認した。

 明かりが点いていないか、今日は心子が 来ていないかと。」

 それを受けて 新風舎版のラストの一言は、

「今も僕は、夜道を帰ってくるとき、

 今日は部屋の明かりが 点いていないか、いつも確かめている。」

 でした。

 ところが、今はこの駐車場に マンションが建ち、

 部屋の窓が 全然見えなくなってしまいました。

 止むを得ず、最後の “名文” (^^;) を 割愛せざるを得ませんでした。
 
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ゲラ初校の校正終了

2008年09月28日 23時34分43秒 | 新風舎から星和書店へ、新たな歩み
 
 星和書店版 「境界に生きた心子」 の 校正作業に没頭していました。

 やっと初校の校正が 終わったところです。

 やってみると 本当に大変な作業です。

(細かい所に 拘るタチなので。σ (^^;))

 思ったよりも随分 沢山の直しが 出てしまいました。

 表記の統一など 細かいことも多いですが、

 いくらか文を挿入したり、少し表現を変えたりした 箇所もあります。

 また 新風舎版の読者の感想では、すらすら読みやすい という人も沢山いた一方、

 漢字が難しい という意見もあったので、

 できるだけ平仮名にしたり、ルビを振ったりしました。

 新風舎の校正で すでに何十回となく (百回以上?) 読み直していたにも拘らず、

 まだ気が付いていなかった 間違いがいくつかあったのには 唖然とします。

 また、ゲラの文字組みの際の ミスで、段落の頭が 半角さがりすぎだったり、

 行頭の鍵カッコの高さが 違っていた箇所も 見つけました。

 クエスチョンマークやカッコの 活字の書体が、

 一部 不統一だった所も 発見しました。

(こんな 重箱の隅をつつくような所まで 見る筆者はいないのでは?  (^^;))

 表記を統一する箇所などは、パソコンの検索機能で 調べるのですが、

 パソコンやワープロが なかった時代は、

 一体どうやっていたのだろうかと 不思議に思ってました。

 ある単語を調べるごとに、

 本を最初から最後まで読んで 探すなどということは できるはずがありませんし。

 でも考えてみると、今は 作者がパソコンで打った データを元に ゲラを作るので、

 作者が統一して 書いていないと、ゲラは表記不統一に なってしまうわけですね。

 以前は印刷屋さんが 活字を組むときに、全部 統一してたのかも知れません。

 あとは、

 星和書店は 境界性パーソナリティ障害の 解説的な記述に関しては 厳密な所なので、

 素人である僕の立場では なるべく 断定的表現を控えるとか、

 パーソナリティ障害の 診断基準の要旨の文言を、

 アメリカ精神医学界の 「DSM-Ⅳ-TR」 (2003年) に

 忠実にするようにした次第です。

 ただし 学術用語を直訳したような 表現は避けています。
 
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親身だから 良い医者とは限らない

2008年09月26日 22時07分00秒 | BPDの治療について
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/56022998.html からの続き)

 「素っ気ないA医師」 「逆ギレのB医師」 「親身なC医師」 の

 3人が紹介されています。

 境界性パーソナリティ障害の人が、

 診療中に 非常識・失礼な態度を取るのは よくあることです。

 それに対する 医師の反応は、治療の技量が 如実に現れます。

 患者の言動を、対人関係の問題を 洞察させるきっかけとすることが 理想的です。

 受け流して 深入りしないというのも 一理ある技法です。

 キレるのは 最低でしょう。

 けれども、境界性パーソナリティ障害の 治療者として最悪なのは C医師です。

 境界性パーソナリティ障害の治療では、枠組みを保つことが 何より重要です。

 診療時間外や診察室以外で 付き合いが生じたら、治療の崩壊です。

 手を握るという 身体接触は論外です。

 C医師の対応は、境界性パーソナリティ障害の人の 見捨てられ不安が

 その時は解消されます。

 しかしその結果、次の機会には 要求がエスカレートしていきます。

 この先生は 本当に頼れるのか、次第に無理な “試し” をするのがパターンです。

 C医師は ある時点までは 誠実に応じますが、いつか必ず限界がきます。

 そのとき起こるのは、信頼から絶望への転落です。

 そうなったら最後、信頼できる医師を見つけるのは 極めて困難になってしまうのです。

 翻って、実はA医師が 一番いい治療者だったかもしれません。

 とにかく 話は聞いてくれたわけです。

 結果を急がず、こうした医師の治療を 受け続けることが

 回復につながることが多いものです。

〔 「境界性パーソナリティ障害 -- 患者・家族を支えた実例集 」

 林公一 (保健同人社) より 〕
 
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良い先生に 巡り合えました。

2008年09月23日 20時53分55秒 | BPDの治療について
 
 「境界性パーソナリティ障害 -- 患者・家族を支えた実例集 」

 林公一 (保健同人社) に 寄せられた事例です。

 境界性パーソナリティ障害の患者Jさんは、3人の医師を 巡り歩きました。

 最初の医師Aは 素っ気ない人でした。

 うんうんと 話はよく聞いてくれますが、それだけでした。

 張り合いがなく、3回くらいで やめてしまいました。

 次のB医師には 逆ギレをされました。

 Jさんが、

「先生はイライラしたとき 物に当たることはないのですか?」 と 聞いたのに対し、

「医者にそういうことを 聞くのは無礼だ」 と 机を叩いて怒鳴りました。

 3回目の診察のときに はイライラをぶつけられ、

 Jさんは 心の傷を負わされたと 言っています。

 3人目がC医師でした。

 Jさんが初診で 職場のストレスを話すと、

 C医師は職場に電話して 環境の改善を申し入れてくれました。

 Jさんが突然 うつやパニックを起こしたときは、

 いつでも電話して構わないと言い、夜でも電話に応じてくれます。

 それでも落ち着かないときは、夜の往信までしてくれるのです。

 そのあとも 24時間のレストランで、

 じっくり話を聞いてくれたのには 感動しました。

 Jさんの震える手を 握ってくれ、

 Jさんは安心して 初めてぐっすり眠ることができました。

 先生がいつでも助けてくれる、そう思うだけで (実際に助けてくれます)

 Jさんの症状は 回復に向かっていると 実感しています。

 Jさんはようやく 良い先生に巡り合うことができたと 喜んでいます。
 

 さて、どうでしょうか? 

(続く)

〔 「境界性パーソナリティ障害 -- 患者・家族を支えた実例集 」

 林公一 (保健同人社) より 〕
 
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「境界に生きた心子」 校正作業

2008年09月21日 20時52分32秒 | 新風舎から星和書店へ、新たな歩み
 
 今、星和書店から出る 「境界に生きた心子」 の

 ゲラ初校の 校正をしています。

 ゲラが送られてきたとき、

 原稿の中の百数十語の 表記統一表が同封されていました。

 新風舎のときには なかったものでした。

 ある単語を 漢字で表記するか平仮名にするか、

 また 同じ単語の漢字表記を 統一するなどを決めるためのものです。

 例えば、「上」 「その上」 「~する上で」 「でき上がる」 などの 「上」、

 また 「思い」 と 「想い」 などです。

 新風舎の編集者は 全く見つけられなかったものを、

 つまびらかに 示してくれています。

 僕自身 新風舎のとき、何ヶ月もかかって 何十回となく読み直し

(パソコンで 検索・修正を積み重ね)、全部 統一させたつもりでしたが、

 それでも まだなお数ヶ所、不備な部分も発見されました。

 どの表記にするか 判断に非常に苦しんだ 箇所もあったし、

 膨大な文章の中から 細かい表記の 違いを見つけるのは とても大変なことです。

 また、自分で自分の文章を 見直すのは、

 頭の中ですでに 文章ができ上がってしまっているので、

 目で読むより 頭で読んでしまい、目の前の活字の誤りに 気付くのが難しいのです。

(それは シナリオでも同じです。)

 その他にも、慣用的な言い回しで 不自然ではないかという箇所や、

 文法的にとても厳密な 指摘もありました。

 自分なりに考えがあって 書いているのですが、

 中には 作りすぎてしまっている所なども ありました。

 新風舎では 全般的に編集者の力不足を 感じていましたが、

 星和書店では 校正のプロと 感じた次第です。

 本を作るというのは、文章を書くだけでなく、

 緻密で煩多な 作業があるものです。
 
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本日の病院の結果

2008年09月20日 20時19分46秒 | Weblog
 
 今日、病院に行ってきました。

 憩室炎のほうは幸い 血液検査の結果も良く、これで治療は終了。

 お酒も食事も 元に戻していいそうです。 (^^)

 今後はランチバイキングも、アルコールも刺激物も 構いませんが、

 ただ一般的に言って どれも過度に取ってはいけないので、ほどほどにと。 (^^;)

 それから、手のしびれ。

 今はこちらのほうが 気になっています。

 おとといから 大きく悪くはなっていませんが、

 何でもない動きでも ピリッとしたり、痛みというか 突っ張るような感じがします。

 内科の先生は 様子を見るとしか言えない ということで、

 整形外科に紹介してもらいました。

 整形外科のドクターは、撓骨神経麻痺ではなく、

 撓骨神経から枝分かれした 細い神経が 刺激を受けてしまったのではないか、

 と言っていました。

 多分 次第に治っていくだろうが、医学には100%はないので、

 ずっと続くことも あるかもしれないとも言われ、ちょっとびっくりしました。

 そういう場合は 医療ミスだと聞いたと 尋ねると、

 そのときは 内科の先生と話してほしい,でも大丈夫だろう と話していました。

 ドクターとしては  「絶対」 ということは言えないので、

 最悪の可能性も 述べているだけで、

 普通は自然に 良くなっていくということなのでしょう。

 それでも、2~3ヶ月を目処に 経過を見るということで、

 自分で思っていたよりも 長くかかりそうです。

 神経の回復を助ける ビタミン剤をもらってきました。

 ブログで、治療費は 病院にお願いするように とのアドバイスも受けましたが、

 今日のところは 診察費と薬代を支払ってきました。

 たまに かなり痺れが 走ることもあることもあるし、気になります。

 とにかく、早く回復することを 祈るばかりです。
 
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撓骨 (とうこつ) 神経麻痺?

2008年09月18日 21時08分36秒 | Weblog
 
 14日の記事に、点滴の針を刺したとき、

 親指と人指し指との間が ビリビリッとしびれたと 書きました。
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/55905894.html

 その後は 治っていましたが、きのうの晩、

 腕を伸ばして 手首を曲げると、同じ部分が しびれるようになってしまいました。

 僕のブログで、撓骨神経麻痺の可能性を 教えてくれた人がいて、

 ネットで調べてみると それに該当するかも 知れません。

 外傷や 不自然な腕の圧迫で、手がしびれたり 動かなくなったりするもので、

 案外 簡単になることがあるそうです。

 酔っぱらって 腕枕で眠ってしまったり、

 新婚旅行で 発症することもあるので 

 “ハネムーン症候群” などとも言われるとか。

 手首に力が入らず ダランと垂れてしまったり、

 指が動かなくなったりする ということです。

 軽度から 重度まであります。

 自然に治ることもあるが、一日でも治療が遅れると

 非常に長引いてしまうことがあると 書いてありました。

 二日後の土曜日に また病院へ行くことに なっていますが、

 もしそれで 治療が遅れるということに なってしまわないか。

 でも しびれは軽いものなので、今日わざわざ 病院まで行かなくても、

 土曜日で済むならば そうしたい。

 病院に電話してみると、

 やはり 撓骨神経麻痺の可能性も あるかもしれないとのこと。

 主治医の先生にも 話を聞いてもらいましたが、

 きのうより痛みが 広がったりしていなければ、

 土曜日でも大丈夫だ ということになりました。

 もし症状が変わったら 連絡してほしいと。

 ブログで教えてくれた人は 医療ミスだと言っていましたが、

 治療費など どうなるのでしょう? 

 憩室炎とか 知らなかった病名を、ふたつも新しく 覚えることになってしまい、

 何だか 泣きっ面に蜂みたいな……。
 
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ランディ・クリーガー氏 講演,ワークショップ

2008年09月17日 20時21分37秒 | ボーダーに関して
 
 今日は 9時から夕方5時まで、星和書店主催の

 ランディ・クリーガー氏の ワークショップがありました。

 おとといは 講演会でした。

 ランディ・クリーガー氏の著書、「 境界性人格障害 = BPD

(はれものにさわるように 毎日をすごしている方々へ) 」 (星和書店) は、

 世界的ベストセラーで、

 BPDのパートナーや家族など 〔*注〕 向けの 本として 最初のものです。

〔 *注: クリーガー氏は、BPDの人と密接に関わる人を

 「 non-BP (ノン・ボーダーライン) 」 と呼んでいます。

 その人自身が BPDであるか否かは 関わりありません。 〕

 氏の 何冊もの著書は、専ら non-BPに向けてのものです。

(星和書店では 今回の講演会に向けて、

 クリーガー氏の著書を 8月だけで4冊も出版しました。)

 今回の 講演とワークショップも、non-BPを対象としたものです。

(講演会には BPDの人も少数 来ていたそうです。)

 講演会の参加者は、BPDの人の親,パートナー (夫婦),

 その他親戚兄弟・友人・同僚など,専門職・支援者、

 それぞれが 大雑把に言って 同数くらいでした。

 ワークショップは 親の人が非常に多く、パートナーはごく少数でしたね。

(僕は パートナーのグループに入りましたが、各者の立場は 実に多様でした。)

 ワークショップでは ロールプレイなどもやるのかと思って、

 不安と期待で 行ったのですが、講義と、

 参加者が グループに分かれての シェアリング (話し合い),

 あとは スタッフのロールプレイでした。

 その講義は おとといと重複するものでしたが、より詳しく 丁寧に語られて、

 おととい不充分だったものが 良く分かりました。

 参考になるお話で 大変有意義だったと思います。

 クリーガー氏は 専門職ではなく、

 身内がBPDだったところから PDの情報を集めたり、

 BPD,non-BPなどに インタビューを重ねて、

 「境界性人格障害 = BPD」 を記しました。

 現在ネット上で、BPDの 「ファミリー・サポート・ネットワーク」 を運営し、

 世界中で講演をしています。

 後日、講義の内容を 連載していきたいと思います。
 
(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/56149286.html
 
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点滴治療 終了  (^o ^)

2008年09月16日 21時36分55秒 | Weblog
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/55905894.html からの続き)

 お陰さまで 痛みもほぼ治まり、

 血液検査でも 炎症や白血球の数値が 大分よくなっていました。

(それでもまだ かなり高いのですが。)

 一応今日で 抗生剤の点滴は終わり、

 あとは内服の抗生剤で 済むことになりました。 (^o ^)

 食事をほとんど取らなかったのが 良かったようです。

 今後は だんだん元に戻していいと 言われました。

 今日は 雑炊を作りました。

 憩室自体は 案外多くの人が 持っていて、僕も複数あったとか。

 憩室炎も珍しい病気ではない ということですが、今回 初めて知りました。

 便秘する人は なりやすいので、繊維質を摂るなどして 気を付けましょう。

 σ (^^;)は 便秘は全然ありませんが、刺激物やアルコールがよくないのでしょうか。

 憩室炎は 再発する場合も、一度で終わる場合も あるそうです。

 経過次第ですね。

 とにかく 一段落して安心しました。 (^^)

 6日間 ほとんど食べなかった “お陰で” 、

 体重が 6キロくらい減りました。 (^_^;)

(それでも まだデブってますσ(・_・;) )

 またランチバイキングを 楽しみたいですが、

 なるべく 元に戻らないようにしたいですね。

 病院のあとは、心子の墓参りに 行ってきました。
 

 ところで 今日はまた、点滴で気になることがありました。

 針を刺して 点滴を始めるとき、管の中に 空気が数センチ 入っていました。

 一瞬で血管の中に 入っていってしまいましたが、

 血液中で溶けるのだろうと思って そのままにしていました。

 昔は、血管に空気が入ると 血が固まって死ぬとか 聞いてましたけど。 (^^;)

 でも一応 気になって尋ねると、

 静脈なので 肺で排出されると ドクターから説明されました。

 動脈だと危ないが、10~20ccを 一気に注入しなければ 大丈夫だとか? 

 今回は 0コンマ数ccなので 心配ないと。

 でもやっぱり 管に空気が入っていてはいけない ということで、

 すみませんと謝罪されました。

 どうもこの病院は 点滴に難があるのだろうか? (?_?;)
 
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点滴痛い!

2008年09月14日 20時38分31秒 | Weblog
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/55896254.html からの続き)

 今日は 痛みはだいたい治まりました。

 休日なので救急外来に 抗生剤の点滴をしにいきました。

 廊下の待合の椅子で 新聞を読んでいると、看護師さんが 僕の前で立ち止まりました。

 顔を上げると、きのう点滴をしてくれた 看護師さん (女性)。

 実はきのうは、点滴の針を刺すのを 2度も失敗されてしまったのです。

 最初に 若い看護師さん(女性) が刺してくれたのですが、

 痛みがしたため 一度針を抜きました。

 今まで刺した針を抜いたことは、僕はあまり覚えがありません。

 その看護師さんは 「すみません、代わってください」 と、

 主任の看護師さんに頼みました。

 それが今日の看護師さんです。

 主任さんが 手首の親指側の血管に 針を刺すと、

 ビリビリッ! と強いしびれが、人指し指と親指の 間に起こって、

 思わず 声を上げてしまいました。

 しばらく しびれは続き、また 針を抜くことになってしまったのです。

 そして、一番点滴がうまいという ベテランの看護師さんに バトンタッチ。

 きのうの日記に書いた 看護師さんで、

 肘の内側の血管を使い、今度は一発で すっと入った次第です。

 手首の血管のそばには 神経があって、

 それに 針が触れてしまったのだろう ということです。

 余りないことだそうですが、もちろん 僕も初めてです。

 主任さんはそのあとも 気を遣ってくれました。

 そして今日、主任さんは 心配で夜も寝られなかったと 声をかけてくれたのです。

 まぁ寝たでしょうが (^_^;)、そのくらい 職業倫理で考えてくれていたのでしょう。

 そのあと 今日の点滴は 無事終わりましたが、これから続けて通院です。

 ご心配おかけしてます。m(_ _)m 

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/55933362.html
 
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今日の検査結果

2008年09月13日 22時48分43秒 | Weblog
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/55882918.html からの続き)

 今日はきのうより また痛みが和らぎました。

 そして、再び総合病院に 血液検査をしに行きました。

 採血をしてから 待合で待っていると、年配の看護師さんが やってきました。

「 具合はどうですか? 」

「 きのうよりいいです 」

「 入院の覚悟はしてきましたか? 

 そうではなさそうね。はい分かりました 」

「 (笑) できるだけ 外来の方がいいので 」

 と、看護師さんは去っていきました。 (^^;)

 僕が元気そうだからなのか、ベテランの看護師さんには 分かるのか、

 何故かお見通しです。 (^_^;)

 でも、なんで 聞きにきたんでしょう? 

 さて、診察室で 血液検査の結果を 先生に聞きました。

 きのうより 状態は良いということで、

 ラッキーにも 外来治療で行くことになりました! (^○^)/゛゛

 いや、安心しました。 ) ^o ^(

 これで入院せず 通常の生活ができます。

 毎日 点滴のため 一週間ほど通院はしますが。

 皆さん、ご心配いただいて、どうもありがとうございました。m(_ _)m 

 お陰さまで 大事に至りませんでした。 (^- ^)

 何人もの方に労りと 養生するようとの言葉をいただき、大変感謝しています。

 ただ 憩室炎の治療は 抗生剤の点滴と、その間の食事制限で、

 安静にしなければならない ということはありませんので、ご心配なく。

 この2日間 ほとんど何も 食べていませんでしたが、それも良かったみたいです。

 食事は、もし食べなくても大丈夫なら 食べない方がいいそうですが、

 それでは倒れてしまうので、おかゆや重湯などが いいということです。

 今は 特別食欲もないというか、

 なんか 食べなくても それでいられるんですよね σ (^^;)。

 ダイエットには とても功を奏してる。 (^_^;)

 でも今日は ヨーグルトやプリン、ポタージュスープを買ってきました。

 とにかく 腸を休めながら、早く治したいと思います。

 どうもお騒がせしました。 (^o ^;)

( といって、あるいは急変の可能性が

 まだゼロとは 言えないのかも知れない?(・_・;) )

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/55905894.html
 
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憩室炎で入院??

2008年09月12日 21時36分29秒 | Weblog
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/55876117.html からの続き)

 今日は 痛み止めの薬で 抑えられているためか、

 コンディションはそれほど 悪くなかったのですが、

 きのうの血液検査の結果を 聞きに行ったところ、

 炎症の数値が 異常に高いと聞かされました。

 通常の40倍だとか。

 腸炎かもしれないが、他の症状と 合わせて考えて 原因が分からないので、

 大きな病院で 詳しく検査するように と言われました。

 腸捻転や 憩室 (けいしつ) の可能性もあり、

 急変して 手術が必要になることもあるかもしれない、

 もし何でもなかったら それで良かったということで、と。

 憩室とは、大腸にできる 小さな袋のようなもので (血管で言えば動脈瘤)、

 そこに 食物などが溜まって 炎症が起きたり、

 悪化すると化膿したり、破れたりすることも あるそうです。

 診察のあと バイトに行くところだったのですが、

 紹介状を書くから 今すぐ行くようにと促され、そのまま 総合病院に向かいました。

 そして、総合病院で 再び血液検査と、初めてのCTを撮ったのです。

 その結果、炎症の値は 今日も非常に高く、憩室炎だと 診断されてしまいました。

 食事制限をして 抗生剤の点滴を する必要があり、外来治療でもできるが、

 安全のためには 即入院 (一週間) が望ましいと。 ( ̄○ ̄;)

 あまりに急なことで 戸惑いましたが、取り敢えず 明日の午前中

 もう一度 血液検査をし、その結果で決める ということになりました。

 入院と言っても 食事制限と点滴だけで、外出も かなりできるようだし、

 堅苦しいものではなさそうです。

 外来も可能ですが、連休をはさみ主治医の内科医がいないため、

 急変した場合が恐いということです。(・_・;)

 しかし ちょうど今日、「境界に生きた心子」 の初校ゲラが

 星和書店から届いたところで、校正の作業を しなければならず、

 それは パソコンや色々な資料が なければできない。

 また 来週は、星和書店主催の BPDの講演とワークショップがある

( 「境界性人格障害 = BPD 」 などの著者、

 ランディ・クリーガー氏が 招かれたのです)。

 う~む、何とか外来で すませられればいいのですが……。(- -;)

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/55896254.html
 
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腹痛でダウン

2008年09月12日 08時50分28秒 | Weblog
 
 きのうは腹痛で 体調が悪く、一日中 寝たり起きたりしてました。

 3日前から痛みがあって 我慢できないほどでは なかったのですが、

 2日目の夜から 加減が悪くなって、きのうは朝から かなりの腹痛に見舞われ、

 近くの診療所へ 行ってきました。

 一時的な腹痛は よくあるものの、3日間も続いて、

 はらいたで医者へ行ったのは 子供のとき以来初めてです。

 腸に炎症があるかもしれない ということで、今日 検査結果を聞きに行きます。

 きのうは 医者から帰った後も 具合が悪く、

 1日で 小さなバナナ4本と カルピスしか 口にしなかったのに、

 食べた直後に 痛みが来たり、しんどくて起きていられず、

 (薬の副作用もあるのか) 12時間くらい眠ってました。

 でも今朝は 9時間くらい寝て 目が覚めたところ、

 多少腹痛は残っていますが ある程度調子がいいです。

 きのうは コメントも返せず、すみませんでした。m(_ _)m

 早く回復して、また 趣味のランチバイキングを 堪能したいす。 (^^;)

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/55882918.html
 
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境界性パーソナリティ障害の治療 (7) (入院治療 2)

2008年09月10日 22時18分54秒 | BPDの治療について
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/55844874.html からの続き)

o緊急避難的な入院治療

 命に関わるか、重大な自傷行為や 自己破壊的行動、極端な拒食などが 起きた場合、

 どうしても 入院治療が必要になります。

 例えば 過量服薬 (OD) があります。

 現在の薬は、仮に大量に飲んでも、

 対応が早ければ 命に関わる事態には 余りなりません。

 しかし 安全と言うわけではないので、意識を失うなどすれば 入院が必要です。

 目の前の危機を 脱することが目的ですが、体の治療をして 退院すると、

 再び同じことが起き、最悪の場合は 命にも関わってしまいます。

 従って、境界性パーソナリティ障害そのものの治療に 移行することが望まれます。

 それが次の 「中庸の入院治療」 です。

o中庸の入院治療

 緊急避難的な入院は、問題を見つめなおし、

 治療を進めていくための 絶好のチャンスになることもあります。

 本人も周囲も認識していなかった 治療の必要性に気付くわけです。

 「計画的な入院治療」 は かなり専門的な施設で行なわれ、

 「緊急避難的な入院治療」 は パーソナリティ障害そのものの治療にはならないので、

 今の日本では この 「中庸の入院治療」 が 一番多いのではないかと思われます。

〔 「境界性パーソナリティ障害 -- 患者・家族を支えた実例集 」

 林公一 (保健同人社) より 〕
 
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