「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

身体的運動

2016年10月31日 19時55分55秒 | 「DBT実践トレーニングブック」より
 
 人間の身体は、 運動と活動を目的として デザインされています。
 
 週のうちほぼ毎日、
 
 適度な、 あるいは激しい運動を 約30分行なうことが推奨されます。
 
 ウォーキング, ジョギング, 水泳, 自転車, ウェイとリフティング, その他、
 
 通常より余分に 身体を働かせる活動が含まれます。
 
 運動に支障がある場合は、 専門家に相談してください。
 
 以下に、 あなたの運動習慣 (ないし運動不足) が
 
 感情にいかに 影響を及ぼすかについて、 あなたの考えを記録してください。
 
 次に、 気分改善のために、 どのような方法で 自分の習慣を改善できるか、
 
 少なくとも2つ書いてください。
 
・ 私の運動習慣が 感情に影響する理由は、 
 
 _____________________________________
 
・ 私は次のことによって、 運動習慣を改善することができます。
 
 _____________________________________
 
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
 訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より
 [星和書店の許可のうえ掲載]
 
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薬物とアルコール (2)

2016年10月29日 20時10分37秒 | 「DBT実践トレーニングブック」より
 
(前の記事からの続き)
 
 以下に、 薬物やアルコールの 一時的な報酬と、 長期的な代償と危険を見極め、
 
 記入してください。
 
 次に、 アルコールや薬物が、 感情にいかに影響を及ぼすかを 記録し、
 
 気分の改善のために どうやって習慣を改善できるか、 2つ以上書いてください。
 
・アルコール, 薬物を使用した行動とは、 
 
 _____________________________________
 
・行動の一時的な報酬とは、 
 
 _____________________________________
 
・行動の長期的な 代償と危険とは、 
 
 _____________________________________
 
・アルコール, 薬物の使用が 感情に影響する理由は、 
 
 _____________________________________
 
・次のことによって、 アルコールと薬物使用の習慣を 改善できます。
 
1.____________________________________
 
2.____________________________________
 
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
 訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より
 [星和書店の許可のうえ掲載]
 
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薬物とアルコール (1)

2016年10月28日 20時25分37秒 | 「DBT実践トレーニングブック」より
 
 アルコールや薬物は、
 
 人を一時的に楽しくしたり、 無感覚にしたり、 興奮させたりします。
 
 それは、 これらの物質の使用の 繰り返しになる可能性がありますが、
 
 一時的な感覚が切れた後は 特にそうです。
 
 アルコールや薬物の乱用は、 健康上の問題, 依存症の問題, 法的問題,
 
 経済的問題, 人間関係の問題に繋がりうるのです。
 
 多くの人は、
 
 アルコールが エネルギッシュに, 社交的にしてくれると信じていますが、
 
 アルコールは実際は 自意識を低下させ、
 
 普段はしないことや言わないことに 意欲的になるだけなのです。
 
 アルコールが入ると、 悲しくなったり、 疲れたりします。
 
 非合法ドラッグや特定の処方薬も、 同様の効力を持つかもしれません。
 
 コカインやクラックなどは、 最初は気分をよくしたり、 活気づけたりします。
 
 しかし効果が失せると、 抑うつ, 不安, 妄想的になり始めます。
 
 マリファナ, メタンフェタミン, ヘロインも同じです。
 
 ニコチン, カフェインも 薬物の一種です。
 
 喫煙でリラックスできるという人の場合、 実際に経験しているのは、
 
 ニコチンを切望していた身体の 一時的な安堵感です。
 
 ニコチンは、 より多く喫煙したい気分にさせる、 極めて中毒性の高い物質です。
 
 カフェインを摂りすぎると、
 
 神経過敏になったり、 不安定になったり、 苛立ったりし始めます。
 
 カフェイン中毒になると、
 
 苛々したり、 頭痛や他の身体症状が 出てくる可能性があります。
 
 その物質を より多く欲するようになるのは、 耐性と呼ばれるものです。
 
 医療の専門家に相談すべきです。
 
(次の日記に続く)
 
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
 訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より
 [星和書店の許可のうえ掲載]
 
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過食と拒食

2016年10月27日 20時35分59秒 | 「DBT実践トレーニングブック」より
 
 食べ物が 短時間は感情を落ち着かせてくれたり、 無感覚にしてくれるため、
 
 過食をすることがありますが、 繰り返されるのは危険です。
 
 嘔吐などで 過食をコントロールしよう人がいますが、
 
 頻繁な輩出は、 過食症という 極めて危険な摂食障害に 繋がる可能性があります。
 
 圧倒されるような感情を持つ人は、 自分の人生が 自分の手に負えないと感じ、
 
 極端な小食が 人生への支配感を与えてくれ、 よい気分にしてくれることがあります。
 
 過度の小食は、 拒食症という
 
 死に至る可能性もある 摂食障害に繋がる恐れがあります。
 
 もしあなたが 極端な過食や小食を行なっていたら、
 
 それらの行動が 何であるかを見極め、 記入してください。
 
 次に、 その一時的な報酬が 何かを確認しましょう。
 
 最後に、 それらの行動による、
 
 長期的な代償や危険が 何であるかを見極めてください。
 
・ 極端な過食や小食は、 
 
 _____________________________________
 
・ その行動の 一時的な報酬とは
 
 _____________________________________
 
・その行動の 長期的な代償や危険は、 
 
 _____________________________________
 
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
 訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より [星和書店の許可のうえ掲載]
 
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健康に関することと、 圧倒されるような感情との関係

2016年10月25日 19時55分37秒 | 「DBT実践トレーニングブック」より
 
○ 食べ物
 
 アイスクリームやチョコレートのように、 脂肪の多い食べ物は、
 
 一時的に 満足感を与えてくれることがあります。
 
 しかし食べすぎれば、 だるさや倦怠感を感じるかもしれません。
 
 体重が増えると 悲しくなったり、 惨めになったりし、
 
 糖尿病や心臓病に 繋がる可能性もあります。
 
 キャンディや炭酸飲料のような、 砂糖を多く含む食品は、
 
 素早く エネルギッシュな気分にさせてくれますが、
 
 効果が切れると、 疲れたり落ち込んだりする可能性があるのです。
 
 食べ過ぎと同様に、 食べなさ過ぎるのも不健康です。
 
 毎日適量の、 幅広い種類の食べ物を 摂ることが推奨されます。
 
 独立行政法人国立健康・ 栄養研究所などは、 信頼のおけるウェブサイトです。
http://www.nih.go.jp/eiken
 
 以下に、 あなたの食生活の 感情に与える影響について 記してください。
 
 次に、 気分を改善するために、 食習慣をいかに改善できるか、
 
 2つ以上書いてください。
 
・ 私の習慣が、 私の感情に影響する理由は、 
 
 _____________________________________
 
 _____________________________________
 
・ 私は次のことで、 食習慣を改善できます。
 
1.____________________________________
 
2.____________________________________
 
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
 訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より [星和書店の許可のうえ掲載]
 
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他の人々に与える 強い影響

2016年10月19日 20時40分28秒 | 「DBT実践トレーニングブック」より
 
 自分のしたいことを 誰かに無理矢理やらせると、
 
 満足感やコントロール感を感じるでしょう。
 
 これらは 強い感情的報酬になります。
 
 しかしあくまでも 一時的なものなのです。
 
 例えば、 Aさんは、 自分で楽しむために 友人に嘘をつき、 噂を広げました。
 
 友人らが気分を害すると、 Aさんは彼らを慰めるふりをしました。
 
 それはAさんを パワフルな気持ちにさせましたが、
 
 友人らは本当のことを知り、 Aさんと話さなくなってしまったのです。
 
 あるいは、 Bさんは、 ガールフレンドに対して とても支配的でした。
 
 彼女が他の友人と 過ごすのを許さず、 常に電話をかけて 居場所を確かめ、
 
 彼女が離れそうになると 自殺すると言っていました。
 
 彼女はやがて疲れ果て、 Bさんの自殺の脅しにも拘らず、 彼と別れたのでした。
 
 いつも強い影響を受けている人は、 最終的にはうんざりし、 抵抗するようになり、
 
 極めて苦痛な 終わり方をするものです。
 
 これは、 圧倒されるような感情に 苦しむ人にとって、 考えうる最悪の結果です。
 
 彼らは 見捨てられることを極度に恐れ、 人を無理やり留まらせる 試みをします。
 
 しかし関係が駄目になると、 見捨てられる恐れが現実になり、
 
 更に多くの問題が引き起こされます。
 
 もしあなたが 他の人に強い影響を与えるような 行動を行なっているなら、
 
 それらの行動が 何であるかを見極め、 記入してください。
 
 次に、 その一時的な報酬が 何かを見極めましょう。
 
 最後に、 それらの行動による 長期的な代償や危険が 何かを見極めてください。
 
・ 私が行なっている、 他の人に強い影響を 与えるような行動とは
 
 _____________________________________
 
・ 私の行動の 一時的な報酬とは
 
 _____________________________________
 
・ 私の行動の 長期的な代償と危険とは
 
 _____________________________________
 
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
 訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より [星和書店の許可のうえ掲載]
 
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睡眠時無呼吸の検査結果

2016年10月12日 20時32分09秒 | Weblog
 
 睡眠時無呼吸症候群 (SAS) の 検査入院の結果が出ました。
 
 中程度のSASということです。
 
 色々説明がありましたが、
 
 CPAP (シーパップ) という治療を することにしました。
 
 寝るときにマスクをはめて、 鼻から空気を送り込み、 無呼吸を防ぐというものです。
 
http://suimin-shougai.net/cpap%E6%B2%BB%E7%99%82/
 
 結構大仰なマスクで、 試しに装着してみましたが、
 
 やはり少し 違和感や抵抗があります。
 
 毎晩これを付けて 寝なければなりません。
 
 気持ちよく寝られるかどうか。
 
 人によって 慣れや効果はまちまちのようです。
 
 やってみないと分かりません。
 
 治療を始める前に、 再度入院してデータを取り、
 
 効果や 最適な酸素量の 調節をしてもらったりするということです。
 
 CPAPをはめ、 この前の検査入院のときと 同じセンサーを、
 
 また全身に付けることになります。
 
 事情により 3週間くらい先の入院になります。
 
 (ここのクリニックの入院費は 全国で一番安いレベルだそうで、 助かりました。)
 
 CPAPは 空気を送って 気道を広げるものですから、
 
 あくまでも無呼吸の対象療法で、 
 
 無呼吸を治すためのものではありません。
 
 そのかわり、 人によっては 装着したその日から 無呼吸がなくなって、
 
 快適な睡眠がとれ、 昼間の眠気もなくなったりするそうです。
 
 一方、 慣れるのに2~3ヶ月 かかる人もいるということです。
 
 費用は、 CPAPのレンタル料が 月5000円ほどです。
 
 もし効果がなかったら、 また別の診療を考えないといけません。
 
 幸い効果があっても、 CPAPは一生続けなければなりません。
 
 結構面倒ですね。
 
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無呼吸検査の入院の経緯 (2)

2016年10月09日 19時31分40秒 | Weblog
 
(前の記事からの続き)
 
 ところが それから仕事の都合で、
 
 大学病院の診察時間に 行けなくなってしまいました。
 
 その後1ヶ月以上、 うつ伏せで寝ていましたが、 眠気は相変わらずです。
 
 大学病院に連絡すると、
 
 同じ担当医が勤務している 睡眠時無呼吸専門のクリニックがあるということです。
 
 そこは夜まで診察しており、 紹介状を書いてくれるというので、
 
 そうしてもらいました。
 
 そして  そのクリニックを受診し、 入院して精密検査を受けることになりました。
 
 ただ僕の考えとしては、 仰向けで検査をすると、
 
 普段うつ伏せでは出ていないかもしれない 無呼吸が出てしまうのではないか、
 
 という懸念がありました。
 
 そうすると、
 
 無呼吸の治療の必要がないのに することになる可能性があるのではないかと。
 
 けれども、 うつ伏せでの検査は やはりできないと言われました。
 
 できることとしては、 仰向けで検査し、 無呼吸が重ければ治療、
 
 それでも眠気が治らなければ、 精神科を受けるということです。
 
 治療で眠気が治ればいいし、
 
 治らなければ 眠気の原因が無呼吸である 可能性を潰すことができます。
 
 そして 2回の簡易検査では、
 
 横向き (結果的に 仰向けの時間が多かった) でも うつ伏せでも、
 
 無呼吸の状況は ほとんど同じでした。
 
 うつ伏せでも 無呼吸が出る可能性はあるそうですし、 眠気もなくなりません。
 
 担当医は、 僕が納得して 検査したほうがいい、
 
 検査入院は (それなりの費用もかかるし) 一度キャンセルして、
 
 ネットなどで 他の方法があるか 調べてみてはどうかと言いました。
 
 それは善意で言ってくれたものですが、
 
 担当医の言う方法で 納得するしかないだろうと思っていました。
 
 それに眠気だけでなく、 脳や血管に悪影響のある 無呼吸自体の治療も必要でしょう。
 
 帰ってからネットで調べてみると、
 
 うつ伏せで無呼吸が減るのは 35%しかないという記述がありました。
 
 うつ伏せのほうが 無呼吸の原因になる という記述まであったり、
 
 寝る前に物を食べるなど、 他の理由で 無呼吸になることも沢山あるようです。
 
 それでやはり、 今回の入院検査を することにしたのです。
 
 検査のときは いつもより数時間 早く寝なければならなかったので、
 
 数日前から 就寝時間を少しずつ早く ずらしていた次第です。  (^^;)
 
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無呼吸検査の入院の経緯 (1)

2016年10月08日 22時12分05秒 | Weblog
 
 今回の検査入院になった 経緯を書いておきます。
 
 元々 昼間の眠気が著しく、
 
 睡魔を感じる間もなく 瞬間的に眠ってしまうことが 頻繁にあります。
 
 (特に食後)
 
 休みで 1日家にいるときは、 3回は眠りこけてしまいます。
 
 (1回30分~1時間くらい)
 
 眠っていて息をしておらず、 ガッと息を吸って 目が覚めたこともあり、
 
 睡眠時無呼吸の自覚症状もありました。
 
 数ヶ月前から、
 
 睡眠時無呼吸を防ぐ (舌やのどちんこが喉を塞がないようにする) と言われている、 
 
 横向きで眠るようにしていました。
 
 それでも 昼間の眠気は変わりません。
 
 居眠りは 生活時間の能率が悪くなるし、
 
 最近は、 無呼吸で脳に酸素がいかないことが、
 
 認知症に影響することも 非常に心配になってきました。
 
 他にも 心臓, 血管, 脳に負担がかかって 早死にすることもあるようで、
 
 受診をしたのです。
 
 まず 近くのクリニックの内科で、 簡易検査をすることになりました。
 
 検査器具を借りて、 自宅で夜寝るときに
 
 無呼吸の状況など (無呼吸の回数や時間, 寝ている体勢) を 調べるものです。
 
 このときは 横向きで眠りに付きました。
 
 その結果、 無呼吸の状態は 確かにありましたが、
 
 治療が必要かどうか (保険で治療ができるかどうか)  ギリギリの値でした。
 
 また、 寝返りを打ったために 仰向けで寝ていた時間が 多かったということです。
 
 それで 大学病院の睡眠センターを紹介してもらい、
 
 専門医の診察を受けることになりました。
 
 その直後から、 さらに無呼吸防止のため うつ伏せで寝るようにしていました。
 
 (僕はうつ伏せ寝は 全然苦になりません。)
 
 大学病院でそのことを話し、 うつ伏せでも無呼吸が出るかどうか、
 
 僕自身の納得のために、
 
 今度はうつ伏せで 簡易検査をもう一度 やってみることにしました。
 
 結果は、 1回目とあまり変わらず。
 
 精密検査を受けることになった次第です。
 
 ただし 精密検査はセンサーを多数付けるため、
 
 うつ伏せで行なうのは 難しいだろうと言っていました。
 
 もし精密検査の結果、 無呼吸が重ければ その治療をすることになりますが、
 
 無呼吸がないか軽い、 または、 治療をしても 昼間の眠気が治らない場合は、
 
 眠気の原因は 無呼吸以外にあると考えられます。
 
 主に精神的な理由によるそうで、
 
 そのときは 精神科を受診することになるということです。
 
(次の記事に続く)
 
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生まれて初めての入院

2016年10月04日 19時53分37秒 | Weblog
 
 生まれて初めて入院をしました。
 
 睡眠時無呼吸症候群の検査入院です。
 
 ずっと以前から 日中の眠気が激しく、 睡眠時無呼吸の可能性があったため、
 
 今回の検査入院になりました。
 
 病院で一泊して、 寝ている間の 呼吸などの状態を調べるのです。
 
 入院といっても病室ではなく、 ホテルと同じような部屋で、
 
 入院ではなく外泊という感覚でした。
 
 夕方に受付をして、 ナースとドクターの問診などがあり、
 
 シャワーを浴びたり 軽く食事をしたりして (TVもあります)、
 
 8時半頃から検査が始まりました。
 
 技師の人が二人 部屋にやってきて、 やたら沢山のセンサーを 体中に付けられます。
 
 脳波, 眼球運動, 呼吸状態, 心電図, 酸素飽和度,
 
 下肢の動きを 調べるセンサーで、
 
 睡眠障害の有無, 無呼吸, 脈拍の変動などを 解析診断するものです。
 
 手足, 胸, 腹, 頭, 顔中にセンサーを貼り付けて、
 
 センサーを押さえるため 頭からネットを被せ、
 
 顔の部分は ネットをハサミで 切って開きました。
 
 この状態で一晩寝るのです。
 
 一通り付け終わると 技師の人は出ていき、
 
 モニター室のマイクの声が 枕元のスピーカーから聞こえてきました。
 
 深呼吸を促され、 センサーが正常に働いているか 調べます。
 
 目を上下左右に動かしたり、 手足を動かしたり、 横向きになったり。
 
 チェックが終わり、 今度は看護士さんが来て、 睡眠導入剤を飲ませてくれました。
 
 夜中にトイレや何かあったら、 枕元のナースコールを 押すようにとのことで、
 
 眠りに就きました。
 
 特に寝付きが悪いこともなく、 しばらくして入眠できました。
 
 3時頃、 一度目が覚めて、
 
 尿意のためナースコールを鳴らし、 センサーを付けたまま トイレに誘導されました。
 
 そのとき トイレの鏡に映った自分は、 顔中に 白いテープとコードがぶら下がり、
 
 ネットから髪の毛ははみ出し、 とても見られたもんではありません。  (^_^;)
 
 それから またすぐ眠りに落ち、
 
 その後もう一度 目が覚めましたが、 再びよく眠れました。
 
 そして6時頃、 マイクの声で起こされました。
 
 普段は6時間位で 目が覚めるのですが、 何故か9時間近く 眠ってしまいました。
 
 検査で眠れないという人は 少なくないそうですが、
 
 寝過ぎの人は あまりいないようです。  (^^;)
 
 これで検査は終わり、 センサーを付けるときに塗った クリームを取るため、
 
 またシャワーを浴び。
 
 簡単なアンケートに答え、 7時に病院を出て、 約18時間の入院でした。
 
 結果は1週間後です。
 
 無呼吸の治療が必要かどうか、
 
 他の原因が考えられるかなどを 聞かせてもらうことになります。
 
 松やで朝定食を食べて、 家に帰りました。 (^^)
 
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