人を信じられず、 裏切られているとか 悪意を持たれていると邪推する
妄想性パーソナリティの人も、 BPDを合併することがあります。
愛すれば愛するほど、 相手が信じられなくなるという 葛藤を抱えやすく、
しばしば 激しいDVや ストーカー行為に至ります。
気分の波があり、 高揚している時期は 人との関わりも積極的で、
ひとつ間違うと 攻撃的になりやすくなります。
しかし うつ状態になると、 人付き合いに消極的になり、
攻撃性は自分自身に向かい、 希死念慮が強まることも 多くあります。
〔 「境界性パーソナリティ障害」 岡田尊司 (幻冬舎) より 〕
心子が 元々妄想性だったという 徴候はありませんでしたし、
DVやストーカー行為も ありませんでした。
でも、 エネルギーがあるときは 社交的で、 反面 攻撃的にもなりましたが、
うつ状態だと 自分を責め、 自殺行動もありました。
これは 多くのBPDの人に 見られるのではないでしょうか。