「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

ゴーヤを収穫した

2011年08月31日 21時44分34秒 | Weblog
 
 あれからも ゴーヤは順調に生長して、

 一番大きな実は 15センチくらいになっています。

 ところが 今日ふと見ると、 その実の下の方が 黄色がかっていました。

 店で売っているものより まだずっと小さいので、

 収穫は先だと思っていたのですが、 熟してしまったのでしょうか? 

 ネットで調べると、 やはり食べごろは 緑の濃いうちで、

 黄色くなると柔らかくなってしまう、

 家庭ではなかなか 店頭のものほど大きくならない、 などと書いてありました。

 ただし、 黄色くなっても 食べられないのではなく、

 柔らかいので 生のままでも食べられるということです。

 また、 この時期になると 種を包んでいる綿が 真っ赤になって、

 甘くて食べられるとも。

 それを知らずに 包丁を入れていたら、

 気持ち悪くて 捨ててしまったでしょう。  (^^;)

 口にすると 確かにフルーツのようでした。

 ゴーヤは 熟してないうちは、 鳥などに食べられないよう 実を苦くしているが、

 熟してくると、 鳥に食べてもらって 種を他の場所に移すよう、

 甘くなるのだということです。

 そして完熟すると、 割れて 種をまき散らすそうです。

 さて、 レシピを検索して、 ゴーヤの黄味がかった部分は 塩もみしてみました。

 すると しゃきしゃき感や苦みも残っていて、

 意外にも とても美味でした。  (^^)

 ポン酢やマヨネーズなどで 和えるレシピもありましたが、

 そのまま食べるのが 結構いけた。

 それから ゴーヤチップを揚げてみました。

 酒のつまみにと 期待していたのですが、 カリカリにならず、 ちとがっかり。

 二度揚げしたら、 真っ黒になってしまいました。 (・_・;)

 残りは簡単に、 豚肉と豆板醤で炒めました。

 それなりにうまかったです。  (^^)

 あと ゴーヤの実は 7~8センチのが一個と、

 小さい膨らみが 10個近く付いています。

 これから どのくらい育つか分かりませんが、

 食べごろに食べてみたいですね。  (^^)
 
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実印がポロリと

2011年08月30日 19時59分24秒 | Weblog
 
 先だって、 印鑑で調印をする機会があり、 実印の必要はなかったのですが、

 お袋の形見でもある実印で 押印しようかと思いました。

 いつもしまってある 場所から出して、 取りやすい場所に 置いておいたら、

 数日して その場所を失念してしまったのです。

 簡単な所に 置いたはずなのですが、 一通り探しても見当たらず、

 とりあえず調印は 別の印鑑で済ませました。

 そして これから、 先日急逝した 叔母の相続があり、 実印が必要になります。

 思い当たる所を 全てよく探してみましたが、 見つかりません。

 見つかりにくい場所には 絶対置いてないはずなのですが。

 叔父 (叔母の弟) が 相続の手続きを 急いでしたいと思っており、

 早めに実印・ 印鑑証明を 用意しておかないといけません。

 仕方なく 登録印鑑の変更をすることにしました。

 もし後日、 お袋からもらった実印が 出てきたら、 そのときはそのときで、

 取り急ぎ 相続に間に合わさななければ。

 現在の印鑑登録の廃止申請と、 新しい印鑑を登録する 改印手続きが必要です。

 印鑑登録証その他、 必要な書類などを準備し、 また、

 当日 別の用事で必要な 諸々の文書類を カバンに入れて支度しておきました。

 準備万端、 出かける直前に、

 手続きの待ち時間などに 読む新聞を カバンに入れたら、 かさばってしまったので、

 ひと回り大きいカバンに 入れ換えることにしました。

 棚から 別のカバンを引っ張りだすと、 何と、

 そこから、 実印が ポロリと出てきて落ちたのです。

 一体 どこにあったのか !?

 そのカバンも、 隣のカバンも、 すでに調べてあったのに ……!?

 全くもって 不思議です。 (?.?;)

 でも、 とにかく、 これで、 印鑑の変更を しなくてすみました。

 いやはや、 本当にすんでのところで 部屋を出て、

 手続きをしてしまうところでした。

 先日は一足違いで ぬれネズミになって、 映画も観られなかったのですが。

(http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/62102938.html )

 まぁ今日のほうが ラッキーだったかな。  (^^;)

 時間も手間も手数料も 助かりました。
 
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社会的偏見とパーソナリティ障害

2011年08月29日 21時20分36秒 | 「BPDサバイバル・ガイド」より
 
 多くのメンタルヘルスの問題は 社会的な偏見を伴いますが、

 BPDはこの傾向が 特に強くあります。

 理解できない問題に、 人は否定的に対応しがちです。

 BPDは 周りの人の気に障るような 症状が多くあります。

 例えば自傷行為や自殺企図は、 他の人を怖がらせたり 混乱させたりします。

 何故そうなったのか、 理解するのは難しいものです。

 世の中では、 穏やかで冷静で、感情をコントロールできることが 重視されます。

 しかしBPDの人は 強い感情を持っていて、

 それを極端, 劇的に表現してしまうので、

 周りの人は BPDの人を 否定的に見てしまいます。

 また、 テレビや映画に 原因があるかもしれません。

 BPDの人はドラマチックで、 刺激的で、 カリスマ性があって、

 激しい経験をしています。

 テレビや映画のプロデューサーは、

 強くて激しい ドラマチックな人物を演じさせることに 関心があります。

 メディアが、 一方的で単純化した、

 ネガティブなBPDを 表現しようとすることが問題です。

 こういう描写によって、 BPDへの偏見が助長され、

 理解されがたいものになってしまうのです。

〔 「境界性パーソナリティ障害  サバイバル・ガイド」 (星和書店) より 〕
 

 原著はアメリカの書籍で、

 後段の テレビや映画の下りは、 日本の現状とは少し異なると思います。

 日本ではまだ、 BPDを扱うプロデューサーが ほとんどいません。

 BPDはまだまだ知られておらず、

 BPDの激しい言動に 付いてこられなかったりするのです。

 また、  “難病もの” という くくりで見られてしまい、

 敬遠されることもあります。

 しかし日本でも、

 自分の身近に BPDの人がいるという プロデューサーが出てきました。

 BPDの純粋さに 理解を示し、

 パートナーなどの立場から 共感する人も多いのではないかと、

 言ってくれる人がいました。

 下記の記事に、  「境界に生きた心子」 のドラマ企画を 提出してくれた

 プロデューサーの話を書いています。

http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/59573131.html
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/60167408.html
 
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ハーグ条約加盟の方針 (2)

2011年08月28日 19時42分13秒 | Weblog
 
(前の記事からの続き)

 当事者も立場によって 受け止め方が異なります。

 欧州から 小学生の子供を連れて 日本に帰国した母親は、

 「夫のDVに苦しんだ末、 帰国の道を選んだ」 と 言います。

 欧州で 離婚訴訟と 夫の暴力に対する刑事訴訟を 起こしましたが、

 思うように進まず、 「命の危険を感じた」 からだそうです。

 この母親は、 ハーグ条約に加盟すると、

 夫から 子供の返還を申し立てられるのではないかと 怯えています。

 条約では、 配偶者間のDVは 子供の返還を拒否する 条件になっていないからです。

 政府は  「条約加盟以前のケースに 遡って適用することはない」 と

 説明しますが、 不安は消えません。

 一方、 欧州に 息子を連れて行かれた 母親は、

 子供を取り戻す裁判のため、 日本と欧州で 弁護士を雇いました。

 子供に会えず 時間だけが過ぎ、 弁護士費用も重くのしかかります。

 ハーグ条約に加盟すれば、 返還申し立てによって 短期間で子供を連れ戻せ、

 負担も軽減されるといいます。

 日本が条約未加盟のため、 海外の離婚裁判で、

 日本人が 不利な立場になることもあります。

 アメリカで離婚し、 娘二人と分かれて 日本で暮らす母親は、

 離婚訴訟で 娘と会うことを希望しましたが、

 日本は条約に加盟していないから 認められないと、 裁判官に言われました。

 条約加盟により、 こうした 「偏見」 が 払拭されることも期待されます。

〔 読売新聞より 〕
 
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ハーグ条約加盟の方針 (1)

2011年08月27日 23時24分42秒 | Weblog
 
 国際結婚が破綻した際、 一方の親が 子供を無断で海外に連れ去ることを防ぐ

 「ハーグ条約」 に、 日本も加盟する方針が 固まりました。

 欧米で結婚生活を送っていた 日本人女性が、 子供を連れて 日本に帰ったまま、

 父親と子供を会わせない ケースが相次ぎ、 欧米各国で問題視されているのです。

 日本では離婚後、 一方の親が親権を持つ  「単独親権」 制度ですが、

 欧米は離婚後も 両親が共同で子育てに関わる  「共同親権」 制度が一般的です。

 離婚後の親子関係の 文化的,制度的違いなどから、

 「日本は 子供を親に会わせない国」 と 欧米諸国から見られきました。

 そのため、 日本の条約加盟を求める  「外圧」 が、

 欧米で急速に高まってきたのです。

 政府は加盟に向け、 国内法の整備などの 検討を始めました。

 ただし、 DV (家庭内暴力) から逃れてきた 親子への対応などの

 課題も残っています。

 条約では、

 連れ去りから1年以上経過して 子供が新しい環境に なじんでいる場合や、

 「子供が身体的、 精神的な害を受けるなど 重大な危険がある場合」 に、

 返還を拒否できると 定められています。

 ただ この表現は抽象的で、 虐待があっても 返還が命じられてしまうのではないか、

 という不安の声もあります。

 このため 国内法では、 虐待など具体的な要件を 盛り込む方針です。

 しかし、 虐待やDVの事実は 当事者が証明しなければなりません。

 外国の夫の 暴力に耐えかねて 帰国した母親らが、 自分で証拠を集め、

 外国で起きた 虐待やDVを証明するのは 容易なことではありません。

 その結果、 紛争が長引く可能性も高くなります。

 また、 返還申し立ての窓口となる  「中央当局」 も検討課題です。

 日本では 外務省が当局となりますが、 各国との連携調整で 有利な反面、

 国内での 子供の所在特定や保護を、 同省だけで担うのは困難です。

 従って 法務省, 厚労省, 警察などの省庁や 裁判所と連携し、

 自治体や弁護士会などとも 協力体制を築いていくことが必要です。

〔 読売新聞より 〕

(次の記事に続く)
 
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“降ったり”  蹴ったり

2011年08月26日 20時44分33秒 | Weblog
 
 今日は 突然の豪雨に見舞われ、 ずぶ濡れになってしまいました。 (- -;)

 区役所その他 諸々の所用を済ませて、 一旦帰宅し、

 映画 (「黄色い星の子供たち」) を観に行く スケジュールでした。

 先日 心子の墓参りの帰りに 観ようとした映画ですが、

 この日は時間が押しており、 映画館の受け付けに着いた時、

 1分くらい前に 本編が始まってしまっていました。

 最初から観たかったので、 この日は諦めて また来ることにしたのでした。

 そして本日、 上映は今日までで、 午後4時の回が最終回です。

 また、 この映画館の 8月一杯の鑑賞券が 1枚残っているので、

 これも使わなければなりません。

 今日は 一時はかんかん照りだったのに、 映画に行こうとした3時前、

 にわかに暗雲が立ち込め、 大粒の雨が降ってきました。

 そして あっと言う間に 土砂降りに。

 でも観に行くには もう今しかありません。

 ネットで ピンポイントの天気予報を見ると、

 夕方以降は さほど降りそうになかったので、

 雨足が少し落ち着いた時に 出かけることにしました。

 ただ、 新宿の映画館まで 自転車で行く予定でしたが、 電車で行くしかありません。

 外に出て 最初はどうにか大丈夫だったものの、

 駅まで半分ほど来て、 ズボンやくつは 大分濡れてきました。

 この濡れネズミ状態では、 映画を観ている間 かなり不快だし、

 どうしようかと思い始めた時、 急激に雨足が激しくなり、 立ち往生。

 くつは ビショビショを通り越して ずぶずぶ、

 ズボンも お尻近くまで濡れ、 カバンもびしょ濡れです。

 しばし雨宿りをして、 帰宅するしかありませんでした。

 もうこうなると 水たまりも何もお構いなしです。

 部屋に辿り着いて、 くつ下を絞り、

 ズボンをロープにかけると ポタポタとしずくが垂れ、

 くつに新聞紙を突っ込んで 水分を取る作業を 繰り返した次第です。

 わずかな時間差のために、 映画も観られず、 鑑賞券も使えず、

 無駄骨を終えた時、 雨はすっかり上がっていました。 (- -;)
 
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認知症の精神科病床 削減

2011年08月23日 19時30分54秒 | 介護帳
 
 認知症高齢者が 地域で暮らせるように、

 精神科病院のあり方を 見直す動きが出てきています。

 M精神科病院では 小規模多機能型介護施設 「アロハ」 を開設し、

 20人の認知症高齢者が 通いや泊まりで 介護を受けたり、

 自宅にヘルパーを 派遣してもらったりしています。

 そのうちの 要介護5の男性 (77) は、 元々M病院に入院していましたが、

 大声で叫んだり 暴力を振るうため、 保護室に隔離されていました。

 アロハを利用するようになって 症状が改善しました。

 患者が大勢いる病院と違い、 アロハでは一人一人に 丁寧に関われるので、

 暴力や徘徊, 妄想などが なくなっていくのではないでしょうか。

 M病院は、 精神病患者が 住み慣れた場所にいられる 町づくりを始め、

 のちに認知症高齢者にも 対象を拡大しました。

 院内に認知症ケアユニットを作り、

 アロハなど2ヶ所の 認知症専門デイサービスセンターを開設しました。

 また、 住民に対して 認知症の啓発活動も行ない、 地域の理解も深まりました。

 退院できる患者が増え、 新たな入院にも歯止めがかかります。

 05年に13人いた 認知症の入院患者は、 現在3人だけ。

 将来は 入院ベッド0を目指します。

 しかし 入院患者の減少は 病院経営に響き、

 一般に 介護施設の認知症ケアは 充分とは言えません。

 医師は 慣れた病院で診察するほうが 楽なので、

 こうした取り組みは 全国的には少数です。

 日本では5万人以上の認知症患者が 精神科に入院しており、

 対策を取らなければ、 26年には9万以上に 増える見込みです。

 生活感のない病院の環境は、 認知症の症状を 悪化させることを、

 日本の精神科医は 認識すべきです。

〔 読売新聞より 〕
 
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認知症に精神科医往診で 入院回避

2011年08月22日 21時20分01秒 | 介護帳
 
 認知症が重くなり、 精神科に長期入院する 高齢者か増えていますが、

 病院は生活の場ではないため、 快適な暮らしは難しく、

 かえって認知症が 進行することもあります。

 認知症の人が 入院しなくてすむよう、

 医師らが地域で支える 活動も始まっています。

 K病院のU医師は、 隣町で一人暮らしをする 認知症の女性を訪れて 呼びかけます。

 女性は1年ほど前から 妄想が悪化し、

 近くに住む弟夫婦に  「お金を盗まれた」 と繰り返したり、

 石を投げつけたりしました。

 U医師は 弟夫婦からも様子を聞き、 薬を調製しながら処方をして、

 妄想や攻撃的な行動が なくなりました。

 U医師は  「入院はデメリットが多い」 と 断言します。

 精神科病棟は介護施設ではないので、

 本人の生活能力を 低下させない支援が 難しいのです。

 また 治療に必要なら、 身体拘束や保護室への隔離を 行なう場合もあります。

 U医師が 認知症専門の往診を始めたのは 2009年。

 入院を回避できるかどうかは、 早期の対応次第と考えたからです。

 介護施設の入居者や、 精神科医のいない病院の 入院患者も対象としています。

 U医師が往診をする特養では、 入居者の徘徊, 拒食, 不穏な精神状態が落ち着き、

 介護の負担が 大幅に減ったといいます。

 別の介護施設では、 介護だけでは対応が難しい 認知症の人を、

 安心して精神科医療につなぐことができると、 評価されています。

 これまでに往診した 約300人のうち、 精神科へ入院したのは6人だけ。

 精神科医の往診が普及すれば、 認知症高齢者の入院は 確実に減らせると言います。

 しかし 入院に比べて 診察に時間がかかるうえ、

 診療報酬が不充分なため、 全国的には広がっていません。

 診療報酬の手厚い配分や、

 精神科医が活動しやすい環境を 整えることが求められています。

〔 読売新聞より 〕
 
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精神疾患が5大疾病に

2011年08月21日 20時22分16秒 | ボーダーに関して
 
 厚生労働省は 先月、 精神疾患を、

 がん, 脳卒中, 心臓病, 糖尿病と並ぶ  「5大疾病」 に位置づけ、

 重点対策を行なうことを決めました。

 2008年の調査では、 精神疾患の患者は 323万人にのぼり、

 237万人の糖尿病, 152万人のがんなど、

 他の4大疾病を 大幅に上回っています。

 日本の精神病床数は 35万床弱 (09年) で、 全病床の約2割を占めています。

 平均在院日数は300日を超え、 世界でも突出しています。

 一方で、 精神病床の医師数は 一般診療科の3分の1でよいと 規定されており、

 手薄な入院治療が 長い間行なわれてきました。

 在宅で 充分な支援を受けられないために、

 長期入院を強いられる 「社会的入院」 が、 約6万2000人にのぼっています。

 こうした不必要な入院を減らし、 患者の社会復帰を促すなど、

 施設収容型の精神医療を 変えると期待されるのが、

 訪問診療や訪問看護など 在宅医療です。

 また、 初期に患者を見つけて、 悪化を防ぐ 早期支援体制も予想されます。

 統合失調症は 発症してすぐに 治療を始めると、

 脳のダメージが少なく、 悪化や再発が しにくくなるといいます。

 ところが 国内の患者は、

 発症から医療機関にかかるまで 平均17ヶ月となっています。

 在宅医療が充実すると、 患者の生活環境を 改善しやすくなり、

 早期に対応すれば、 薬物療法だけでなく 認知行動療法も活用できるでしょう。

 ただし 課題もあります。

 統合失調症は誤診も多く、

 統合失調症の薬で 逆に精神状態が著しく悪化する ケースも少なくありません。

 今のままで 早期発見を推進すると、 被害者が増えかねません。

 うつ病では、 製薬会社の抗うつ薬のキャンペーンに 影響され、

 診断が 過剰になったことがあります。

 うつ病でない人に 抗うつ薬が処方されると、

 回復がかえって遅くなったり、 自殺衝動が表れる人もいるのです。

 5大疾病の 治療の一翼を担う 精神科医の責任は、 ますます重くなります。

〔 読売新聞より 〕
 
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ゴーヤが育ってきた

2011年08月20日 21時52分39秒 | Weblog
 
 グリーンカーテンのためのゴーヤが、

 1本だけになってしまったことを 前に書きました。

http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/62044473.html

 あのときから約2週間、 ゴーヤは急速に 枝葉を延ばしてきました。

 四方八方に弦が広がり、 花も沢山つけました。

 毎日 “丹精込めて”  水をたっぷりやり、

 生長を見るのが 楽しみになっています。

 そして、 今では ゴーヤの実も育っています!  (^^)

 10センチ余りの まるまるとしたのがひとつと、 まだ小さいのがふたつ。

 花は数多く咲きますが、 そのうち実ができたのは 現在3つだけ。

 他の花は付け根が細く、 すぐに花が ぽろりと落ちてしまいます。

 最初から 実のつく花が決まっているのか、

 受粉したかどうかの違いなのか 分からないのですが。

 このアパートでは 他にもゴーヤが育てられていますが、

 やはり実のつく花は ごく一部のようです。

 でもつぼみも 何十もできてきました。

 またもっと 実がなるといいのですが。

 この調子で 早く大きくなって、

 “収穫” できる日が 待ち遠しいです。  (^^;)

 ゴーヤチャンプルだけでなく、 他の調理法も 調べてみようと思います。
 
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健康の問題 いくつか

2011年08月18日 21時19分45秒 | Weblog
 
 過日、 朝起きたとき 頭痛に見舞われた 話を書きました。

http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/61963003.html

 連日の猛暑日、 熱帯夜が続いた時でしたが、 あれは熱中症だったのでしょうか。

 確かに目が覚めた時 とてものどが乾いていて、

 ウーロン茶を3~4杯 ガブ飲みしましたが、

 前夜に特に 水分不足だった覚えもありません。

 熱中症の多くは室内、 さらに 夜が多いといいますが。

 それで先日、 健診に行ったとき ドクターに聞いてみました

 いつもと同じにしていて、 その日に限って 熱中症になることはあるのかどうか。

 するとやはり、 そういうことはないそうです。

 それよりも、 嫌な頭痛だと言われました。

 普段は頭痛がなくて、 朝起きたときに起こるのは、

 腫瘍や脳卒中などの 可能性があるそうです。

 様子を見なければ分からず、 今後また 頭痛が起こらなければ、

 心配なことの可能性は 低くなっていくということです。


 それから 健診では、 血圧が高いことを 指摘されました。

 僕は元々 血圧は低めだったのですが、 この何年か、 少し高くなっています。

 体重も多少増えているので、 毎日血圧を計り、

 食事療法をすることを勧められました。

 アルコール, 塩分を控え、 コレステロールに注意し、

 それでも改善されなければ 薬を処方すると。


 毎晩の寝酒が 欠かせない楽しみであるのは、 以前から分かっている問題で、

 血液検査による肝臓の結果は これから出ますが、

 案のじょう 休肝日を設けるよう言われました。

 眠れないときは、 睡眠導入剤などを飲んだほうが いいということです。

 叔母のことがあったばかりですが、

 やはり 体に気を付けなければいけません……。 (- -;)
 
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お見送り -- 独り暮らしの叔母急逝 (5)

2011年08月16日 21時02分03秒 | Weblog
 
(前の記事からの続き)

 昨日はお通夜、 本日は告別式を済ませてきました。

 叔母は 夫や子供がいないため、 親族と友人だけで しめやかに取り行なわれました。

 特別な死に化粧がされ、 きれいな面差しになっていました。

 子供と夫を 早くに亡くしながら、 教室を開いていた刺しゅうや、

 多数入選した日本画, ステンドグラス, 源氏物語の勉強, 旅行など、

 実に多岐にわたる 活動を堪能していました。

 割と華やかな生活で、 衣装, 靴, 食器, 人形, その他諸々、

 マンションには 整理整頓された品々が詰まっています。

 後を継ぐ人がいないので、亡き後の 周到な準備をしていたわけですが、

 それでも難しい問題もあります。

 お寺や霊園などと相談し、 ひとつひとつ解決していきますが、 まずはお骨。

 通常は四十九日まで 家族の元に置かれ、 それから納骨することになりますが、

 安置しておく家がないため、 火葬後、 時をおかず 納骨することにしました。

 四十九日間で  「霊」 から 「仏」 になることと、

 納骨は別のことでいいそうです。

 次に 位牌をお守りする人が いない問題。

 叔母自身の位牌は、 叔母の希望 (配慮) で 作らないことになりましたが、

 葬儀のとき作った 白木の位牌があります。

 また、 夫 (僕の叔父) と子供の位牌と、 仏壇, および その中の御本尊。

 ひとつひとつについて書くと 複雑なのですが、

 それぞれ  「魂抜き」 という儀式を行なって、

 供養 (焚きあげ) することになります。

 それから 山ほど残された 作品群や遺品。

 形見分けをはじめ、 片付けていくのは 大変な作業になるでしょう。

 でも皆で相談し、 叔母を偲びながら、 対処していきたいと思います。

 それが 供養になることでしょう。
 
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叔母の希望 -- 独り暮らしの叔母が急逝 (4)

2011年08月14日 21時15分38秒 | Weblog
 
(前の記事からの続き)

 一筆箋は、

 「死は自然なもの、 逆さ事ではありません。」

 に始まって、 棺の遺体に掛けてほしい 着物の場所が書かれ、

 遺影にする写真も入っていました。

 さらに、

 「祭壇はいりません。 花で飾ってください。」

 「位牌もいりません。」

 などということが記されています。

 ついさっき、 葬儀社に 葬儀の段取りを全て頼み、

 見積もりも出してしまったところです。

 急いで 葬儀社とお寺に電話し、 祭壇, 位牌, 遺影のことなどを伝えました。

 ご住職とも会って 話し合った結果、

 幸いなことに、 叔母の希望は ほぼ叶えられました。

 遺影もサービスで 作り直してくれるといいます。

 ただ、 お寺で葬儀をすることになっており、

 祭壇に祭られた 御本尊を外すことはできないということです。

 予定では 御本尊に輿 (こし) という 屋根のような形の、

 いかにも “祭壇” という感じのものが 付くことになっていました。

 住職の計らいで、 輿の代わりに 屏風のようなもので

 御本尊を囲むことにしてもらえました。

 位牌と戒名も作らず、 葬儀のときは 白木の位牌に 俗名を書いてもらえると。

 30年前に他界した 夫 (僕の叔父) の位牌はあるのですが、

 叔母は自分が亡くなると 位牌を守る人がいなくなるので、

 残る人の負担を 配慮してことだったようです。

 この一筆箋の発見が もう少し遅れていたら、 葬儀に間に合わなかったでしょう。

 叔母の意に沿わない お見送りにならずに済み、 本当に僥倖なことでした。

 しっかりと準備や心構えを 整えていた叔母も、 安堵していることでしょう。

(次の記事に続く)
 
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遺書が見つからない -- 独り暮らしの叔母が急逝 (3)

2011年08月13日 21時39分19秒 | Weblog
 
(前の記事からの続き)

 今日も叔母のマンションへ 整理に行ってきました。

 葬儀社の人も来て、 そこで打ち合わせを済ませました。

 叔母はかなり前から 心構えを持って、

 自分が死んだあとのための 準備をしていたようです。

 子供がいないので 永代供養の手続きや、 葬儀費用なども 僕の兄に預けていました。

 すでに遺書を したためていたことは分かっており、 下書きはあったのですが、

 清書したものが見つかりません。

 また、 通帳など重要なものも 大分あるはずですが、

 4~5人で 一通り各部屋を探しても 出てきません。

 皆どうしたものかと 困り始めていました。

 叔母は手帳に、 日々あったことを 几帳面に記しています。

 それを辿っていくと、

 大事なものは 家の小さな金庫に整理している ということが分かってきました。

 小さな金庫なら、 どこかの隙間や裏に 挟んだりしているのではなく、

 見つける手がかりになるはずです。

 ひと探ししてみたところ、 衣装部屋の 服や布などを重ねた下に、

 白い頑丈な箱が あるのが見つかりました。

 一目で金庫と分かる 形状ではありませんでしたが、 どうもそれらしい。

 中を開けてみると、 期待通り、 遺書や通帳、

 その他の書類などが 納められていたのです。

 一同、 ひと安心した次第です。

 すると、 その中の封筒から、 一枚の一筆箋が出てきました。

(次の記事に続く)
 
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叔母と対面 -- 独り暮らしの叔母が急逝 (2)

2011年08月12日 20時45分21秒 | Weblog
 
(前の記事からの続き)

 日が明けて 昨日、 叔母のマンションと 葬儀社へ行ってきました。

 霊安室で眠っていた叔母は、 穏やかな顔ではありましたが、

 唇の一部が 随分変色したりしていました。

 葬儀のときは、 専門家にお化粧をしてもらうことにしました。

 この数日 猛暑が続いていたので、 発見が あと一日遅かったら、

 腐敗が進んでいたのではないか ということでした。

 たまたま 民生委員の人が訪れたのが、 不幸中の幸いだったかもしれません。

 独り暮らしは やっぱりこうなることが恐いです。

 (僕も将来 そういう危険性があります。)

 ポストに新聞が溜まっていたら、 予め記載しておいた連絡先に 新聞屋が伝える、

 というサービス (希望者が契約をする) を してはどうかと考えました。

 叔母の部屋の 片付けなどをしたのですが、

 あらゆる物が きちんと整理されているのに驚きました。

 写真や手紙などは 全て日付を記入して 順番に整頓してあり、

 色々な書類関係も 丁寧に分類して保管してありました。

 以前雑誌に掲載された 僕のマンガ作品なども、

 きれいにまとめて 保存していてくれました。

 とても嬉しく、 ありがたい限りです。

 カレンダーやメモなどを見ると、 一ヶ月ほど前から 体調が悪くなっていたようです。

 毎年夏バテはするようですが、 最近は 終日外出できなかったり、

 ベッドに臥せっていることがある とも記されています。

 几帳面な家計簿も、 一月前から にわかに白紙になっていました。

 ただ夏バテは 内出血とは関係ないのだろうと思われます。

 恐らく 就寝中に出血し、 苦しまずに旅立ったのではないか ということが救いです。

 今はお袋と再会して 談笑しているのではないでしょうか。

 心子とも 会ってくれているかもしれません。

 また あちら側の人が一人増え、 こちら側の人が減ってしまいました。

(次の記事に続く)
 
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