■ガザ上映会(母島)が終了しました。
「こんなにも理不尽に人の尊厳を、
子供の命までも失っている、
現在進行形の状況をリアルに知って、
溢れる想い、辛い気持ちで胸がいっぱいでした。
ぜひ多くの人に知ってもらいたい。」
島の若きホープ、宮澤かれんが企画して実現した小笠原でのガザ映画の上映会。
冒頭が僕の感想です。
この映画を観るまでガザの現実の厳しさをよく理解していませんでした。
どんな機会からでもいいので、まずは知ることから始めなければと思いました。
主催の宮澤かれんの報告はこちら。
住民の5%を集めた父島の翌日は母島での開催でした。
1/27(土)父島 3本立て 動員111人。
1/28(日)母島 2本立て 動員74人。
なんと人口比でいうなら父島を超える多くの島人が映画を観に来てくれました!
僕は大したことはできないけれど、準備や運営に関わらせてもらい、
涙が出る程嬉しい島の若者のアクションで素晴らしい学びの機会を頂きました。
かれんの呼びかけで、学校や島の中学生、卒業生なども準備や運営に関わってくれて、かれんの人徳をヒシヒシと感じました。
本当にお疲れ様でした☆
昼の部、夜の部と2回映画を観て、
ガザにも行き、今も支援、伝える活動をしてきている並木麻衣さん、
ガザに行った経験で平和実現を目標に様々な映画事業をしている関根健次さんのお話を聞いて、
本当に知らない事ばかりで、
このイベントに関わらせてもらって本当に有難かったと思いました。
12月の議会でも停戦を訴える決議に関わったし、
前々からうっすらと知ってはいましたが、
こんなにも丁寧にガザの現状とこれまでを知る機会はありませんでした。
去年11月にかれんが「ガザの事を知りたい!」を思って観た映画なのです。
映画を観て島での上映会を決意し動いた事に本当に感謝です。どうもありがとう!
■映画を観終わり、並木さんの講演を聞いて、
あまりの現実に言葉を失い、気持ちが重くなりました。
ガザが名古屋市程度の大きさと人口であること、
2007年から封鎖され、物資も人も自由に外と行き来できないこと、
200万人の人が限られた土地と物資で暮らしているので、
飢餓、貧困、病気、精神的な重圧などに悩まされている事、
ガザにある大学はすべて破壊され、小中学校も避難所になていて、子供達が学ぶ機会も奪われている事、
若者が未来に絶望し、イスラエル側に投石をして撃たれて、亡くなったり、手足を失う日々が今も続いている事、
そんな中でも3年おき位に戦争が勃発し、特に去年の10月からのハマス討伐の為の攻撃があまりにむごい事、
この3か月で2万2千人が亡くなり、そのうち5千人を超す子供が亡くなっていること…
それに向けた歴史背景も少しだけ学ぶと、
同じ夢を持ち、当たり前の日常を夢見ている人々の暮らしが
こんなにも蹂躙されている事に言葉を失いました。
■現在進行形の
ロシア・ウクライナでも、
チベット、モンゴル、ウイグルでも、
東ティモールでも、
知れば知るほど、人の愚かさ、恐ろしさが伝わって来ます。
と同時に、
どこでも同じ人間の普通の営みがあって、
戦争、ジェノサイドに巻き込まれたりしているのは
一般の市民・子供達だという辛い現実を
どうにかしていけないものかと感じさせられました。
今、自分にできる事はお金の支援や、
こうして人に伝える事だけだけれど、
もっともっと人の根源に関わるこの問題に
向き合って動いていきたいと思いました。
■僕が所属している小笠原村議会は12月の小笠原村議会定例会で、
清水良一議員からとても大切な発議があり、
全会一致で可決されました。
平和都市宣言をしている小笠原村の村議会からの平和へのメッセージです。
●パレスチナ自治区ガザにおける平和の早期実現を求める決議
「平和都市宣言をしている小笠原村は、世界中の人々が、恒久平和を誓い、
平和を分かち合えることを願っている。
パレスチナ自治区ガザにおける戦闘において、
多くの人々が傷つき亡くなり犠牲となっている現状は、決して看過できるものではない。
小笠原村議会は、平和的解決による「人道的即時停戦」のための努力を強く求める。
以上決議する。
令和5年12月14日
小笠原村議会」
僕は村議会議員としても、イチ個人としても、
清水議員のこの提案に賛同し、調整に関わらせて頂きました。
戦争はいつも罪のない一般市民や子供達が命を落とすことに深い憤りを感じています。
あまりに悲しいニュースが日々流れてきます。
小笠原は激戦の地、硫黄島があります。
今も1万のご遺骨が眠ったままです。
父島にも母島に戦跡が残り、
大砲跡はあるし、
今も畑からは弾薬が出てきます。
もう二度と戦争なんて馬鹿な真似は
起こさせたくないと思っています。
どうか、少しでも戦争が無くなることを祈っています。
■今回、次女もガザの事を自主的に学び、積極的に関わり、
家に帰ってからもガザの事を話していました。
学校でも先生がガザの事を教えてくれていたそうです。
長女も当日、色々準備や運営を手伝ってくれて、
未来にも微かな手応えを感じました。
本当にお疲れ様でした!!
チームで支えてくれた皆さん!
映画を作ってくれた皆さん、
並木さん、関根さん、
大金額を抱えても企画、主催してくれたかれん
どうもありがとうございました!!
そして大切なのはこれからどうするか!?だと思います!
参考URL ガザ地区とは?
映画『ガザ 素顔の日常』予告編
「こんなにも理不尽に人の尊厳を、
子供の命までも失っている、
現在進行形の状況をリアルに知って、
溢れる想い、辛い気持ちで胸がいっぱいでした。
ぜひ多くの人に知ってもらいたい。」
島の若きホープ、宮澤かれんが企画して実現した小笠原でのガザ映画の上映会。
冒頭が僕の感想です。
この映画を観るまでガザの現実の厳しさをよく理解していませんでした。
どんな機会からでもいいので、まずは知ることから始めなければと思いました。
主催の宮澤かれんの報告はこちら。
住民の5%を集めた父島の翌日は母島での開催でした。
1/27(土)父島 3本立て 動員111人。
1/28(日)母島 2本立て 動員74人。
なんと人口比でいうなら父島を超える多くの島人が映画を観に来てくれました!
僕は大したことはできないけれど、準備や運営に関わらせてもらい、
涙が出る程嬉しい島の若者のアクションで素晴らしい学びの機会を頂きました。
かれんの呼びかけで、学校や島の中学生、卒業生なども準備や運営に関わってくれて、かれんの人徳をヒシヒシと感じました。
本当にお疲れ様でした☆
昼の部、夜の部と2回映画を観て、
ガザにも行き、今も支援、伝える活動をしてきている並木麻衣さん、
ガザに行った経験で平和実現を目標に様々な映画事業をしている関根健次さんのお話を聞いて、
本当に知らない事ばかりで、
このイベントに関わらせてもらって本当に有難かったと思いました。
12月の議会でも停戦を訴える決議に関わったし、
前々からうっすらと知ってはいましたが、
こんなにも丁寧にガザの現状とこれまでを知る機会はありませんでした。
去年11月にかれんが「ガザの事を知りたい!」を思って観た映画なのです。
映画を観て島での上映会を決意し動いた事に本当に感謝です。どうもありがとう!
■映画を観終わり、並木さんの講演を聞いて、
あまりの現実に言葉を失い、気持ちが重くなりました。
ガザが名古屋市程度の大きさと人口であること、
2007年から封鎖され、物資も人も自由に外と行き来できないこと、
200万人の人が限られた土地と物資で暮らしているので、
飢餓、貧困、病気、精神的な重圧などに悩まされている事、
ガザにある大学はすべて破壊され、小中学校も避難所になていて、子供達が学ぶ機会も奪われている事、
若者が未来に絶望し、イスラエル側に投石をして撃たれて、亡くなったり、手足を失う日々が今も続いている事、
そんな中でも3年おき位に戦争が勃発し、特に去年の10月からのハマス討伐の為の攻撃があまりにむごい事、
この3か月で2万2千人が亡くなり、そのうち5千人を超す子供が亡くなっていること…
それに向けた歴史背景も少しだけ学ぶと、
同じ夢を持ち、当たり前の日常を夢見ている人々の暮らしが
こんなにも蹂躙されている事に言葉を失いました。
■現在進行形の
ロシア・ウクライナでも、
チベット、モンゴル、ウイグルでも、
東ティモールでも、
知れば知るほど、人の愚かさ、恐ろしさが伝わって来ます。
と同時に、
どこでも同じ人間の普通の営みがあって、
戦争、ジェノサイドに巻き込まれたりしているのは
一般の市民・子供達だという辛い現実を
どうにかしていけないものかと感じさせられました。
今、自分にできる事はお金の支援や、
こうして人に伝える事だけだけれど、
もっともっと人の根源に関わるこの問題に
向き合って動いていきたいと思いました。
■僕が所属している小笠原村議会は12月の小笠原村議会定例会で、
清水良一議員からとても大切な発議があり、
全会一致で可決されました。
平和都市宣言をしている小笠原村の村議会からの平和へのメッセージです。
●パレスチナ自治区ガザにおける平和の早期実現を求める決議
「平和都市宣言をしている小笠原村は、世界中の人々が、恒久平和を誓い、
平和を分かち合えることを願っている。
パレスチナ自治区ガザにおける戦闘において、
多くの人々が傷つき亡くなり犠牲となっている現状は、決して看過できるものではない。
小笠原村議会は、平和的解決による「人道的即時停戦」のための努力を強く求める。
以上決議する。
令和5年12月14日
小笠原村議会」
僕は村議会議員としても、イチ個人としても、
清水議員のこの提案に賛同し、調整に関わらせて頂きました。
戦争はいつも罪のない一般市民や子供達が命を落とすことに深い憤りを感じています。
あまりに悲しいニュースが日々流れてきます。
小笠原は激戦の地、硫黄島があります。
今も1万のご遺骨が眠ったままです。
父島にも母島に戦跡が残り、
大砲跡はあるし、
今も畑からは弾薬が出てきます。
もう二度と戦争なんて馬鹿な真似は
起こさせたくないと思っています。
どうか、少しでも戦争が無くなることを祈っています。
■今回、次女もガザの事を自主的に学び、積極的に関わり、
家に帰ってからもガザの事を話していました。
学校でも先生がガザの事を教えてくれていたそうです。
長女も当日、色々準備や運営を手伝ってくれて、
未来にも微かな手応えを感じました。
本当にお疲れ様でした!!
チームで支えてくれた皆さん!
映画を作ってくれた皆さん、
並木さん、関根さん、
大金額を抱えても企画、主催してくれたかれん
どうもありがとうございました!!
そして大切なのはこれからどうするか!?だと思います!
参考URL ガザ地区とは?
映画『ガザ 素顔の日常』予告編