小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

七五三と厄除け、お宮参りの母島秋の神事

2021年12月02日 | 母島 日常 日記
■11月23日は月ヶ岡神社例大祭の日。
戦前は島民に大神宮と呼ばれ、相撲なども盛んだった母島の暮らしに大切な秋の風物詩。

例年であれば午前に七五三などの神事を行い、
その傍らで子供会がチンドン屋で集落を回り、
昼からは神輿、夜は芸能大会とにぎやかな1日になる日です。

今年もコロナ禍で通常のお祭りは中止となり、
七五三や厄除け、お宮参りの神事のみ執り行われました。

この状況下で神事だけでも行ってもらえる事に感謝です☆

いつも天気が不安定なこの時期ですが、今年は見事土砂降りに遭う巡りあわせでした。

運営の方々が用意してくれたテントの下で神事が進みます。


南の島の母島ですが、こういった部分はやはり日本なのです。
僕は仏教やキリスト教を進行しているわけではないですが、
アニミズムのような八百万の神様をいつも感じています。

こうした行事の度に、ハッとその存在を感じさせられます。



■みんなの様を見ていると、自分の娘たちの七五三の頃を思い出します。
今でこそ次女は小学6年生、長女は海外で高校3年生を迎えて、健やかに暮らしていますが、
それがとても有難いことだと再認識させられました。

栄養状態の悪い昔は、7歳まで無事に育ってようやくホッとする、そんな節目の行事といいます。

晴れ着姿の子供たちを眺めていては、
ふとそんな気持ちを思い出していました。

親も子も普段なかなか着ることのない着物や袴に身を包み、
この晴れ舞台を楽しみます♪

子供にとっては窮屈な時間ですが、
女の子はこんな特別なお洒落は嬉しいようで色んなポーズを撮ってくれました♡

長女も中学生の時に巫女さんをやらせてもらい、
非常に喜んでいました。

島にいることで、いろんな経験をさせれもらえて、ほんと感謝です♪

■この季節ならではの奉納の品々。

2年前の台風被害で、この月ヶ岡神社もダメージを受けましたが、
こうして神事を続けてもらえていることが有難いです。


立派なオナガダイやでっかい分担も!!


母島のコンパクトな除夜の鐘の傍らで神事は進んでいきます。


■僕は今年40歳で来春に41歳を迎えます。
男性の42歳は本厄とも呼ばれ、色んな事が起こるタイミングの様です。

今回は前厄というわけで厄除けをお願いすることにしました。

厄年は、特にさまざまな禍、災厄が降りかかりやすい年齢とされています。
起源は古代中国の陰陽五行説とされ、
日本ではなんと平安時代にはすでに貴族の間で厄落としの行事が行われていたそうです。

男性にとっての40代は身体を壊してしまったり、
仕事の軌道が乗りに乗っている時期の注意する時期だったり、
色んな節目になるようです。

僕にとっても今年は大きな転職のタイミングで、便利屋を起業しましたし、
来年も色々と新しい事に挑戦するつもりです。

しかし、実際に40代で命を落としている友人も数人おり、
僕自身も思いっきりオッチョコチョイであることは間違いないので、
気を付けなければいけないと思っています。




■今年の秋も去年同様、雨模様が非常の多いので、こうした束の間の晴れはとても嬉しくなります♪

水不足や、超台風の被害を考えると、
水が多くて困るくらいがどんなに有難いことなのかと思います。

当たり前の日常の有難み。
日常でつい忘れがちですが、
こうして普通の日常を送れていることが奇跡だと思います。

感謝の気持ちを忘れずにいたいです(#^.^#)

今回は雨の七五三だったけど、色んなことを考えさせられる1日でした♪
七五三、おめでとうございます(#^.^#)


■去年9月に念願の購入を果たしたSUP。
なんと1年を過ぎましたが、まだまだハマっていますし、
新しい発見が続いています♪

これは先日の東港方面の遊歩道整備の仕事の時の事。

刈払い機やチェインソーと共に休憩時間用のSUPももちろん準備(笑)。
庚申塚にある探照灯基地や砲台跡の遊歩道の台風倒木などを片付けました。
 
一応、遊ぶばかりぢゃなくて、ちゃんと仕事もしてるんです(#^.^#)

もちろんその仕事を終えたら、ご褒美に久々の東港SUPを楽しみました♪

今回行ったコースは約6kmの東港大回りコース。
約90分の旅☆
臥牛角など、なかなか普段見ない景色なので、圧巻でした(#^.^#)

湾の外は海が悪かったのですが、
戻りの時はいい感じの追いのうねりで、
何回か波乗りも少しだけできて、
とても楽しかったです♪


2016年に縄に絡まったザトウクジラをレスキューした場所も通り、色々考えさせられました。

母島ではまだ陸からのクジラ確認上はありません。
(20日の入港はは丸で北港の沖で見たという観光客情報はあり)
去年の母島ざとやん初確認は11/24。
今年はそろそろかな~と楽しみに待ってます(#^.^#)

毎度毎度思うことですが、この雄大な景色を味わっていると、
世界はなんて素晴らしいのだろう、
自分はなんてちっぽけなのだろうと思い知らされます。

そんな師走直前の母島でした(#^.^#)