■今回の3200㎞資格取得ツアーでは、
有難~いことに一度も事故や怪我に見舞われなかったのですが、
少々のマシントラブルはもちろんありました☆
今回はそちらの紹介をしたいと思います(#^.^#)
スパーカブ90DX、26歳。
鉄カブ、キャブ車と言われ、生産が終わって20年以上経過した今でも、
人気と信頼がアツい機種らしいです。(今回、旅するまで全然知らなかったのですがw)
機械いじりは大好きなので、
母島を出発する前にできる限りのメンテも自分自身で行いました。
前後のタイヤとブレーキシュー交換、チェーンの張り調整、グリスアップくらいですが…
このカブ90を中古で母島まで送ってくれたオートパーツシモムラさん。
今回、茨城の土浦に向かう際に取手市のお店に伺って、一気にメンテしていただいたのですが、
その時に心配された箇所が幾つかありました。
・マフラーの根元がヤバいかも
・延長の荷台が途中で折れなければいいけど…
・スプロケット摩耗してるけど、なんとか大丈夫かな
・チェーンの伸びもそろそろ交換に近いかも…
そのうちの1点、マフラーが持つかとても心配してくれていました。
実は僕も母島を出る3日前に気付いた箇所でした。
しかし、交換するには発注、受取、工事と時間がかかり、そんな猶予はありませんでした。
記念すべき、最初のトラブルはそのマフラーちゃんでした!!
【マフラーが折れた!!】
■東京~土浦~葉山~佐野と移動してきて、まったくトラブルのなかった6日間。
自分が思ったよりもバイク移動ができる事が分かり、
「全部スムーズなだなぁ~」なんて思っていた矢先の事でした☆
栃木の佐野の友達と20年ぶりの再会を果たし、
フォークリフト講習の待つ那須塩原に向かっている最中に事が起こりました。
突然、カブのマフラーが田舎の暴走族サウンドのそれに変身してしまったのです!
おっ?と思ったけど、走りには問題ないので、目的地に着いてからビックリ!
見事に心配していた箇所、根元がわお!バックリと折れていたのです(#^.^#)
那須自動車学校の宿舎の前でバイクの下に寝転がりながら、
色々いじってると、素敵な皆さんが集まって来てくれて、
「お~小笠原ナンバーのにーちゃん、どうしたよ?」
「近くのバイクいじりの好きなやつ紹介するよ」
「ここにも工具あるべよ」
色んな方が親身になってくれて、
もうこれだけで旅の醍醐味であり、トラブル様♪と思える瞬間でした(#^.^#)
色々電話したり相談してハッキリしたのは、
・新しいマフラーが那須塩原に届くのは2日後
・2日後は那須塩原のどこのバイク屋も定休日
・現時点で走行に支障はないが、音は激しい♡
でした。
2日後にはもうフォークリフトの講習を終えて、
福島に行く予定で、その福島の泊り先が整備工場の友人だったので、
修理はそちらにお任せして、那須塩原では応急処置と部品の受け取りのみとなりました。
(色々決まってストーリーズに状況を投稿したら、茨城のシモムラさんが「直しに行くよ!!」と言ってくれて、
めっちゃ嬉しくて泣きそうでした☆ありがとうございます!)
1日那須塩原の滞在を延長して、北上をずらせば那須塩原で修理できたのですが、
今回は仙台以降のスケジュールをずらしたくなかったので、こういう選択となりました。
■そんなわけで、このままでは地元の友達に逢いに行くにも、
近所の温泉に行くにも爆音で行かなければいけません。
自動車学校の先輩には
「直管(チョッカン)の音イイね♪」と褒められましたが(笑)、
近所迷惑であることには変わりありません(#^.^#)
シモムラさんと電話で相談し、
応急処置の材料を買いに近所のホームセンターへ。
アルミテープと針金を購入、空き缶もゲット!!
この時も大先輩に頂いた十特ナイフたちが大活躍しました♪
最初は加工しやすいアルミ缶を使って折れた個所を包んだのですが、
近所の温泉に行って帰って来たら、
見事に破裂して吹き飛んでいたので、
今度は堅めのコーヒースチール缶を加工し、
この応急処置は見事福島まで持ちました!!
ひゃっほう!!
■2日後、講習を15時に終えて、那須塩原から福島に向かう時、
地元の休業日のバイク屋さんで新マフラーを受け取り(休日対応、ありがとうございます!)、
一路、福島市へ。
福島の名メカニックつよちゃんのあっという間の職人技で、
見事カブ90のマフラーは新品に生まれ変わりました♡
つよちゃん、朝早くからありがとう!!
応急処置もここまでは持ってくれたし、
ここまで頑張ったマフラーちゃんも本当にお疲れ様でした♡
こんな見事に生まれ変わりました♡
その後は東北一周の終盤まで、
なんのマシントラブルも発生しませんでした。
今思うとこのマフラーのトラブルもこのタイミングでなければ、
色々と面倒な事になる状況でした。(部品待ちの日程、直せる人の位置など)
絶妙なタイミングの采配をした神様に感謝です!
僕自身も新しい土地のバイクツーリングが楽しすぎて、
すっかりマシントラブルのことなんて忘れていましたが、
そんな時に久々にトラブルが発生したのです。
【右のミラーが折れる!!】
【マフラーのネジがなくなる!】
■これが福島~仙台~秋田~津軽~八戸と来て、
一気に石巻まで南下する時にほぼ同時多発的に発生しました。
確か釜石と大船渡の間くらいだったと思います。
これ、バイクに乗ってる人は分かると思うのですが、
左のミラーはなくても、右のミラーがないとめっちゃ困るのです。
追い越し車線に入って、追い抜く時に右ミラーがないのは死活問題でした。
カブのミラーちゃん、
長年の潮風を浴びる島暮らしのサビと、
3000㎞の東北旅の振動で限界を迎えたようです。
でも、まあなんとか誤魔化して走れてはいたのですが、
またマフラーが爆音を叫びだしたのです(笑)。
オイオイまたかよ!と思ってみたら、
マフラーを留めているビスが、1本なくなっていました。
こちらも長距離の振動に少しずつ緩んでいたようです。
ミラーはともかく、マフラーは何とかしなければいけないので、
セブンイレブンの駐車場で色々いじっていると、
「小笠原ナンバーの兄ちゃん、何やってんの?」と地元の元ライダーさんが親身に話しかけてくれました(^^♪
色々世間話して、その土地のバイク屋も紹介してもらって電話したのですが、
その2件の対応が悪く、見事にたらい回し&避けられたのを見て、
地元の方が、「この先のホーマックに行った方がいいよ」と言ってくれて、
見事にピッタリの部品と右のミラーを購入することが出来ました♡
修理費用は1400円(#^.^#)
修理を終えての温泉は最高ですね♪↑こちらは那須塩原のみかえり温泉
【チェーンが伸びる】
■こちらは3000㎞も走っていれば当たり前の現象です。
カブはチェーンがカバーで守られていて、チェーンが伸びてくると、
そのカバーにあたる異音がしてきます(新聞配達でよく聞く音です)。
東北一周をして、岩手の途中あたりで気になって来たので、
石巻の友人のお宅の庭先でメンテさせて頂きました。
車載の限られた工具を広げながら
近所の人とああだこうだ話しながらバイクをいじる時間って、
結構幸せだったりします(^^♪
チェーンは調整範囲の限界なので、
母島に戻ったら交換するつもりです。
こちらは那須塩原にあった烏森神社。
色んな場所の神社をお参りしては旅の安全と家族や友人の無事を祈りました。
【燃料が切れる!!】
■こちらはあまり深刻ではないのですが、
何度かあったことです。
カブ90は4ℓタンクで、そのうち1ℓが予備タンクとして設計されています。
燃料タンクはシートの下にあって、メーターもそこにしかないので、
燃料切れを起こしてから予備タンクに切り替えて、残りの1ℓでガソリンスタンドを探すというスタイルでした。
ええ~!たった1ℓ!とは言っても、カブの燃費は素晴らしく、
1ℓで40㎞以上は走ってくれる優秀なコです。
スタンドまで100㎞以上を要する北海道じゃない限り、まあまあの所でガソリンスタンドはあるものです。
しかし、意外と盲点がありました(笑)。
朝早いのに強い僕はかなり早朝から動くのです(#^.^#)
野宿明けの時はだいたい朝4時くらいから行動開始します。
一応、1ℓのガソリン携行缶を予備として準備はしていましたが、
仙台~秋田へ向かう道中にガス欠を起こしました。
大体150㎞に1回くらいの給油サイクルなのです。
田舎の方のスタンドがこんなにも24時間がないとは知りませんでした(#^.^#)
仙台と秋田の中間地点ら辺の長めのいい所で昼寝(朝寝かもw)して、
スタンドの開く7時まで待っている時間もなかなかいい時間でした☆
結局、1ℓの携行缶を使ったのは仙台~秋田のみで、
携行缶を使っても足りなかった事態には至りませんでした♡
【他ライダーたちとの出逢い】
■想定外をハプニングとするならば、
他ライダーさんとの出逢いも嬉しいハプニングの連続でした(#^.^#)
前回の記事にも書きましたが、
ライダー同士のすれ違いの挨拶、ヤエー!ももちろん最高なのですが、
青森の津軽半島の蟹田から下北半島の脇野沢に渡る時、
ライダーさんが数人乗船していて、色々とお話できたのがまた最高でした♪
たった1時間の船旅ですが、今この瞬間を楽しむバイク旅をしているという共通項は、
あっという間に人と人との距離を縮めてくれます。
ライダーさん以外でも、元旅人の人が色々と話しかけてくれて、
色んな話を聞くことが出来たのも醍醐味の一つです(#^.^#)
ここで会ったよしさんとは、
その後も大間で再開し一緒にマグロ丼に舌鼓を打ちました♪
ルートの話やおすすめのお店や温泉など、
ライダーならではの情報満載で最高でした☆
【小笠原ナンバー】
■最後に紹介するハプニングは「小笠原ナンバー」です。
90ccのカブは黄色い小笠原ナンバーです。
最初は何も考えてなかったのですが、
旅を続けていると、滅茶苦茶声をかけられました。
物凄く珍しいナンバーだったみたいです。
確かに考えてみると、バイクでも排気量が大きくなると、小笠原でも車同様品川ナンバーになってしまいます。
小さい排気量ならではの市町村が管轄のご当地ナンバー。
これがトラブルの時、
ふとコンビニや宿の駐車場に停めている時、
色んな人が興味を持って話しかけてくれるキッカケとなったのです。
各地のガソリンスタンドでもいっぱい驚かれました。
「ええ!!あの島の!?」
「どうやってこのカブを運んだの?」
「凄い距離を移動しているね!」
自分が想像している以上に、
小笠原のネームバリューというものは凄いのだな、と体感しました。
今では、色んな話のきっかけにもなったこのナンバーが誇らしいです(#^.^#)
そして、7/3の葉山のカヌーレースで頂いた、レイ。
バイクでずっと一緒に旅してきました。
時には友人に「何で乾燥ワカメぶら下げてんの?」と言われたりもしましたが(笑)、
無事に竹芝でカブを船に載せた時に、すごくホッとしたのを覚えています。
このレイを作るティーリーフは小笠原から葉山へ渡り、レイとなり、ずっとお守りとして一緒に来ていたのです。
家族や友人の祈りのお陰で、
こんなあって良かった様なハプニングだけで済んで、
無事に旅を終えれたことは本当に有難いことです。
そして、圧倒的な燃費の良さ、
車載の懐の大きさ、
素晴らしい種類のカスタムパーツ、
全国どこでもパーツのある強さ、
都会でも田舎でもマッチする洗練されたデザイン、
カブの凄さを再確認するハプニングと旅でした♪
また近いうちに、こんな旅が出来ればと思っています(#^.^#)
そして今回のハプニングはどれも辛いものではなく、
旅にスパイスを聞かせてくれる極上のエッセンスばかりで、
今思い出しても楽しいネタばかりです(#^.^#)
やはり旅にハプニングは必要で、
命に別条がない限り、そのハプニングはすべて旅の醍醐味になるものだなと
今更ながらに再確認をしました☆
こんなハプニングの最中にも色んなサポートをしてくれた
シモムラさん、つよちゃん、那須自動車学校で出逢った皆さん、各地のみなさん、本当に有難うございました!
まだまだここに書ききれないエピソードは沢山あるのですが、
次回は東北出身のくせに初めての東北旅をテーマに書いてみようかと思います。
お楽しみに!
有難~いことに一度も事故や怪我に見舞われなかったのですが、
少々のマシントラブルはもちろんありました☆
今回はそちらの紹介をしたいと思います(#^.^#)
スパーカブ90DX、26歳。
鉄カブ、キャブ車と言われ、生産が終わって20年以上経過した今でも、
人気と信頼がアツい機種らしいです。(今回、旅するまで全然知らなかったのですがw)
機械いじりは大好きなので、
母島を出発する前にできる限りのメンテも自分自身で行いました。
前後のタイヤとブレーキシュー交換、チェーンの張り調整、グリスアップくらいですが…
このカブ90を中古で母島まで送ってくれたオートパーツシモムラさん。
今回、茨城の土浦に向かう際に取手市のお店に伺って、一気にメンテしていただいたのですが、
その時に心配された箇所が幾つかありました。
・マフラーの根元がヤバいかも
・延長の荷台が途中で折れなければいいけど…
・スプロケット摩耗してるけど、なんとか大丈夫かな
・チェーンの伸びもそろそろ交換に近いかも…
そのうちの1点、マフラーが持つかとても心配してくれていました。
実は僕も母島を出る3日前に気付いた箇所でした。
しかし、交換するには発注、受取、工事と時間がかかり、そんな猶予はありませんでした。
記念すべき、最初のトラブルはそのマフラーちゃんでした!!
【マフラーが折れた!!】
■東京~土浦~葉山~佐野と移動してきて、まったくトラブルのなかった6日間。
自分が思ったよりもバイク移動ができる事が分かり、
「全部スムーズなだなぁ~」なんて思っていた矢先の事でした☆
栃木の佐野の友達と20年ぶりの再会を果たし、
フォークリフト講習の待つ那須塩原に向かっている最中に事が起こりました。
突然、カブのマフラーが田舎の暴走族サウンドのそれに変身してしまったのです!
おっ?と思ったけど、走りには問題ないので、目的地に着いてからビックリ!
見事に心配していた箇所、根元がわお!バックリと折れていたのです(#^.^#)
那須自動車学校の宿舎の前でバイクの下に寝転がりながら、
色々いじってると、素敵な皆さんが集まって来てくれて、
「お~小笠原ナンバーのにーちゃん、どうしたよ?」
「近くのバイクいじりの好きなやつ紹介するよ」
「ここにも工具あるべよ」
色んな方が親身になってくれて、
もうこれだけで旅の醍醐味であり、トラブル様♪と思える瞬間でした(#^.^#)
色々電話したり相談してハッキリしたのは、
・新しいマフラーが那須塩原に届くのは2日後
・2日後は那須塩原のどこのバイク屋も定休日
・現時点で走行に支障はないが、音は激しい♡
でした。
2日後にはもうフォークリフトの講習を終えて、
福島に行く予定で、その福島の泊り先が整備工場の友人だったので、
修理はそちらにお任せして、那須塩原では応急処置と部品の受け取りのみとなりました。
(色々決まってストーリーズに状況を投稿したら、茨城のシモムラさんが「直しに行くよ!!」と言ってくれて、
めっちゃ嬉しくて泣きそうでした☆ありがとうございます!)
1日那須塩原の滞在を延長して、北上をずらせば那須塩原で修理できたのですが、
今回は仙台以降のスケジュールをずらしたくなかったので、こういう選択となりました。
■そんなわけで、このままでは地元の友達に逢いに行くにも、
近所の温泉に行くにも爆音で行かなければいけません。
自動車学校の先輩には
「直管(チョッカン)の音イイね♪」と褒められましたが(笑)、
近所迷惑であることには変わりありません(#^.^#)
シモムラさんと電話で相談し、
応急処置の材料を買いに近所のホームセンターへ。
アルミテープと針金を購入、空き缶もゲット!!
この時も大先輩に頂いた十特ナイフたちが大活躍しました♪
最初は加工しやすいアルミ缶を使って折れた個所を包んだのですが、
近所の温泉に行って帰って来たら、
見事に破裂して吹き飛んでいたので、
今度は堅めのコーヒースチール缶を加工し、
この応急処置は見事福島まで持ちました!!
ひゃっほう!!
■2日後、講習を15時に終えて、那須塩原から福島に向かう時、
地元の休業日のバイク屋さんで新マフラーを受け取り(休日対応、ありがとうございます!)、
一路、福島市へ。
福島の名メカニックつよちゃんのあっという間の職人技で、
見事カブ90のマフラーは新品に生まれ変わりました♡
つよちゃん、朝早くからありがとう!!
応急処置もここまでは持ってくれたし、
ここまで頑張ったマフラーちゃんも本当にお疲れ様でした♡
こんな見事に生まれ変わりました♡
その後は東北一周の終盤まで、
なんのマシントラブルも発生しませんでした。
今思うとこのマフラーのトラブルもこのタイミングでなければ、
色々と面倒な事になる状況でした。(部品待ちの日程、直せる人の位置など)
絶妙なタイミングの采配をした神様に感謝です!
僕自身も新しい土地のバイクツーリングが楽しすぎて、
すっかりマシントラブルのことなんて忘れていましたが、
そんな時に久々にトラブルが発生したのです。
【右のミラーが折れる!!】
【マフラーのネジがなくなる!】
■これが福島~仙台~秋田~津軽~八戸と来て、
一気に石巻まで南下する時にほぼ同時多発的に発生しました。
確か釜石と大船渡の間くらいだったと思います。
これ、バイクに乗ってる人は分かると思うのですが、
左のミラーはなくても、右のミラーがないとめっちゃ困るのです。
追い越し車線に入って、追い抜く時に右ミラーがないのは死活問題でした。
カブのミラーちゃん、
長年の潮風を浴びる島暮らしのサビと、
3000㎞の東北旅の振動で限界を迎えたようです。
でも、まあなんとか誤魔化して走れてはいたのですが、
またマフラーが爆音を叫びだしたのです(笑)。
オイオイまたかよ!と思ってみたら、
マフラーを留めているビスが、1本なくなっていました。
こちらも長距離の振動に少しずつ緩んでいたようです。
ミラーはともかく、マフラーは何とかしなければいけないので、
セブンイレブンの駐車場で色々いじっていると、
「小笠原ナンバーの兄ちゃん、何やってんの?」と地元の元ライダーさんが親身に話しかけてくれました(^^♪
色々世間話して、その土地のバイク屋も紹介してもらって電話したのですが、
その2件の対応が悪く、見事にたらい回し&避けられたのを見て、
地元の方が、「この先のホーマックに行った方がいいよ」と言ってくれて、
見事にピッタリの部品と右のミラーを購入することが出来ました♡
修理費用は1400円(#^.^#)
修理を終えての温泉は最高ですね♪↑こちらは那須塩原のみかえり温泉
【チェーンが伸びる】
■こちらは3000㎞も走っていれば当たり前の現象です。
カブはチェーンがカバーで守られていて、チェーンが伸びてくると、
そのカバーにあたる異音がしてきます(新聞配達でよく聞く音です)。
東北一周をして、岩手の途中あたりで気になって来たので、
石巻の友人のお宅の庭先でメンテさせて頂きました。
車載の限られた工具を広げながら
近所の人とああだこうだ話しながらバイクをいじる時間って、
結構幸せだったりします(^^♪
チェーンは調整範囲の限界なので、
母島に戻ったら交換するつもりです。
こちらは那須塩原にあった烏森神社。
色んな場所の神社をお参りしては旅の安全と家族や友人の無事を祈りました。
【燃料が切れる!!】
■こちらはあまり深刻ではないのですが、
何度かあったことです。
カブ90は4ℓタンクで、そのうち1ℓが予備タンクとして設計されています。
燃料タンクはシートの下にあって、メーターもそこにしかないので、
燃料切れを起こしてから予備タンクに切り替えて、残りの1ℓでガソリンスタンドを探すというスタイルでした。
ええ~!たった1ℓ!とは言っても、カブの燃費は素晴らしく、
1ℓで40㎞以上は走ってくれる優秀なコです。
スタンドまで100㎞以上を要する北海道じゃない限り、まあまあの所でガソリンスタンドはあるものです。
しかし、意外と盲点がありました(笑)。
朝早いのに強い僕はかなり早朝から動くのです(#^.^#)
野宿明けの時はだいたい朝4時くらいから行動開始します。
一応、1ℓのガソリン携行缶を予備として準備はしていましたが、
仙台~秋田へ向かう道中にガス欠を起こしました。
大体150㎞に1回くらいの給油サイクルなのです。
田舎の方のスタンドがこんなにも24時間がないとは知りませんでした(#^.^#)
仙台と秋田の中間地点ら辺の長めのいい所で昼寝(朝寝かもw)して、
スタンドの開く7時まで待っている時間もなかなかいい時間でした☆
結局、1ℓの携行缶を使ったのは仙台~秋田のみで、
携行缶を使っても足りなかった事態には至りませんでした♡
【他ライダーたちとの出逢い】
■想定外をハプニングとするならば、
他ライダーさんとの出逢いも嬉しいハプニングの連続でした(#^.^#)
前回の記事にも書きましたが、
ライダー同士のすれ違いの挨拶、ヤエー!ももちろん最高なのですが、
青森の津軽半島の蟹田から下北半島の脇野沢に渡る時、
ライダーさんが数人乗船していて、色々とお話できたのがまた最高でした♪
たった1時間の船旅ですが、今この瞬間を楽しむバイク旅をしているという共通項は、
あっという間に人と人との距離を縮めてくれます。
ライダーさん以外でも、元旅人の人が色々と話しかけてくれて、
色んな話を聞くことが出来たのも醍醐味の一つです(#^.^#)
ここで会ったよしさんとは、
その後も大間で再開し一緒にマグロ丼に舌鼓を打ちました♪
ルートの話やおすすめのお店や温泉など、
ライダーならではの情報満載で最高でした☆
【小笠原ナンバー】
■最後に紹介するハプニングは「小笠原ナンバー」です。
90ccのカブは黄色い小笠原ナンバーです。
最初は何も考えてなかったのですが、
旅を続けていると、滅茶苦茶声をかけられました。
物凄く珍しいナンバーだったみたいです。
確かに考えてみると、バイクでも排気量が大きくなると、小笠原でも車同様品川ナンバーになってしまいます。
小さい排気量ならではの市町村が管轄のご当地ナンバー。
これがトラブルの時、
ふとコンビニや宿の駐車場に停めている時、
色んな人が興味を持って話しかけてくれるキッカケとなったのです。
各地のガソリンスタンドでもいっぱい驚かれました。
「ええ!!あの島の!?」
「どうやってこのカブを運んだの?」
「凄い距離を移動しているね!」
自分が想像している以上に、
小笠原のネームバリューというものは凄いのだな、と体感しました。
今では、色んな話のきっかけにもなったこのナンバーが誇らしいです(#^.^#)
そして、7/3の葉山のカヌーレースで頂いた、レイ。
バイクでずっと一緒に旅してきました。
時には友人に「何で乾燥ワカメぶら下げてんの?」と言われたりもしましたが(笑)、
無事に竹芝でカブを船に載せた時に、すごくホッとしたのを覚えています。
このレイを作るティーリーフは小笠原から葉山へ渡り、レイとなり、ずっとお守りとして一緒に来ていたのです。
家族や友人の祈りのお陰で、
こんなあって良かった様なハプニングだけで済んで、
無事に旅を終えれたことは本当に有難いことです。
そして、圧倒的な燃費の良さ、
車載の懐の大きさ、
素晴らしい種類のカスタムパーツ、
全国どこでもパーツのある強さ、
都会でも田舎でもマッチする洗練されたデザイン、
カブの凄さを再確認するハプニングと旅でした♪
また近いうちに、こんな旅が出来ればと思っています(#^.^#)
そして今回のハプニングはどれも辛いものではなく、
旅にスパイスを聞かせてくれる極上のエッセンスばかりで、
今思い出しても楽しいネタばかりです(#^.^#)
やはり旅にハプニングは必要で、
命に別条がない限り、そのハプニングはすべて旅の醍醐味になるものだなと
今更ながらに再確認をしました☆
こんなハプニングの最中にも色んなサポートをしてくれた
シモムラさん、つよちゃん、那須自動車学校で出逢った皆さん、各地のみなさん、本当に有難うございました!
まだまだここに書ききれないエピソードは沢山あるのですが、
次回は東北出身のくせに初めての東北旅をテーマに書いてみようかと思います。
お楽しみに!