小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

沢山の気付きを頂いた父島ショートトリップ① 真面目(笑)編

2022年10月08日 | 父島

■今回は久しぶりに単身で3泊4日の父島ショートトリップに行ってきました☆
最初の目的は、最近、高所伐採の仕事が続いている中で、
父島でフルハーネスの講習があり、僕も参加できる!ということで行ってきました。

しかし、例によって先日の東北旅同様に、それ以外の時間も盛り沢山で(笑)、
大好きなみんなのお陰で沢山の気付きを頂いたので、
勢いのまま記事を書いてみたいと思います(#^.^#)

いつも旅というものは目的の他の要素が、
面白く、かつ深みを与えてくれる気がします♪
関わった父島のみんな、どうもありがとうございました!

帰りのははじま丸の船上で、乱舞するカツオドリを眺めながら、
今回父島で学んだことに色々と想いを馳せていました。

今回の気付きは改めて、
共に過ごせる仲間がいて、
素晴らしい大切な時間を共有できるということは、
なんて有難いのだろうと思いました♡

そして、大の大人が日々の日常の中でも、
楽しく遊んで、感動したり、ドキドキワクワクしたりする事の大切さを
再確認しました☆

過去に8年位住んでいた父島ですが、
アウェイであるが為のメリットが沢山ありました!
周りになんの有人島もない小笠原において、
50㎞隣に父島があり、仲間がいることが、
本当にありがたいとしみじみ思いました(^^♪


■いつも見る母島の夕陽とは違う夕陽を眺めます。
父島の人は本当に沢山の人が夕陽を味わっていると感じます。

ベタ凪だったので、扇浦でSUPでサンセットボヤージングをしている人もいて、
ツアーや接待でなく、
ごく日常的に大自然を味わう人が多いのが、とても素敵に感じました(#^.^#)

今回も滞在のメインは父島の山の方の扇浦エリア。
こちらのエリアに住む友人は、
本当に大自然の中で暮らし、
色んな事にチャレンジしていて、
いつも刺激を沢山頂きます(#^.^#)

着いたその日も、
その時の出会いとご縁で過ごし、
あっという間に友人宅で夜になっていました(笑)。
ヨガに参加するはずが…(#^.^#)

滞在2日目はフルハーネス講習の日。
朝からどのお知らせを見ても開催場所も時間も書いていないのが島らしさ(笑)。

まあどーせ8時か9時開始だろうと思って出発しようと思ったら、携帯が鳴りました。

なんと北朝鮮からミサイルが!!
青森、北海道、東京の島に警報が鳴り、
一気に平和な雰囲気が豹変しました。

母島より都会の父島だから、
こういう警報が聞けるのかと思ったら、
初だったようです。

後に、東京の島は誤報だと発表されましたが、
島のみんなに想定していなかった緊張が走りました。
こんな現実を目の当たりにして、
やはりできる限り、戦争のない世界を子供たちに託したいと心底思わされました。


■そんな緊張のあと、
無事にフルハーネス講習☆

このフルハーネス講習がとても面白かったです!
参加前から座学ばかりと書いてあり、
実はげんなりしていたのですが、
蓋を開けてみれば、
現場で即通用する知識のオンパレード。

結論から言うと、
フルハーネスを推奨しないという、
フルハーネス講習でした(笑)。

今年の1月から高所作業においてフルハーネスの義務化がされていて、
僕も便利屋で高所伐採をする機会があり、
色々悩んでいたのですが、
造園業においてはフルハーネスを推奨しないという話を聞いて、
とても納得しました。

高所作業におけるフルハーネス義務化の意味は、
高所からの転落、墜落時に命を守るためのものなのですが、
造園業に関しては、そもそも落ちないように色んな装備を整えるので、
落ちてからの安全ではなく、
落ちないように安全を確保するというスタンスが明確に違うそうです。


さらに、
今回のフルハーネスの義務化は過去の安全帯に代わるものであり、
そもそも絶対に安全と分かっている箇所にかける安全帯と、
造園業における安全確保は全く違うもので、
しっかりと安全が担保されていない木にアプローチするもので、
この法律とは離れた意味を持つそうです。
つまり、違法とならないそうです。

なので、
造園業では従来通り、シットハーネスを用いているのを推奨しているそうです。

実際に島でもこの法律の施行で、
造園業でもフルハーネスの義務と思っている方も多く、
内地でもそういった混乱が続いているそうです。

造園業におけるフルハーネスの使用は、
高所作業車に乗って、安全帯の代わりに使用するくらいが現実的な使用例だそうです。

一般社団法人 日本造園組合連合会のプロに教わりました!
どうもありがとうございました☆



■講習の日の夜はNPO法人ONE LIFEの総会に参加しました☆
僕は一応、理事なんです(#^.^#)

みんなで1品を持ち寄り、
これまでの活動を振り返り、
今後の活動を話し合います。

今回もワクワクするような今後の活動が挙げられてきていて、
ぜひ母島でも実施したいものがあるので、
とても楽しみです♡

参加の僕の1品は
母島ローゼルの塩漬けと父島バジルのサーモンパスタ☆

ハッキリ言って実験でしたが(笑)、予想以上に美味しくできて好評で嬉しかったです(#^.^#)

ワンライフの活動で、父島の人もあまり知らないこの場所が、
とっても素敵になるかも知れません♡


■講習翌日は予定を1泊延ばし、
父島のゴミ処理施設「クリーンセンター」の視察をさせて頂きました。

普段、母島でゴミ回収の仕事をしていて、
父島に送って処理してもらっているゴミも多いので、
どのように処理しているのか知りたかったし、
常日頃のお礼も伝えたかったのです。

父島では様々なゴミが、
色んな形で処理されていて、
母島のリレーセンターでは拝めないものが沢山ありました!!

島に暮らして、気を付けてはいますが、
常にゴミを出しながら暮らしている僕にとっても、
回収する身としても沢山の気付きがありました♪

案内してくれた村の職員さんも、とても博識で、
すごく勉強になりました。
どうもありがとうございました☆

今後のゴミの出し方、仕事での処理の仕方にも活かせそうです!
懐かしい顔ぶれにも挨拶出来て、とても楽しいひと時でした。

島のみんなにも島で暮らして出るゴミが、
どう処理されて、どう処分されて、
どのように送られているのかを知って欲しいと思います。

それが少しでもゴミを出すマナーの向上にもつながると思うし、
ゴミや資源を考える事にもなると思うのです。

ワンライフで
発電所、上下水道施設、ゴミ処理施設などの
大人の社会科見学を実施していければと思うので、
実施の際にはぜひご参加ください(^^♪


■そんな学びの連続の前後には
余暇というか、主目的というか、
色んな遊びや過ごしたり、関わったりする中で
沢山の気付き、喜び、リフレッシュ、感動がありました(#^.^#)

次回はそれについて書こうと思っていますが、
続編を書こうと思うと、
ホットに書きたい事例が発生し、どんどん追いつかなくなっています(笑)。

どうしようかな(笑)。

今年だけでも
東北資格取得ツアー
海岸清掃
の続きを書けていません。

忘れる前に書かないと~(汗っ)

父島ショートトリップ②へ続く

【おまけ】
Instagramに行きのははじま丸船上のカツオドリ動画をアップしました☆
最近、リール動画に音楽を付けれる(著作権問題をクリア)ことを知り、ちょっと始めて見ました。
この「アシタカせっ記」の旋律はすごく好きなんです☆