小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

SUPで海と繋がる1ヶ月~ついにイルカに逢えました♡

2020年10月21日 | SUPライフ 母島
■念願のSUPが母島に届いて1ヶ月。
ほぼ毎日SUPを漕いでいます(笑)。
SUPにどハマりしています(*^_^*)

強風でボードを運ぶのが危ない日以外は基本的に毎朝SUPを漕いでいます。
(時化で沖に出れない日は脇浜内で練習)
ここまで自分がハマると思っていませんでした♡

そしてついに昨日、SUPで念願のイルカちゃんに出逢う事ができました♡

と言っても、漕ぎながら写真を撮れるほどではないので、この写真は先週船から撮ったハシナガイルカの群れです。
SUPで会った場所もだいたい同じです。

SUPをしていて、時々遠巻きにイルカを見かける機会はありましたが、
昨日は見事にSUPのすぐそばで出逢う事ができました♪

可愛いハシナガイルカ達でした(*^_^*)
40匹くらいの群れです。

沖からSUP方向にやってきて、
囲まれました(*^_^*)

しかし、ボートに比べて速度も出せないSUP(ハシナガイルカはスピード好き!?)。
素っ気ない野生のイルカたち(*^_^*)。
ちょこっと様子見をされた後は、何もなかったように行ってしまいました(笑)。

しかし、僕はとっても幸せな気持ちでした♪

エンジンのある船でなく、動力を使わないSUPやカヌーでイルカに逢えたことに、どこか安堵感があるのです。
感謝の気持ちに包まれました♪

ウミガメや沢山のお魚、海鳥たちにも毎日逢えています(*^_^*)

最近はアジサシやカツオドリとの時間が楽しいです♪


■毎朝のSUPは朝焼け、朝日から始まります。
これが1日の始まりとしては最高なんです♪

まず海に一礼してから、海に入り、毎回お祈りをします。
大自然に感謝し、
家族、島のみんなに感謝し、
無事に帰って来れる事を祈ります。

そのあとは15分くらい脇浜の海上でヨガをしてから沖に出ます。

基本的には向かい風、向かいのうねり方面に30分漕いで、帰って来ます。

凪の時はこの時間で四本岩くらいまで行けますが、
荒れている時は波の立つところでずっと波乗り練習です(全然まだ乗れませんw)。


僕はよくこのオオモリ博士のサップチャンネルの動画を参考にさせてもらっています!
本当に分かり易くて、とても為になっています♪
ありがとうございます!

南風のときは南の蓬莱根を目指します。

荒れて、波がある海も楽しいけど
久々の凪の海は、やっぱり気持ちいい♡

距離を測ってみると6.5kmありました。
これくらいだと途中泳いだり休憩をはさんで90分くらいのコースです。

SUPはなんと1時間で1000kcal消費するエクササイズなのだそうです!
数か月後、これで引き締まった体になるはず(笑)!?

SUPはとにかく常にバランスを取りながら、パドリングをするので、
体幹が鍛えられるそうです。
そして、パドリングはカヌーで漕ぐのとほぼ変わらないので、
毎朝パドリング練習ができます♪

僕は母島でカヌーを漕ぐ時はステアをする場合が多く、
なかなか集中してパドリングだけする機会が少なく、
自分にとっても課題になっていたので、これは嬉しい側面です(*^_^*)


蓬莱根は世界で一番美しい場所とも言われているので(*^_^*)、
毎回その風景が楽しみです♡

SUPは目線が高いので、
とても景色がいいです(*^_^*)

朝の気持ちのいい景色の中漕げるのは、
本当に有難いことだと思います。

そして人数を集めなければ沖に行けないカヌーと違い、
ひとりでも沖に行けてしまいます。
これはこのコロナ渦では本当に有難い側面でした。

久々に行った大潮の満潮時の蓬莱根は砂浜が水没していました(*^_^*)


■SUPについては簡単に書いていますが、
ここまで来るのには20年の島暮らしと、
カヤックやカヌーで日々沖に行く経験、
素人ながらも毎日漕いでいる経験で沖に行けていると思ってます。

間違っても気軽には行っていません。

マリンスポーツを極めている訳でも、
毎日漁に出て海を学んでいる訳でもありません。

しかし、風、うねり、潮の流れ、危険な生物、色んな要因があるのを考慮しなければいけません。
色んな想定を考えて、何度もトライ&エラーを繰り返します。

SUPはあまりに気軽な為に実際に海難事故も多く、
沖に行くと帰って来れないケースもあるそうですので、
初めての方は本当に良く気をつけて、練習をして、備えをして臨んで下さい。

絶対に死んではいけないし、島の漁協さんなどに迷惑をかけるようなことにはならない様に注意して下さい!
そして、「海にお邪魔している」という気持ちを忘れないでやっていこうと思います。


そんな朝SUP海面から拝む朝日が本当に美しいんです(*^_^*)
毎日違っていて、全然飽きません。

北風や北のうねりの時は北の四本岩を目指します。

途中のおりょう根付近など、いい波が立つポイントがあるので、そちらも楽しみのひとつです。
くどいようですが、まだ全然波に乗れません(笑)。

■そんな夏の終わりを感じさせる10月の母島。
すっかりお日様も沈み、
夜の帳が迫って来ているのに、
海面のSUPに飛び乗るという新しい遊びを始める島の子供達がいます。

あまりに楽しそうで帰るぞとなかなか声をかけづらい(笑)。
こーゆーのを楽園というんでしょうね(#^.^#)

前浜から見ていて、なんて平和な景色なのだろうと思います。


子供達は放っておくと真っ暗になるまで海で遊んでいます。

これは毎日の夕方の光景です(笑)。


■一方、祝日の健全な昼間もやっぱり海は子ども達の世界。

みんな飛び込みが大好きです。

保育園児や小学校低学年の頑張る飛び込みも楽しいし、
上級生の美しい飛び込みも見ていて、そのフォームの美しさに感激します♪



■大人はそんな子供たちを横目にシュノーケル(笑)。

今日の北港はアホみたいに魚だらけでした♡

今年は台風も少なくて、いつも冷たい北港が水温30度超えの異常事態でした。
現在は28度まで下がり、白化減少したサンゴも少しずつ戻って来ています。
産後は詳しくないので種類は分からないのですが、
テーブルサンゴも枝サンゴも真っ白になっていましたが、少しずつ戻って来ています!

そんなまだまだ海で遊べる小笠原です。



■なんと母島には普通の信号機がありません。
だけど、時々道路工事に伴う信号機が置かれます。

内地ではなんでもない信号待ちですが、
島暮らしではなかなか待つのに慣れていないかも(笑)。

ちなみに
父島には2か所も信号機があります。
父島には道路のセンターラインもあります。


■10/11は御嶽神社の例大祭の日でした。

新型コロナの影響で、農業者のみによるご祈祷のみとなりました。

午前は神社、及び参道の掃除。
日々の収穫、自然に感謝し、今後の豊作を祈ります。

今年もローゼルを奉納させて頂きました。


ご祈祷の瞬間だけ、まさかの土砂降り。
来年の水不足の心配はなさそうです(笑)。


ご祈祷後は美味しい手作りお弁当を家族で頂きました。

いつも当たり前にできていたことが、できなくなって、
その当たり前が本当に有難いものであったことを実感します。

そして、その中で、できることを模索し、前に進んでいく大切さも再確認しました。
本当に有難うございました!!


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