→海岸清掃①の続き
10年以上放置され続け、通称ゴミ海岸と呼ばれた大沢海岸を綺麗にした感動の後、
続編を書くつもりが、なんと1か月も経ってしまいました(笑)。
生活していれば、それだけドラマが生まれるので仕方ないですね☆
いよいよ海岸清掃 ご褒美編です!
■大沢海岸の海岸清掃を行った2日間。
参加メンバーが数名代わっているのですが、
2日間とも素晴らしいご褒美がありました♪
メジャーな目線で言えば、
1日目はミナミハンドウイルカ
2日目はハシナガイルカ
と出逢えたことなのですが、
僕にとってのご褒美はもっと違うものでした♪
僕にとってのご褒美は
“みんなが喜びを共有できたこと”だったのです☆
とても有難いことですが、
母島で生活していて、
毎日のように海に出ていると、
イルカはさほど珍しい存在ではなく、
今回のように一緒に遊んでくれるととても嬉しいのですが、
それもしょっちゅうではないにしろ、島ではあることです。
だけど、一緒に船に乗っている仲間が、
全員海でイルカに出逢えて、
イルカと海の中で全員が過ごせる、
そして泳いだ後にみんなが超笑顔で過ごしているというのが、
とても嬉しくて、僕にとってはそれが一番のご褒美でした(#^.^#)
■参加メンバーの中に翌日の船で内地に行ってしまう若者がいました。
彼は島に知り合いがいるので、
1か月の長期で初めての母島滞在をしていました。
1日目のミナミハンドウイルカが母島の鬼岩を過ぎて登場した時、
みんながドルフィンスイムをしながらも
何度か海に入ったり船に戻ったりを繰り返している中、
彼だけは遠慮して海に入っていませんでした。
「明日の船で帰るんでしょ?イルカ初めてなんでしょ?次は入っておきなよ~」
と声をかけ、少々強引に誘っちゃいました。
次のターンで海に入る時、彼は一番最初に海に飛び込んでいきました。
イルカ達は好奇心にスイッチが入ったのか、
何度も僕たちの所に戻って来ては遊んでくれます☆
僕と同じく、20年くらいのキャリアのある父島と母島で暮らした経験のある友人も、
このイルカちゃん達との絡みは過去最高かも!と言うほどでした♪
僕にとってもここまで30分以上も付き合ってくれるハンドウちゃんは久しぶりでした☆
参加した全員がイルカちゃんを堪能した後、
船の上で明日の船に帰る彼に聞いてみました。
「どうだった?最後に入って良かったでしょ?」
「はいっ!!最高でした♡」
と最高の笑顔を頂きました☆
眼がキラキラしています(#^.^#)
もうそれでオールオッケー!!
いや~強引にでも誘ってみて本当に良かった♪
参加したみんながゴミ回収したのを忘れるほど、
恍惚とした満足な笑顔で帰路の船に揺られています♡
ダイナミックな母島の北端にある鬼岩
■僕自身19歳で正真正銘のカナヅチ状態で小笠原に初めて来て、
ライジャケを着ても沖の海は怖くて入れませんでした。
当時サザンクロスⅤ(東城船長)という船の上で、
イルカと泳いだ後の強面のおじさんの笑顔がたまらなく超可愛く見えて、
いいなぁ、俺もイルカと自由に泳ぎたいなぁ、と思って、
ユースで出逢ったしげちゃんに泳ぎの特訓をお願いしました。
早速、父島の前浜でシュノーケルを着けて、
恐る恐る海に入りました。
しげちゃんは「大丈夫、体の力を抜いて浮いてごらんよ!」と手で優しくフォローしてくれています。
フワって、体が浮いた時の感動、
しげちゃんの良かったな!という笑顔は忘れられません♪
今では毎日のように海に行き、
SUPでも10m以上深い海でも、
難なく泳げるようになった僕ですが、
ずっと怖かった水で泳ぐのを大好きにしてくれたのも、
イルカという存在と人の笑顔だったのです☆
1日目は海岸が超綺麗になったという達成感は薄かったのですが、
船にいっぱいのプラごみの傍ら、
みんなでイルカで満面の笑顔になるというご褒美で終了しました☆
■2日目はなんと行きと帰りにハシナガイルカに出逢いました☆
ハシナガイルカは一緒に泳いで遊んだミナミハンドウイルカとは違い、
船の帆先などで波に乗って遊ぶタイプのイルカちゃんです。
小柄で流線型のスタイリッシュな体型、
アクロバティックにキリモミジャンプをしたりするのは、
こちらの種類です。
海に入るとあっという間にいなくなってしまう場合が多いのです。
ノッてくると、船の周りで遊んでくれます☆
ハシナガちゃんはハンドウちゃんよりもずっと多い数の群れで行動する場合が多く、
圧倒的な数で見応えがあります。
北港のこの海域でSUPやシュノーケリングで会うことはあるのですが、
なかなかそのスピードでは付き合ってもらえないのですが、
今回は動力船なので、バッチリ船と伴走してくれました♡
ここで問題が発生しました。
なんとイルカでテンションが上がっているのは、
僕を含め2名だけ(笑)。
他の10名くらいのみんなは、
イルカはもうお腹いっぱいのご様子(#^.^#)
確かに昨日も参加した人は
昨日のイルカが凄かったので分かるのですが、
2日目だけの参加者も数名いたのですが、
イルカはもう大丈夫なテンション(笑)。
船長も「え?イルカもういいの?」と笑ってしまうほど、
贅沢なリアクションでした☆
イルカにズキュンとくるタイプもいれば、
目の前にいてもそうでもないタイプもいて、
人はそれぞれで本当に面白いと思いました(^^♪
今回はイルカよりも魚が好きなメンバーが多く、
そんなリアクションがとても贅沢で、
たまらなく面白い光景でした(#^.^#)
そんな訳で遊ぶ気満々のイルカを置いて、
次のレクポイント四本岩へ(#^.^#)
四本岩は母島の西側に位置する大きな4本の岩がそびえたつポイントで、
とても多くの魚が見られることが多いです。
この日もムロの大群、
ササヨやイシガキダイ、
カッポレなどを見ることが出来ました♪
四本岩の真ん中の水路には
時々2mを超えるイソマグロの群れを見ることもあり、
大迫力で大好きなポイントです。
カッポレさんが近づいてきました。
カッコいい!!
漁船の近くには不思議な浮遊物が。
これはなんだろう?
帰ってから、参加メンバーのかたが調べて教えてくれました。
サルパと言うホヤの仲間だそうです☆
サルパは、生物学上ホヤの仲間に分類される樽形でプランクトン性の尾索動物である。
収縮により、寒天質の体に水を通すことで移動する。
この推進方法は、ジェット推進としては動物界において効率の良いシステムのうちの1つである。
吸引した水を体内の捕食フィルターで濾過し、植物プランクトンを摂取する。
そんな出会いもあり、2日目メンバーも四本岩で大満足して、帰路につきました(^^♪
10年以上放置された海岸を2日間かけて海岸清掃した2日間。
沢山のゴミで1350kgに及ぶプラごみを片付けて大変でしたが、
みんなで見違えるように海岸を綺麗にできて感動でした☆
さらにはみんなでワイワイやるのは本当に楽しくて、
帰りのご褒美も逸品でした(#^.^#)
僕にとっては満足そうなみんなの顔が一番のご褒美でした☆
後日、大沢海岸に巡視に行った都レンジャーさんが
「ジャイアン!完璧!!超綺麗だったよ!!お疲れ様☆」
と嬉しい報告をくれました(^^♪
最後に船を出して一緒に作業もしてくれた朋漁丸の家族のみなさん、
予算を用意してくれた環境省、運営してくれたアイランズケアのみなさん、
本当にありがとうございました☆
また来年もやるぞ~~!
10年以上放置され続け、通称ゴミ海岸と呼ばれた大沢海岸を綺麗にした感動の後、
続編を書くつもりが、なんと1か月も経ってしまいました(笑)。
生活していれば、それだけドラマが生まれるので仕方ないですね☆
いよいよ海岸清掃 ご褒美編です!
■大沢海岸の海岸清掃を行った2日間。
参加メンバーが数名代わっているのですが、
2日間とも素晴らしいご褒美がありました♪
メジャーな目線で言えば、
1日目はミナミハンドウイルカ
2日目はハシナガイルカ
と出逢えたことなのですが、
僕にとってのご褒美はもっと違うものでした♪
僕にとってのご褒美は
“みんなが喜びを共有できたこと”だったのです☆
とても有難いことですが、
母島で生活していて、
毎日のように海に出ていると、
イルカはさほど珍しい存在ではなく、
今回のように一緒に遊んでくれるととても嬉しいのですが、
それもしょっちゅうではないにしろ、島ではあることです。
だけど、一緒に船に乗っている仲間が、
全員海でイルカに出逢えて、
イルカと海の中で全員が過ごせる、
そして泳いだ後にみんなが超笑顔で過ごしているというのが、
とても嬉しくて、僕にとってはそれが一番のご褒美でした(#^.^#)
■参加メンバーの中に翌日の船で内地に行ってしまう若者がいました。
彼は島に知り合いがいるので、
1か月の長期で初めての母島滞在をしていました。
1日目のミナミハンドウイルカが母島の鬼岩を過ぎて登場した時、
みんながドルフィンスイムをしながらも
何度か海に入ったり船に戻ったりを繰り返している中、
彼だけは遠慮して海に入っていませんでした。
「明日の船で帰るんでしょ?イルカ初めてなんでしょ?次は入っておきなよ~」
と声をかけ、少々強引に誘っちゃいました。
次のターンで海に入る時、彼は一番最初に海に飛び込んでいきました。
イルカ達は好奇心にスイッチが入ったのか、
何度も僕たちの所に戻って来ては遊んでくれます☆
僕と同じく、20年くらいのキャリアのある父島と母島で暮らした経験のある友人も、
このイルカちゃん達との絡みは過去最高かも!と言うほどでした♪
僕にとってもここまで30分以上も付き合ってくれるハンドウちゃんは久しぶりでした☆
参加した全員がイルカちゃんを堪能した後、
船の上で明日の船に帰る彼に聞いてみました。
「どうだった?最後に入って良かったでしょ?」
「はいっ!!最高でした♡」
と最高の笑顔を頂きました☆
眼がキラキラしています(#^.^#)
もうそれでオールオッケー!!
いや~強引にでも誘ってみて本当に良かった♪
参加したみんながゴミ回収したのを忘れるほど、
恍惚とした満足な笑顔で帰路の船に揺られています♡
ダイナミックな母島の北端にある鬼岩
■僕自身19歳で正真正銘のカナヅチ状態で小笠原に初めて来て、
ライジャケを着ても沖の海は怖くて入れませんでした。
当時サザンクロスⅤ(東城船長)という船の上で、
イルカと泳いだ後の強面のおじさんの笑顔がたまらなく超可愛く見えて、
いいなぁ、俺もイルカと自由に泳ぎたいなぁ、と思って、
ユースで出逢ったしげちゃんに泳ぎの特訓をお願いしました。
早速、父島の前浜でシュノーケルを着けて、
恐る恐る海に入りました。
しげちゃんは「大丈夫、体の力を抜いて浮いてごらんよ!」と手で優しくフォローしてくれています。
フワって、体が浮いた時の感動、
しげちゃんの良かったな!という笑顔は忘れられません♪
今では毎日のように海に行き、
SUPでも10m以上深い海でも、
難なく泳げるようになった僕ですが、
ずっと怖かった水で泳ぐのを大好きにしてくれたのも、
イルカという存在と人の笑顔だったのです☆
1日目は海岸が超綺麗になったという達成感は薄かったのですが、
船にいっぱいのプラごみの傍ら、
みんなでイルカで満面の笑顔になるというご褒美で終了しました☆
■2日目はなんと行きと帰りにハシナガイルカに出逢いました☆
ハシナガイルカは一緒に泳いで遊んだミナミハンドウイルカとは違い、
船の帆先などで波に乗って遊ぶタイプのイルカちゃんです。
小柄で流線型のスタイリッシュな体型、
アクロバティックにキリモミジャンプをしたりするのは、
こちらの種類です。
海に入るとあっという間にいなくなってしまう場合が多いのです。
ノッてくると、船の周りで遊んでくれます☆
ハシナガちゃんはハンドウちゃんよりもずっと多い数の群れで行動する場合が多く、
圧倒的な数で見応えがあります。
北港のこの海域でSUPやシュノーケリングで会うことはあるのですが、
なかなかそのスピードでは付き合ってもらえないのですが、
今回は動力船なので、バッチリ船と伴走してくれました♡
ここで問題が発生しました。
なんとイルカでテンションが上がっているのは、
僕を含め2名だけ(笑)。
他の10名くらいのみんなは、
イルカはもうお腹いっぱいのご様子(#^.^#)
確かに昨日も参加した人は
昨日のイルカが凄かったので分かるのですが、
2日目だけの参加者も数名いたのですが、
イルカはもう大丈夫なテンション(笑)。
船長も「え?イルカもういいの?」と笑ってしまうほど、
贅沢なリアクションでした☆
イルカにズキュンとくるタイプもいれば、
目の前にいてもそうでもないタイプもいて、
人はそれぞれで本当に面白いと思いました(^^♪
今回はイルカよりも魚が好きなメンバーが多く、
そんなリアクションがとても贅沢で、
たまらなく面白い光景でした(#^.^#)
そんな訳で遊ぶ気満々のイルカを置いて、
次のレクポイント四本岩へ(#^.^#)
四本岩は母島の西側に位置する大きな4本の岩がそびえたつポイントで、
とても多くの魚が見られることが多いです。
この日もムロの大群、
ササヨやイシガキダイ、
カッポレなどを見ることが出来ました♪
四本岩の真ん中の水路には
時々2mを超えるイソマグロの群れを見ることもあり、
大迫力で大好きなポイントです。
カッポレさんが近づいてきました。
カッコいい!!
漁船の近くには不思議な浮遊物が。
これはなんだろう?
帰ってから、参加メンバーのかたが調べて教えてくれました。
サルパと言うホヤの仲間だそうです☆
サルパは、生物学上ホヤの仲間に分類される樽形でプランクトン性の尾索動物である。
収縮により、寒天質の体に水を通すことで移動する。
この推進方法は、ジェット推進としては動物界において効率の良いシステムのうちの1つである。
吸引した水を体内の捕食フィルターで濾過し、植物プランクトンを摂取する。
そんな出会いもあり、2日目メンバーも四本岩で大満足して、帰路につきました(^^♪
10年以上放置された海岸を2日間かけて海岸清掃した2日間。
沢山のゴミで1350kgに及ぶプラごみを片付けて大変でしたが、
みんなで見違えるように海岸を綺麗にできて感動でした☆
さらにはみんなでワイワイやるのは本当に楽しくて、
帰りのご褒美も逸品でした(#^.^#)
僕にとっては満足そうなみんなの顔が一番のご褒美でした☆
後日、大沢海岸に巡視に行った都レンジャーさんが
「ジャイアン!完璧!!超綺麗だったよ!!お疲れ様☆」
と嬉しい報告をくれました(^^♪
最後に船を出して一緒に作業もしてくれた朋漁丸の家族のみなさん、
予算を用意してくれた環境省、運営してくれたアイランズケアのみなさん、
本当にありがとうございました☆
また来年もやるぞ~~!
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